竹山(940.0m)       

 ポイント
 農免道路は長いが、放牧地は真っ白で別天地だ。下りは放牧地がスキー場顔負けのゲレンデとなる。山頂からの眺めは晴れていれば、最高に違いない。
岩山の川コース

 アクセス
 230号線(中山国道)を喜茂別町から留寿都村に向けて走り、留寿都村へ入って直ぐ、登川温泉の標識があり左折する。後は登延頃川沿いの舗装道路を辿ると、「登」で除雪終点になり、農免道路の大きな看板のある所に駐車する。旭野へは除雪されていないので行けない。
 国土地理院の地形図  GPSトラックは「2006.3.12」の地図帖へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 3月12日 <2006(H18)年 登り2:55 下り1:21 スキー>
 登の農免道路の看板を見て、登延頃川に架かる橋を渡り、廃屋の傍を通り、送電線を潜って、ひたすら平らな道を辿る。「岩山の川」左岸沿いではあるが、川面も水の流れる音も聞こえない。「岩山の川」の右又を大きくカーブを描いて通過し、また、大きくカーブしそのまま、延長線上の林に入る。林を抜け雪原(放牧地)に上がると、吹雪が待っていた。視界は利かないが、右側から留寿都スキー場のアナウンスが聞こえてくるので、位置関係が分かる。真っ白なモナカ(表面が固く中が軟い)になってしまった雪原をひたすら真っ直ぐ進む。
登の農免道路入口 ヘアピンカーブへ 林へ 林を抜けると
 目の前に防風林が見えるので、防風林の一番太そうな木を目掛けて登って行く。防風林を過ぎると、雪はモナカを通り越して、アイスバーン状態になる。少し天気が回復してきてので、偽の山頂が見え出す。この擬似山頂は直ぐそこに見えるが、何も無い雪原の奥にあるので、見た目より遠い。ようやく、貫気別岳が平行に見え出すので、山頂は近いと確信する。山頂方向を見ると樹氷の林の奥に青空が部分的に広がっていた。
防風林 擬似山頂へ 貫気別岳を望む 山頂直下
 山頂へ着くと地吹雪が待っていた。それでも、高みに立ち山頂の反対側を見渡すと、洞爺湖と早月山、本貫気別山、黒竹山と貫気別山が望まれ、昆布岳が煙って遠望された。地吹雪に耐えられず、風下の林の中に避難し昼食とする。木々は樹氷が綺麗で、たまに青空が流れ着くと更に輝きを増すようだ。突然、ヘリコプターの音がしたかと思ったら、貫気別山方向から山頂を回るようにして飛来した。直ぐに通過するのかと思った見ていたら、ホバリングをして着陸態勢を取っていたが、流石に強風で着陸はせず、飛び去った。こんな天気でも遊覧飛行をしているのにびっくりする。晴れていれば、着陸して山頂散歩でもする予定だったのだろうか。
洞爺湖と早月山 本貫気別山を望む 黒竹と貫気別 樹氷と束の間の青空
 突然、相棒がフリーズし、生き物が見ていると言ので、視線の先を見てぎょっとする。黒い生き物と目が合うが、動く気配はない。地吹雪が治まったので良く見ると朽木だった。お互いに、顔を見合わせて笑う。また、吹雪いてきて、真っ白になったので山頂を後にする。ゲレンデはエッジの効かないカリカリのアイスバーンと湿った雪が交互に横たわり、滑るには凄く危険だったので、等高線に沿い大きくジグを切って下る。それでも、時折湿った雪になるといきなりスピードが落ちるので、つまづきそうになる。
 一息入れながら山腹の滑り降りた後を見ると、山が切腹したようだった。これは「腹切り滑り」の跡だと思った。突然、山頂の真っ白く厚い幕が開き、真っ青な空が現れた。今ならさぞかし、展望が良いのではと羨む。
 ようやく、雪原に下りると、腹切り滑りから開放され、1km位真っ直ぐに滑ることができ、大満足だった。真っ直ぐな跡を振り返ると、愛棒が米粒のように遠くにいた。青空もいつの間にか無くなっていた。前方には頭を隠した尻別岳の裾野だけが羊蹄山の様に見えていた。
目のある熊の様な朽木 山頂を後にする 振り向くと青空が 愛棒が米粒に
 帰りの農免道路は滑りそうで滑らない傾斜だったので、ストックを使って漕ぎながら下る。相棒は後ろなので、漕がなくても下ることができたようだ。相棒が私のスキーの方が新しいので良く滑るから、先頭に立つと言う。試しに立たせるが、漕がないと下らないので、後ろと前の滑り方が違うことを悟ったようだ。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2006(H18)年3月12日(日) 岩山の川コース 曇り スキー
 8:32駐車場所→9:49農免道路から林へ→10:27防風林→11:27頂上12:09→12:40防風林→12:58林から農免道路へ→13:30駐車場所