大沼・宗谷ふれあい公園展望台  =宗谷ヒストリーロード=

 アクセス
 稚内市街から国道238号線に入り東へ向かい、声問を過ぎたあたりに「道立宗谷ふれあい公園」の道標があり、右折する。左手に駐車場が見えて来て、展望台の看板が立っている。真っ直ぐ行くと立派なビジターセンターがあり、オートキャンプ場もある。ここを左折して、上がって行くと立派な展望台がある(湖畔へは大沼野鳥観察館(バードハウス)へ)。
 国土地理院地図 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 宗谷ふれあい公園でキャンプし、次の日、大沼を見に行く。展望台に着くと、大きな駐車場があり、その奥に展望台があった。近づいて行くと、円形の壁が立っていた。展望台近くの案内板を見ると、風の劇場というようだ。展望台の横からは利尻富士が見えていた。展望台を回り込むと、生活環境林道と言う看板があるが、閉鎖されていた。その看板にカラスが止っていて飛び去ろうとしない。からすの鳴き声の真似をすると、近くのカラスが飛んでくる。頭を突付かれるかとドキドキしたが、何とか飛び去っていった。
宗谷ふれあい公園(大×) 展望台 風の劇場 利尻富士
 カラスが居なくなった林道入口から大沼を覗く。湖畔には遊歩道が延びているが、閉鎖されているので下りられない。
                    ←大
大沼
 次に、展望台に上がって見ると、風の劇場の中が見える。左手には野寒布岬、正面に樺太、右手に宗谷岬が見えていた。
                             ←大
野寒布岬                     樺太         宗谷岬
 駐車場越しには凄い光を走らせている稚内空港が見える。
                    ←大
樺太       宗谷岬          稚内空港 
 下りて行くと、愛棒が風の劇場の真ん中に立ち手を打って、喚声を上げていた。中に入って見ると、中心に宗谷海峡を挟んで樺太(サハリン)の南と北海道の北の地図が彫られた円い石がある。この石に載って、手を叩くと壁に音が反響する。真っ直ぐサハリン(樺太)へ向かうように石畳があり、その上を歩いて行く。まるで、樺太に繋がっているような錯覚にさせる道だが、最後の無機的なモニュメントで現実に引き戻される。
樺太(サハリン) 風の劇場の中心 樺太の方向 モニュメント

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 二人の散歩路記録
 2009年8月26日(水) 晴れ