剣山(1205.1m)    山頂 OK

 ポイント
 頂上はびっくりするような岩場で、晴れた時には素晴らしい展望ではないかと思われる。途中にある「一の森」、「蛙岩」、「二の森」と「三の森」を過ぎた辺りにある展望の良い岩場も寄る価値はある。
剣山神社コース
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 清水大樹(道道55号)線を走り清水町旭山を目指す。旭山に着くと市街地に剣山登山口の立派な看板があった。そこから旭山(道道859号)線に左折し山に向かって真っ直ぐに伸びる舗装道路を進む。突き当たりが剣山神社で、その前が駐車場となっていた。
 神社の北側には一般住宅と見間違うくらい立派な山小屋がある。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2006.11.3」へ 周辺地図
旭山から剣山を
 8月23日 <1998(H10) 登り:2:15 下り:1:57 >
 芽室町の上美生のキャンプ場に泊まって登った。御影の近くになると標識が出て来て、無事、剣山神社に到着する。神社の前が駐車場となっていた。登山前に登山の無事を願いお参りをする
 。一の森までどんどん登って行く。そこから少し下がり再び登って行く。途中、何回も頂上だと思った所が、コブで狐に摘まれたようだった。不動岩からは傾斜が緩み尾根道になったり、トラバースを繰り返す。途中で一枚岩の木の根が張った岩を攀じ登って行く。最後に梯子を登ると、頂上に飛び出した。
 頂上は狭く、3パーティで満杯になる。頂上の岩には剣が刺さっていた。頂上からは三の森越しに十勝平野が見える程度で、時々隣の久山岳が見え隠れする。頂上の僅かに平らな所で昼食とする。
 帰りは、コメツツジ、イソツツジ、コケモモの花を探しながら下って行く。
山頂(大×) 三の森と平野 美生キャンプ(大×)
 11月3日 <2006(H18) 登り:2:36 下り:2:04 >          北の山游詩:氷の巣滑り台
 剣山神社の駐車場に車を停めて出発する。境内に入ると駐車している車が多く面食らう。神社の向かって左に登山口があり、登山届に記入する。始め、お地蔵さんの道を真っ直ぐ進んでしまって、道が沢に下るので間違いに気が付く。久山岳へ行く道と思ったが、何かの施設への道のようでもある。引き返して、尾根に上る道を辿る。途中に、錆びて木に飲み込まれそうになっている道標があるが、解読不能だった。尾根道は534mのコブまで急な道が続く。コブを過ぎると平らな道になり、山頂も望めるようになる。また、登りになるが、笹の背丈が低い林の中を進む。
剣山神社境内を 登山口 534m過ぎで山頂を望む 笹の背が低くなる
 背丈の低い林床も遂に笹が無くなり、登山道にも岩が目立つようになる。途中に休憩するのに丁度良い広場があり、10名のご一行さんが休憩していた。せんべいを配っている中を通してもらう。何時の間にか、また、笹が生えている中を登って行くと、「一の森」が望まれるようになる。木立越しに芽室の「日本甜菜製糖梶vと思われるの工場の煙も見えて来た。「一の森」に着くと、目の前に岩塔を伴ったモノトーンの「二の森」が立ちはだかっていた。
林床に笹が無くなる 休憩に丁度良い広場 一の森を望む 一の森
 「一の森」には岩場があり、梯子も付いているので登って見た。登って来た534mのコブとそれから派生する尾根が良く見えて、その向こうに十勝平野が広がっていた。振り返ると「二の森」が遮る物がないので良く見える。黒い山肌に、白いダケカンバの幹が浮き出て、サンゴか古代文字の様にも見える。相棒は梯子の所で心配そうに見ているので、早々に下りる。次の「二の森」へと、一旦下り気味に進んで行くと大きな岩が多くなって来る。
一の森岩場 二の森を望む 十勝平野を望む 大きな岩
 水牛のような岩が現れたりもする。さびた看板の向こうに蛙岩も現れるが樹木が茂っていればどの岩なのか分からないところだ。岩の多い道を辿ると「二の森」へ到着する。「二の森」にも岩場があり、岩の窪みに祠が祭られていた。
水牛のような岩 蛙岩 二の森 二の森の祠
 岩には梯子は無いが踏み跡があったので、辿って見る。岩の隙間を使ってなんとか岩に上がると「一の森」以上の展望があり、十勝平野が一望でき、隣の久山岳、次の「三の森」も見える。相棒が下で心配そうに見ているので、ここも早々に下る。
二の森の岩場 久山岳 三の森を見上げる 十勝平野を望む
 尾根道の真ん中に不動岩が現れ、錆びた看板が木に打ち付けられていた。岩をすり抜けたり、登ったりしながら進むと、見上げる程高い一枚岩に到着する。一枚岩の縁を登ったり、基部を通過したり、木の根の階段を攀じ登ったりしながら進むと、「三の森」の錆びた看板が現れる。
不動岩 見上げる一枚岩 一枚岩の縁を登る 一枚岩の基部を行く
 「三の森」はロープで囲まれて登れないようになっていたので、そのまま通過する。相変わらず大きな岩で埋め尽くされた登山道を進む。途中に踏み跡あり、辿ってみると岩場があり、十勝平野が広がり、山頂がようやく望めるようになる。相棒を呼んで暫し、絶景に見入る。次に、「母の胎内」という名前の付いた岩が現れ、通り抜けることが出来る隙間があったが、先を急ぐ。
三の森を下る 岩場から山頂 岩場から平野 母の胎内
 山頂直下の1つ目のは梯子を登って行くと、山頂に立てられた旗がなびいていた。頂上には、以前鎖場だったが梯子が設置されていた。相棒が登っている間に、「三の森」方向を見ると十勝平野が望まれた。
梯子を登る 山頂の旗が見える 梯子を登る 十勝平野を振り返る
 梯子を登り切ると山頂に剣が祭ってある山頂へ飛び出すが、足場の狭い岩の上なので、転げ落ちない所を探す。既に先客が3名山頂に居たので、岩の比較的上にある窪んだスペースを選ぶ。頂上は岩場で狭く、傾斜もきつく、まるで三角屋根の上にいるような気分だ。子供の頃屋根に登って遊んだ記憶が蘇り、尻がムズムズする。
 雲が西から押し寄せて来たので、天気の良い内に写真を写す。見下ろすようになっても、「三の森」は一段と険しさを増して、広がる十勝平野に目が行かない。
山頂へ飛び出す 足場の狭い岩の上 剣の山頂 三の森と平野
 日高山脈に雲が押し寄せてきているので、見通しは悪いが、十勝幌尻岳、札内岳、伏見岳、チロロ岳、隣の久山岳、芽室岳が見渡せた。山座同定は山頂にいた先客が教えてくれたが、本当の所われわれには良く理解できないでいた。陽射しで温められた岩場に座り、心地よく食事をしながら山頂の同居者同士で話しが弾む。われわれの下に陣取っている男性は70歳だと言うが、そんな年には見えず元気だ。70歳でもまだ山に登る人がいて、われわれに置き換えて考え、ある意味でほっとする。
十勝幌尻・札内 伏美岳 チロロ岳 久山岳・芽室岳
 ペケレベツ岳も北側に顔を出していた。10名のご一行さんが山頂近くに来たようなので、山頂を後にする。ご一行さんと梯子のところで出っくわしたのだが、ご一行さんのリーダーは上で交差する場所が無いのを悟り先に下りてと言う。われわれはご好意に甘えて先に下る。
 「母の胎内」では反対側から岩の隙間を潜って見る。結構ザックが邪魔で苦労するが何とか這い出す。「三の森」を過ぎて、大きな1枚岩を通過し、振り返ると斜面の氷の帯が日光に光っていて滑り台のようだ。「二の森」を過ぎて、「蛙岩」に到着した時に、登りでは見落としていた踏み跡があり辿って見ると、「蛙岩」のテッペンに鎖が打ち付けられて登り易くなっていた。
ペケレベツ岳 三の森(氷の帯) 蛙岩 蛙岩の頭
 「蛙岩」からは十勝平野と「一の森」が良く見えた。「蛙岩」を振り返ると登りでは気が付かなかった錆びた看板があった。「一の森」に帰って来て改めて周囲を見回すと「大山神」の石碑があった。「一の森」から30分位下ると、お地蔵さんの道になる。登山口の作業道から尾根道の取り付きで改めて振り返ると、木に「剣山」の錆びた標識があった。
蛙岩から平野 蛙岩を振り向く 最高地点のお地蔵さん 剣山

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 二人の山行記録
年月日 98.8.23 06.11.3
天 気 曇り、晴れ 晴れ
  登 り 下 り 登 り 下 り
剣山神社 7:57 53 8:46 14:03
一の森 1:10 20 10:01 13:06
蛙岩 10:17 12:51
二の森 10:28 12:42
不動岩 22 13 10:38 12:30
三の森 10:55 12:24
後500m   28
母の胎内 11:08 12:12
頂 上 43 0 11:22 11:59
タイム 2:15 1:54 2:36 2:04