夕張岳(1667.7m) |
ポイント きつい登りを登りきっても頂上はまだ、遥かダラダラ彼方なので、花を楽しんで歩く。 |
大夕張コース |
アクセス ユーパロ湖が見えてきてから明石まで行き、登山道に向かうが所々狭いペンケモユウパロ川沿いの林道を30分以上走ると、やっと、6台くらいしか駐車できない登山口に着く。登山口にはりっぱな看板がある。 林道ゲートの開放されている時期は年により異なり、平成18年は6月26日で、閉鎖時期は毎年9月30日までのようだ(詳しくは、空知森林管理署0126-22-1940)。林道をヒュッテまで歩くとしたら片道9kmとある。 国土地理院地図 Google Map |
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7月15日<1998(H10)年 登り3:20 下り2:45> |
登山口から直ぐに、冷水沢と馬の背コースの分岐があるが、沢の方を選んだ。登り始めから急な勾配を登ることになる。途中の水の豊富なところに、冷水沢と書かれていた。モイワシャジンや白い花を見ながら、とにかくグイグイ登って行くと馬の背との分岐に辿り着く。 次に、石原平、望岳台と続く。望岳台では滝ノ沢岳(姫岳:1352m)が望まれる。急な前岳の山腹を迂回すると憩いの沢になり、黄色いエゾノリュウキンカが満開で沢を埋め尽くしていた。登山道が平らになので、ほっとして振り返ると、前岳の稜線上に辿って来た登山道が延びていたるのが見えた。ようやく、遠くにピラミッドのような三角の釣鐘岩と頂上が見え出す。 |
モイワシャジン | 白い花 | 前岳を振り返る | 釣鐘岩と頂上(大↑) |
平な前岳湿原を辿って行くと、ミヤマキンポウゲが満開だった。金魚岩(勝手な名前)、ガマ岩、男岩(形に特徴がある)と奇岩が現れる。前岳湿原はミヤマキンポウゲの黄色い花で溢れていた。廃道の白金沢コースの痕跡を探すが、見付けることは出来なかった。 |
ミヤマキンポウゲ | 金魚岩 | ガマ岩 | ミヤマキンポウゲ(大↑) |
ガマ岩を振り返りながら、前岳湿原を辿って行くと、チョウノスケソウ、黄花シャクナゲ、ガンコウラン、コケモモ、ビン洗いのようなイブキトラノオもあったのだが、バカチョンカメラでは接写が出来ずピンボケ状態だった。辛うじて、トウゲブキやミヤマリンドウが見られる状態だった。 |
湿原からガマ岩を | トウゲブキ | ぬかるんだ湿原 | ミヤマリンドウ |
1400m湿原からは芦別岳が良く見えてくる。1400m湿原から熊ケ峰の急斜面を登り、振り返ると何時の間にま湿原を見渡せる高さになっていた。カネシオガマが咲いて来ると吹き通しと言われている裸地に出る。ユウバリソウが咲いていると思ったが、何も咲いていなかった。 |
芦別岳を(大↑) | 湿原を(大↑) | カネシオガマ | 吹き通し(大↑) |
まもなく祠があり、頂上直下の急登を登り始めると、左側から金山からの登山道が合流してくる。ようやく、頂上に上がると、青空が広がっていた。思わず、腰が抜かたように山頂標識の傍に座り込む。昼食を食べ終えて、改めて、青空をバックに記念写真を撮す。下山前に、山頂標識の後ろに前岳と姫岳が見えていた。 |
頂上直下の登り | 頂上 | 前岳と姫岳(大↑) |
気になる南の稜線を見て、下山を開始すると、菊やチングルマが咲いているのを見付ける。帰りは、馬ノ背コースを下るが、急登で疲れ果てる。ようやく、登山口に辿り着く。 |
南の稜線(大↑) | 菊とチングルマ | エゾウサギギク | 登山口 |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 1998(H10)年7月15日 大夕張コース 登り3:20 下り2:45 登山口→10→冷水分岐→51→冷水沢→16→馬ノ背分岐→22→石原平→9→望岳台→19→憩いの沢→8→前岳湿原→42→頂上→32→1400m湿原→12→ガマ岩→9→前岳湿原→8→憩いの沢→18→望岳台→9→石原平→14馬ノ背分岐→46→ヒュッテ→3→冷水分岐→12→登山口 |