朝里ダム展望広場(240m) |
ポイント 忘れられたように句碑が駐車場の一角にひっそりと佇んでいる。広場からは屏風岳と天狗岳をバックにオタルナイ湖、朝里ダム、朝里大橋が望める。 |
アクセス 小樽(朝里)から道道1号線を定山渓方向に辿る途中にある「朝里ダム」の上にある(ダムを過ぎて直ぐ左手に目立たない看板がある)。 国土地理院地図 周辺地図 |
6月18日<2009(H21)年> |
舗装道路を上がって行くと駐車場があり、その一角にひっそりと歌碑が佇んでいた。近づいて見ると、「金児杜鵑花(かねことけいか)」の句碑だった。内容は山の上には似つかわしくないと思いながら読んで行くと、「魚留めの滝」の傍にあったのを移設したようだ。 納得して、句碑を後にして、目の前の広場への階段を登る。この階段は、高さが均一でないので、足元がおぼつかない。山道だと思って登ると良い階段に思える。広場はインターロッキングブロック舗装をした上にベンチと東屋がある。 |
句碑 | 解説板 | 広場へ(大×) | 上の広場 |
金児杜鵑花句碑 み彿に瀧のしぶきや百合の花 この句碑は昭和十年八月十六日、俳句世界小樽支部発足 に建立された。当初、朝里川上流魚留の滝近く魚籃観音、 滝見観音の傍らにあったが、戦後観音像とともに朝里川温 泉元湯ホテル庭内に移された。平成六年観音像が定山渓岩 戸観音に合祀されたため、この地に移された。 金児杜鵑花 本名 農夫雄 明治二十七年三月十四日、北海道余市町生まれ。少年時代 より俳句に志す。 塩谷小学校、堺小学校などに勤務の後、 大正七年上京。昭和六年初めての総合俳誌「俳句月刊」を 創刊、昭和九年大衆俳誌「俳句世界」を創刊、後進の指導 に務めた。昭和十三年二月二十一日逝去。主書に「杜鵑花 句集」(昭和七年)など。 平成7年8月 |
まず、オタルナイ湖と朝里ダムを見る。上流には尖った天狗岳が見える。出来た当初は、ダムの下から上に通じる階段が開放されていて、行き来できたが今は出来ないようだ。湖の周りの遊歩道も閉鎖されているようだった。 |
朝里ダムとオタルナイ湖(左上の尖った山は天狗岳) |
朝里大橋のループも綺麗に見え、その中にテニスコートも見えていた。帰りに屏風岳を見て下る。下って行くとダムの付根に駐車場があり入って見る。朝里ダムの上は歩けるが、山帰りで疲れたので次回にして、朝里ダムを覗いて、ダムの解説板を見る。 |
朝里大橋 | 屏風岳 | 朝里ダムの上 | 朝里ダムの下 |
10月15日<2014(H26)年> |
朝里天狗岳に登った帰り道に立ち寄ってみた。丁度、逆光だったので上が見られず、上手く写真を撮せなかったが、登って来た朝里天狗岳が良く見えていた。 |
朝里ダムとオタルナイ湖(左上の尖った山は天狗岳) |
展望広場では、老夫婦が仲良く紅葉を楽しみながらランチタイムだった。下を覗くとループ橋の朝里大橋、海の方には平磯岬が見えていた。駐車場に下りると屏風岳と朝里天狗岳が並んでいた。 |
展望広場 | 朝里大橋 | 平磯岬 | 屏風岳 |
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二人の散歩路記録 2014.10.15 2009.6.18 |