余市ダム北546m峰

 ポイント
 余市ダムのルートが景色も良く無難だ。ダムまで除雪されているとなおラッキーだ。
下二股沢〜豊丘林道ルート
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 余市ダムに向って道道228号(豊丘余市停車場)線を走り、幸住学園が右に見えて来て東橋を渡ると、228号線の起点となる。起点までは除雪されているが、ダムへ行く道が除雪されていなければ、橋手前の除雪車旋回場の隅に駐車させていただく。除雪されていればダムゲートまで車で入ることができる。ダムの道が除雪されていなければ、後で除雪車が来るので邪魔にならないところに停めよう。
朝は未除雪 帰りは除雪

 国土地理院地図  GPSトラックは山の地図帳「2004.12.26」へ 周辺地図
 12月26日<2004(H16)年 往復スキー8.723km 登り下二股沢3:36〜下り豊丘林道1:48>
北の山游詩:影法師
 余市ダムへの道を走っていると、途中で除雪車を追い越す。幸住学園を右に見て進み、東橋を過ぎると、次の橋から先は除雪されていなかった。橋から先は結構前から除雪がなされていないように見えたが、橋の手前にあった除雪車のUターン場所に車を置かせてもらう。
 早速、用意をしていると除雪車が来て橋の手前まで除雪をして、旋回場所へバックしてきた。私は準備を止め除雪車の方を見ていると、窓が開き、作業員が顔を出し、私に仕事かいと聞いてきた。私は山へ行くというと、呆れ顔で去っていった。
 橋のところには「起点 道道228号線 豊丘余市停車場線」の看板があった。除雪されていない橋を渡ると、稲倉石山から派生する尾根が見えていた。間もなく分岐になるので、右折し下二股沢沿いの林道を進むと、ゲートがあり丸山が真正面に見えてきた。太陽もようやく顔を出し始め、私の影が新雪の上に伸びていた。
稲倉石山が正面に 分岐(右) ゲート・丸山が 私の影
 ゲートをくぐり、立派な林道を登る(真っ直ぐ行くと丸山)。この林道は直ぐにUターンするので、沢沿いの林道に入る。直ぐに沢に消え、滑滝が現れる。仕方がないので、尾根へ何とか上がる。後は尾根伝いにジグを切って登って行く。時折、丸山やその奥に湯内岳が見える程度で、藪の中を黙々と登る。
分岐(右) 滑滝 丸山を望む 湯内岳と丸山
 真っ白な稲倉石山を左手に見て登りだすと、突然豊丘林道へでる。右に進むと、今度は梅川林道になる。起点であって終点でもある境にでる。豊丘林道は全長3,328m、梅川林道は13,744mと記されていた。
 豊丘林道から僅かに梅川林道へ入って、直ぐに頂上へ向けて登った。湯内岳が遠くに見えていた。
稲倉石山 豊丘と梅川林道の境 梅川林道へ 湯内岳
 頂上へ登る途中丸山の裾野の先に豊丘市街が見えていた。頂上からは一段と丸山がはっきり見え、直ぐ後には690m峰、その左手には天狗岳872mが見える。頂上はピンクテープがアチラコチラに見られた。
豊丘を望む 丸山の裾野と豊丘 頂上より丸山 頂上より690m峰
 帰りは、豊丘林道を下ることにするが、これがミスジャッジだった。ラッセルした跡でないので、スキーは滑らず。気温が上がったこともあり高下駄状態にもなり、ラッセルしながら歩いて下りる。それでも、刻々と変わる稲倉石山が見事だった。標高800mだとは思えない山の姿をしている。登って来た548m峰も良く見える。
 途中で、フトモモが痙攣しだしたので、塩分不足を補うためカップヌードルを出して食べる。目の前は真っ白な雪原なので、ダムではないかと思いながら眺めていた。
稲倉石山 548m峰 稲倉石山 稲倉石山
 下って行くと余市ダムだった。ダムへの道は、朝には除雪されていなかったが、舗装が出るくらい綺麗に除雪されていた。舗装道路の滑れそうな所を選んで、少し滑り、どうにか駐車場所に戻る。
稲倉石山 天狗岳 余市ダム
 =道中記=
 今日は余市の丸山523mに行ったつもりだったが、帰って来てGPSのトラックログをカシミールにダウンロードしたら隣の546mだった。下二股沢沿いにあるゲートの付いた立派な林道に入り込んだのが間違いでした。お粗末でした。

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2004(H16)年12月26日(日) 曇り時々晴れ 往復スキー8.723km 登り:下二股沢3:36〜下り:豊丘林道1:48
 8:04道道228起点→8:08分岐(右)→8:11ゲート→8:33沢へ→8:46滑滝→10:32梅川林道始点→11:10山頂11:17→11:28梅川林道始点→12:34昼食12:51→12:52ダム→13:13分岐→13:22道道228起点