ネオパラ山(838m)

 ポイント
 最初は登山マラソンコース(林道)を辿り、大きく左にカーブする沢沿いから609m、山頂と真っ直ぐ登って行く。609m上辺りからの展望は素晴らしく、札幌市街が一望できる。山頂の海側には小樽湾や小樽の山々が広がる。
西野市民の森ルート

 アクセス
 分かり難いので、Googl Map等で事前に調べることをお勧めする。登り口となる西野市民の森入口(登山マラソンコース)の林道ゲート前には5台程度の駐車スペースがある。人気のコースなので土日祭日は満杯になり、路駐も多くなる。除雪もされてないことがあるのでスコップ必携。 
西野市民の森の駐車場 途中の看板

 国土地理院地図 GPSトラックは「2005.1.9」の地図帖へ 周辺地図
 1月9日 <2005(H17)年 往復スキー8.843km 登り2:44 下り1:00>
 駐車場に着くと、旋回場に犬を連れた人が二人いて、犬が中々動いてくれない。動くまで待っていたら、ようやくリードを引っ張り連れていった。旋回して、駐車場所に停めると、犬が寄ってきた。飼い主が犬に何かを言い聞かせていた。どうやら、犬を載せて散歩にくる人がいて、その犬に惚れ込んでいるようで、車が来る度に駆け寄って行くらしい。
 愛棒と別れて、ストックが違うことに気が付いたが、仕方が無く古いストックで登る。始めは林道を辿るが、直ぐに送電線下から斜めに短絡路を辿り、また、林道に出た。林道には倒木があり、その都度、頭を低くして通過する。林道は良く踏み固められていて歩きやすかった。林道が大きく左にカーブする辺りから沢沿いに入る。暫く、展望の利かない林の中を進むと、急登が待ち構えている。地図の中の峰(482m)目掛けて真っ直ぐ登って行き、一息入れて、振り返ると札幌市街も良く見えるようになる。何時の間にか先行者に追いついてしまうが、先行者は尾根方向に登って行った。
林道から沢沿いへ 中の峰辺り 急登から札幌連山 先行者が
 山頂方向も真っ直ぐ前に見えてくる。また、比較的平坦な林の中を辿って行くと、地図の609mとなり、急登が待ち構えていた。急登の上、新雪が深いので汗をかきながら登って行く。
頂上方向を望む 林を抜けると 地図の609m辺りから 新雪が深い
 急登からは、隣の手稲峰、札樽道、その後にモエレ山、JRタワー、三角山、大倉山、奥三角山、藻岩山と札幌市街が見えて来る。
                     ←大
手稲峰            モエレ 札樽道   JRタワー 三角 奥三角 藻岩
 急登から3人連れが上がって来た。急登を越えると、高度が上がり角度が変わるので、札幌市街や三角山が新鮮に感じられる。急登を過ぎると傾斜が緩んで平らになる。
二番目の急登 609mの上から札幌市街 609mの上から 平らな傾斜に
 頂上が間近に見え出すが、先程の3人連れは影も形も無かったが、振り返ると、まだ、石狩湾新港から札幌市街が一望出来た。頂上らしき所には、途中で追い越していった3人連れが食事の準備をしていた。この山頂の木はカマクラ状になっている。頂上からも石狩湾新港が良く見えていた。
頂上間近 新港と札幌を 頂上 石狩湾新港を
 頂上で、山頂を一周しようと歩いてみたが、誰も辿った跡はなかった。ネオパラスキー場のハウスが近くにあるが、使っていないようだった。手稲山を望むと山頂から滑り降りてくるスキーヤーが見えた。頂上は風が強く、吹きさらしで、倒木が多かったが、何とか見て回る。烏帽子岳や手稲山も良く見え、小樽湾は真っ白な銭函天狗山の後に見えていた。
スキーハウス 烏帽子岳 手稲山 小樽湾と銭天
 山頂方向へ発達した雪庇の上を歩いていると、青空と樹氷が綺麗で暫し見惚れる。また、石狩湾新港や三角山も良く見える位置があった。見惚れていて雪庇を踏み外すが、この雪庇は海側から山側に庇が発達しているので滑り落ちる心配はなかった。
 いよいよシールを外して下るが、最初の急斜面で深い雪にスキーを刺して転び、スキーを外してようやく立ち上がる。股裂きのストレッチ状態だった。それでもどうにか、札幌市街に吸い込まれるように下る。
樹氷と青空 石狩湾新港 三角山を 札幌市街を

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2005(H17)年1月9日(日) 曇り時々晴れ 往復スキー8.843km 登り2:44 下り1:00
 7:58西野市民の森駐車場→8:47林道から沢へ→9:25P482m→10:02P609m→10:42山頂11:25→11:43P609m→11:55P482m→12:09沢から林道へ→12:25西野市民の森駐車場