生田原摺鉢山(708.1m)         OK

 ポイント
 全線舗装だが、残念ながら展望は全く無し。
夕立の沢林道コース

 アクセス
 生田原の生田原川に架かる平和橋の袂に延びる道路に入り、踏み切りを越えて、直ぐ左に曲がる道がある。その道には「生田原無線中継所」の看板が立っている。この道路を辿ると、NTTの立派な看板のある「夕立の沢林道」の入口に着く。中にゲートがあるので、入口の道端に停める。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「2006.7.22」の地図帖へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 7月22日 <2006(H18)年 登り1:25 下り44>
 舗装道路から夕立の沢林道へ入ると、直ぐに新入禁止の丸い看板の架かったゲートがある。道の中央に苔が生え、フキが道端に繁茂した簡易舗装道路を辿る。唯一の目標は200m毎に現れる距離標識だ。この距離標識によると、総延長5,140mあるようだ。10分位登った左側にコンクリートの構築物が現れる。摺鉢山には六鉱金山があるようだが、この施設なのかは木立越しには確認できなった。また、単調な道を登って行くと、蝶がオヤマノエンドウの青い花の蜜を吸っていた。後翅中央の白斑がジグザグになっているところを見るとオオチャバネセセリに違いないと思う。ふっくらして可愛い顔をしているので見惚れる。
林道へ 直ぐにゲート 六鉱金山? オオチャバネセセリ(大×)
 時間にして半分くらいの行程で十字路に辿り着く。道端には「夕立の沢林道終点」の棒杭が夏草に埋まっていた。この棒杭で、初めて林道の名前を知ることになる。静かな森の中を辿るが、上に行くに従い、林床には笹が無くなる。林の中に電波塔が現れ山頂に辿り着く。三角点の山頂はさらに奥にあり、植林地から少し辿るが倒木があり乗り越えるのが大変だった。倒木を越えると、下草は笹でないが石だらけで結構歩きにくい。三角点の山頂を諦めて帰ろうと、足元を良く見るとゴゼンタチバナが咲いていた。
十字路(林道終点) 山頂の電波塔 三角点の山頂方向 ゴゼンタチバナ(大×)
 極超短波無線中継所の看板の架かっている鉄柵を回した電波塔の周りには、休むところも無く、山に来て初めて立ち食いをする。帰りも展望の無い道を下るが、電柱の下から僅かに下界が望めた。笹の無い林床は深山の雰囲気を醸し出していた。道端にはフキを四角く食べたような跡があり、誰の仕業かと話が弾む。登りでは見つけれなかったクルマユリが風に揺れていた。
電柱下から景色が 笹の無い林床 フキを食べた後 クルマユリ(大×)
 道端には古い熊の糞があり、自然と辺りを見回す。そういえば、「クリスタルロマンオホーツクでは摺鉢山のバードウォッチがうたい文句」になっているが、小鳥の姿が無いと思った途端にウグイスが鳴きだした。私も口笛でホーホケキョと真似をすると、ケキョ、ケキョと谷渡りの鳴き声が返ってきた。変な鳥と思ったのか何処かへ飛んで行ってしまったようで、また、静寂が戻る。
 静かな中、ノリウツギ(サビタ)の白い花や蔓性のイケマの毬状の花を見ながら下る。ウバユリも咲いているが、咲いている1輪の花を見るとテッポウユリのようで綺麗だが、どうも不恰好な感じに思えてしまう。ルリトラノオの青い花に蝶の羽を持った甲虫のような虫が群がっていた。結構動きが早くどう猛そうで怖い感じだ。ゲート近くになると、登るときに出会った黒猫がお出迎えしてくれた。
古い熊の糞 ノリウツギ(サビタ)(大×) イケマ(蔓性)(大×) キスジホソマダラ(大×)
 今回は、朝の天気予報の解釈で迷ってしまい、出発時間が大幅に遅れたので、異例の午後からの登山になってしまったが、終わってほっとする。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2006(H18)年7月22日(土) 曇り
 12:10駐車場所→12:12ゲート→12:20産業遺跡?→12:53夕立の沢林道終点(十字路)→13:35山頂13:5415:10駐車場所