チップサップ川657m峰

 ポイント
 道道604号線は、冬期通行止め区間があり、時期によって何処まで入れるかはその時次第だと思う。地図に載っていない林道が山頂直下まで付いているので、林道を辿ると楽だ。放牧地なのか立ち木が無いので、展望は良い。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
三角点:幌似ルート

 アクセス
 国道5号線の国富トンネルを抜け、小沢の手前から道道604号線を目指す。道道604号線を右折すると、直ぐ左側に舗装道路が分岐するが、次の舗装道路を左折する(この舗装道路はコの字で繋がっていた)。右に、三角点:幌似を見ながら、携帯電話のアンテナをやり過ごすと、右側に放牧地に入る取り付き道路の入口があり、駐車させていただく。駐車地点からは目指す山頂が見えるが、奥のワイスホルンの方が気になる存在だった。
 国土地理院地図 GPSトラックは「2014.4.14」の地図帖へ 周辺地図
山頂方向を
 4月14日<2014(H26)年 往復スキー6.195km 登り1:48 下り24>
 真っ白な放牧地に入ると、岩内の海と市街地、堀株(ほりかっぷ)の岬に白い原発、兜山、珊内岳、余別岳、八内岳、累標岳、稲穂峠のパノラマが展開している。原発に事故の無いことを祈りながら、右側に目を転じる。
                     ←大
原発 兜山 珊内岳  余別岳        八内岳 累標岳     稲穂峠
 稲穂峠から、銀山、大黒山、阿女鱒岳、余市岳、本倶登山、無意根山、中岳、喜茂別岳、頭だけの羊蹄山が続いていた。
                     ←大
銀山  大黒山 阿女鱒岳 余市岳 本倶登 無意根 喜茂別岳     羊蹄山
 羊蹄山の頭をみながら、羊蹄山の全容を見られることを期待しながらワイスホルンを目掛けて登って行く。右手にも真っ白な岩内岳が頭を出してくる。直ぐ、林道のカーブになるが、林道のカーブ部分だけを通過し林に入る。林の中では、木立の影が幻想的だった。
ワイスホルンが 岩内岳が 林道 林を
 ホオノキを見上げると、実が付いていて、冬芽は膨らみを増してきていた。再び、林道を横切るが、この林道は下っていた。グーグルの地図では、この林道からビラ川沿いに林道が延びているはずだが、傾斜も緩いことから林の中を登って行く。林の中は地図では分からない小さな起伏がある。540m地点で、林道に上がると、林道沿いの木立の切れ目から真っ白な無意根山が見えて来る。
ホオノキ 下る林道 林道に 無意根山
 林道がほぼ等高線に沿って延びているので、真っ白な八内岳をバックに共和町市街が見える。林道が山頂に向かって登って行くと、雪原に出る。雪原からは羊蹄山や岩内の海が綺麗に見えて来る。
共和町 雪原 羊蹄山 岩内の海
 雪原から振り返ると、原発、兜山、珊内岳、余別岳、八内岳、累標岳、稲穂峠、大黒山のパノラマが楽しめた。
                     ←大
原発 兜山 珊内岳 余別岳      八内岳 累標岳   稲穂峠 大黒山
 山頂を見上げながら登って行くと、余市岳から無意根山もすっきり見えてくる。山頂に上がると、アガゲラが待ってくれていた。羊蹄山もワイスホルンの尾根越しになるが綺麗に見えていた。
山頂直下 余市・無意根 アカゲラ 羊蹄山
 地図では657m地点は奥にあるが、羊蹄山、ワイスホルン、直ぐ行けそうな隣の728m峰を眺めながら、景色の良いピークに陣取る。
                     ←大
羊蹄山                    ワイスホルン
 昼には程遠いので、麦芽風味の炭酸飲料とココアを飲みながら、温かな日差しを背中に受け、岩内岳や日本海をぼんやりと眺める。
           ←大
岩内岳             日本海
 ピークで羊蹄山をバックに記念写真を撮し、八内岳に向かってゲレンデ状態の滑り降りる。広いので、極力大きなカーブを描いて滑り降りる。標高500m地点の林道のトラバース部分をカットして、起伏の無い林道を滑り降りる。林道から放牧地に出ると、停滞電話のアンテナと三角点:幌似の黄色看板が見えた。
ピーク 八内岳に向かって ゲレンデを滑る 駐車場所が
 

山行記録冬山4へ   次岩内岳へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2014(H26)年4月14日(日) 晴れ 往復スキー6.195km 登り1:48 下り24 登り1:48 下り24 スキー
 7:56駐車場所→8:19林道へ→8:37林道へ→9:09林道へ→9:44山頂10:24→10:31林道を滑る→10:45林道から離れる→10:48駐車場所