十万坪(三角点名373.7m)

 ポイント
 藪山なので頂上からの展望は良くない。北北東尾根に二つの岩塔があり、岩塔からの展望は良い。
桂岡ルート

 アクセス
 自宅の手稲から自転車で下手稲線を走り、国道5号線に出て、ラルズマートの柵に自転車を括り付ける。
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 12月24日<2009(H21)年 ラルズマートから往復ツボ足+スノーシュー5.115km 登り1:30 下り46>
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 そのまま真っ直ぐ山へ向うと、左にタワーのような建物のある銭函浄水場が現れ、住宅地が途切れそうになるところを右に入る。春香山の登山口に辿り着くが、駐車場は除雪がされていなかった。登山口には、ストックを忘れた人のためなのか数組ぶら下っている。
 登山道の雪は締まっていて長靴でも埋まらない。東尾根を回り込んだ所で、ス ノーシューを履く。尾根を上がって行くが、既に、自転車の疲れが出て中々ペースが上がらない。尾根の所々にピンクテープがぶら下っていたり、北海道の保安林の看板があるところをみると、夏にも登っている人がいるのだろうか。
春香山の登山口 東尾根 518m峰 保安林の看板
 東尾根の登りでは、冬木立越しに南岳、銭天、518m峰や、市街地が時々見えて来る。山頂の輪郭がくっきりとするころ、隣りの尾根には岩塔が2つ現れる。山頂に着いたら、ピンクテープが山頂で途切れる。テープを付けた主はここが目当てなのだろうかと思う。最高地点と思われる木には白いテープも見られるが、三角点は深い雪の中で見ることは出来なかった。
春香町市街 山頂が 2つの岩塔が 山頂
 山頂からは春香町市街地、銭函天狗山、南岳が見えていた。細長い山頂を奥に行って見るが、冬木立の中へ下って行くだけで見通せないので、山頂へ引き返す。
春香町市街 銭函天狗を 南岳を 山頂へ引き返す
 山頂に戻ると、日が当たっている小樽の赤岩山が小さく見えた。時計を見たらもう、1時半になろうとしていたので、立ちながらパンを頬張り直ぐ下山する。
 帰りは、岩塔を見ようと北北東の尾根を下ることにする。岩塔に着くと、上は尖りすぎているので登らず、岩塔の間に上がって見る。以前、庚甲草山の岩塔に登って壊してハンガーで補修したスノーシューなので、注意しながら登る。すると 、円弧を描く石狩湾がすっきり見えた。
 この尾根には所々に白いテープがぶら下っている。下るに連れ藪が濃くなり、最後は団地を造成した時に切り崩されたのか、崖になっていた。崖を迂回して何とか降りる。
小樽が 岩塔 石狩湾 崖の縁に
 帰りの自転車は泥除けとタイヤの間に雪が挟まり、大ブレーキだった。暗くなる前に何とか逃げ帰る。

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 山行記録
 2003年12月24日 曇り ラルズマートから往復ツボ足+スノシュー5.115km ラッセル20cm 登り1:30 下り46
 11:51ラルズ→12:09登山口→12:16東尾根へ→13;21頂上13:36→13:40北北東尾根へ→13:43岩塔→14:05住宅地→14:22ラルズ