有利里山(uririyama:601.6m) 名母(meibo)トンネル上626m峰    OK   

 ポイント
 名母連山(仮称)は小起伏山地の様相を示す南北に長い山の繋がりがあり、最高地点は名母トンネルの上626m峰、その北に北沢山(602.7m)、南に有利里山がある。
 有利里山からは名寄市街の奥に大雪山、ピッシリ山と朱鞠内湖が良く望まれ、626m峰からは道北の函岳、ピヤシリが特に良く望まれる。上沢山の左には、ピラミダルな気になる二つの山が見える。
名母林道コース
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 朱鞠内から国道275号(美深国道)線に入り、母子里から名寄方向へ右折する。テセウルペシュペ川に架かる橋を渡ると、名母トンネルへが見え、左側に広いパーキングがあり駐車できる。
 渡って来た橋の袂に名母林道の入り口がある。名母林道は北大演習林の中にある林道だ。流石に、北大演習林内に架かる橋だけあって、手前の橋の名前は「精英樹橋」と言い、精英樹の意味は「森林の中でずばぬけて形・質などが優秀な木」ということのようだ。
名母林道の入り口から

 国土地理院の地形図  GPSトラックは「2005.4.24」の地図帖へ 周辺地図
 4月24日 <2005(H17)年 スキー>
  林道入り口⇒56分⇒有利里山⇒56分⇒名母トンネル上626m峰⇒28分⇒林道入り口
 名母林道入り口の雪壁には誰かが滑り降りた跡があった。その跡をキックして適当なステップを作りながら上ると、手作りと思われる名母林道と北大演習林の小さな看板があった。テセウルペシュペ川沿いの林道にはツボ足の跡が奥に続いていた。それを、辿って行くと今度はスノーモビルの跡が現れた。始めはスノーモビルが走ったゴツゴツとしたゴムクローラの跡を辿るが、不快なので外しながら登って行く。振り返ると苦頓別山を中心とする天塩の山々が望まれる。残念ながら朱鞠内湖は姿を見せない。道はやがて、大きく左へ曲がって行くので、右側に進路を変え有利里山に向かう。尾根筋に上ると、名母山地の最高峰となる「名母トンネル上626m峰」が望まれる。尾根を越えるとピッシリ山が顔を出す。
名母林道を辿る ピッシリ山を望む 名母トンネル上626m峰 ピッシリ山を
 平らな尾根上にある582mPと595mPの二つのピークを越えると、有利里山が目の前に現れる。この尾根は展望がすこぶる良く、右側にはピッシリ山や朱鞠内湖、苦頓別山、一寸木に隠れた三頭山、その奥に増毛の山々が連なって見渡せる。左側を見れば函岳、ピヤシリ山、名寄市街、大雪山が望まれるので楽しみながら辿る。有利里山の山頂には大きな木が無く、360°の展望が得られる。
 余りに呆気なく有利里山の山頂に着いたので、充実感が得られず、名母山地の最高点を目指すことにする。
有利里山山頂 ピッシリと朱鞠内湖 苦頓別山を ピヤシリ山を
 626m峰へ向けて来た尾根を引き返す。626m峰の左側には鬼刺山かペンケ山と思われるピラミダルな二つの山が気になる。尾根を引き返す途中で、裾野の広い函岳が真っ白な姿を現す。582m峰を越え、上がって来た地点に戻る。
来た尾根を引き返す 鬼刺、ペンケ? 函岳を望む 582m峰
 改めて、名母山地の最高626m峰を見上げる。一息入れて、最高地点を目掛けて歩き出す。一段と近づいた感じのする函岳やピヤシリ山を右に見ながら辿る。途中で、桜と白樺と名前の分からない木が朽木に抱かれるような形で生えていたが、写真にはならなかった。626m峰が近づくに従い、白樺が多くなり、遂には白樺の回廊となってしまう。
626m峰 函岳を望む ピヤシリ山を 626m峰へ白樺回廊
 全く展望が得られない林の中を進んで行くうちに、林が切れ、名寄側が崖状になった尾根を辿る。幸い、名寄側には木が無く、展望が得られる。山頂の奥に上沢山(602.7m)があり、直ぐに行けそうな気分になる。上沢山の奥には気になるピラミダルな二つの山が鎮座していた。どうも、鬼刺山とペンケ山のようだが、分からない。
白樺の林を 626m峰頂上 上沢山を望む 鬼刺、ペンケ?
 頂上からは函岳、ピヤシリ山を始め、大雪山まで見ることができた。雲が無ければ、オホーツク海も見える様な気がする。風下の山頂は暖かく、ゆっくりと昼食をすることが出来た。あまりに、天気が良いので、雪だるまを作って遊ぶ。これで、今期のスキーシーズンはクローズとなるかもしれないと思う。
函岳を望む ピヤシリ山を望む 大雪山を望む 頂上
                                         ←大
       函岳                            ピヤシリ山
 山頂にはネコヤナギの木が真っ白な芽を青空に浮かせていた。山頂を後にして、582mのコブに帰ると、また、ピッシリ山が見えて来た。相変わらず朱鞠内湖は真っ白なので、何処にあるのか、あるいは、見えるのか分からないまま、緩斜面の林道を下る。
ねこやなぎ 582mのコブ ピッシリ山を望む 緩斜面の林道
 =人造湖考=
 朱鞠内湖は珍しく、湖面が氷に覆われていない部分があり、奥にピッシリ山が顔を覗かせていた。車を停めて写真を撮る。
 朱鞠内湖は地図に載るくらい大きくて、とても人造湖とは思えないが、れっきとした人造湖だ。湖畔や浅瀬にある朽木がそれを物語っていた。何とも不思議な風景だった。
ピッシリと朱鞠内湖 朽木が累々と湖畔を覆う

山行記録冬山6へ   終わり   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2005(H17)年4月24日(日) 晴れ スキー
 8:59林道入口→9:33尾根筋→9:57有利里山10:05→10:28尾根筋→11:01名母トンネル上626m峰11:52→12:06尾根筋→12:20林道入口