上追分山(385m)
=手稲山東=

 ポイント
 西野市民の森の奥に見える鉄塔がある三角形の山だ。晴れていれば、市街地と藻岩山が良く見えるだろう。
宮の沢南緑地ルート

 アクセス
 宮の沢南緑地(宮の沢3条)は宮丘公園の北西にあり、上追分川沿いに道を登ると、真正面に380m峰が見える。
 この角を道なりに右折すると直ぐ、左に宮の沢南緑地がある。
 国土地理院地図 周辺地図
真正面に上追分山が 宮の沢南緑地
 2月11日<2005(H17)年 往復スキー3.382km 登り1:26 下り49>GPSトラックは山の地図帳「2005.2.11」へ
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 全く予想もしていなかった良い天気にのこのこと出かける。最初はネオパラの駐車場を目指すが、除雪されておらず、入口に2台が駐車していた。それ以上は地元の住民に迷惑がかかるので、宮丘公園の西野側に行って見るが、駐車場は無い。戻って、宮丘公園ゲート前に除雪して駐車したが、よく見ると駐車禁止だった。
 仕方が無く、上追分川沿いの宮の沢側の道に入ると、上追分山が目の前に見えてくる。入口にはチエーンと看板があり駄目らしい。少し上がって行くと、宮の沢南緑地があった。そこの傍に駐車し、公園に上がるとよい景色だった。公園から痩せ尾根を辿り地図にある151mを目指す。公園の上に上がると、送電線が頂上にある三角点「宮の澤(311m)」が良く望まれる。良く見ると風車がゆっくり動いていた。151mからは上追分山も見え出す。
公園から手稲方向 宮丘公園が 三角点:宮の澤と風車 151mから上追分山を
 コブを下ると手稲リハビリーセンター方向から道が上がってくる。歩くスキーのトレースも付いていた。ここからは景色が良く、一際高いJRタワー、三角山、藻岩山、鉄塔のある上追分山が一望できた。道の下には何の施設か照明塔が数本ある広場があり、その広場にトレースが続いていた。そこを横切って南下し、尾根を乗り換える。ラスカル亭さんによると、ゴルフの練習場だったが、今は野球場らしいのだ。どうやら、私有地なので、必用最小限の記述に留めておきたい(写真も無し)。
 始めは、鉄塔を目指すが、ブドウやコクワの蔓類が多く、ルート作りに難儀をする。小さなコブが出てきて、右に行くか左に行くか迷うが、左からかわす。鉄塔の上が直ぐ頂上に見えたが、結構遠く感じた。尾根は風が強いのか雪が抉れていて上り難い。吹雪模様になり、市街地が霞んできた。
JRタワーが見える 三角山と藻岩山 鉄塔のある上追分山へ 市街地が霞んで
 頂上へは尾根が細く奥へ延びていたが、吹雪模様になったので、愛棒が一歩手前で頂上宣言をする。私は少し痩せ尾根の奥に進んでみるが、雪庇と風で雪が抉れているので歩き難い。藪の中にネオパラ山が見えたので引き返す。
 早速、カップヌードルを霞んでしまった市街地と藻岩山、ゲレンデの白い筋が付いている三菱山を見ながら食べ、早々に下る。下りは真っ平な施設の中のトレースを使わせていただく。
細尾根の奥に頂上 藪の中にネオパラ山 藻岩山が霞んで 木の隙間を滑る

 =山名考=
 山の名前と標高は以前は西野380m峰としていましたが、国土地理院の地図に埋め込まれたデータの最高値は384.2mとなっている。また、GPSの値を地図の350mの等高線上で表示される値と比べて、最高点のGPSの値を補正しても385mはある(GPSの0点補正をしていないので)。このことから山名が西野380m峰では整合性がないので、上追分川の源頭に当たる山として上追分山(385m)としてはどうかと思います。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2005(H17)年2月11日(金) 曇り時々晴れ 往復スキー3.382km 登り1:26 下り49
 12:09宮の沢南緑地→12:39林道へ→13:35山頂14:10→14:59宮の沢南緑地