新陽ノ山(465.1m)南峰(460m)西側の山(409m 334m)

 ポイント
 新陽ノ山の西側斜面は、オープンバーンになっていて遮るものが無いので羊蹄山を良く望める。山頂に三角点:新陽がある。

 アクセス
 豊浦京極(道道97号)線の新陽駐車場を目指す。駐車場は羊蹄山の冬山登山口となっているので込み合っていた。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2023.3.5」へ 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 3月5日<2023(R5)年 新雪5cm 往復スキー5.674km 登り1:23 下り1:10>
 駐車場から次々と羊蹄山を目指す登山者を尻目に、道路を渡って反対側にある三角点:新陽を目指す。誰のトレースもない農道を辿って行くと、羊蹄山に雲が押し寄せて来ていた。幸い羊蹄山の北側を通過しているようだった。最初に、新陽の西側にあるP409mを登ることにして、送電線の下から尾根道を目指す。P409mの頂上に辿り着くが、展望は限られていた。
駐車場と羊蹄山 送電線下 P409m
 それでも、冬木立越しでスッキリしないが羊蹄山が見えていた。P409mからP426mを目指そうと思ったが、目の前に見える新陽ノ山のオープンバーンが目に入って、一刻も早く登って、雲のかからない内に羊蹄山を見ようと滑り降りる。コルに下ると雪原越しに羊蹄山が見えていた。カラマツ林を抜けて、オープンバーンを登って行くが、堅雪の上に5cm位の新雪が載っているので、時折ずり落ちる。西尾根の410m地点からは良く羊蹄山が望めた。
P409mから コル付近から オープンバーン 410m地点から
 西尾根の420m地点から昆布岳、P409m、羊蹄山、本倶登山と望めた。
                     ←大
昆布岳 P409m                羊蹄山              本倶登山
 新陽の山頂からは、本倶登山、余市岳、無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳、尻別岳が見えた。
                     ←大
本倶登山     余市岳    無意根山 中岳 並河岳 喜茂別岳 尻別岳
 頂上からは羊蹄山は木立越しになる。直ぐに南峰460mを目指す。南峰は地図の通り細尾根で、小さな雪庇が付いていた。南峰は木立が多く、尻別岳も羊蹄山もスッキリしない。
頂上 雪庇の尾根 尻別岳 羊蹄山
 南峰で、シールを剥がし、コルへと滑り降りる。植林地を抜けコルに下りると、目の前に羊蹄山が見えて来る。農道と思われる所を辿って行くと、羊蹄山に雲が取れていた。送電線下から帰ろうと登って行くと、下って登ることになるので、沢に逃げて道路と思われる所を辿って行く。目の前にP334mが見えて来たので、乗り越えて見ようと登って行くと、期待通りの藪山だった。それでも木立越しに羊蹄山は見えた。羊蹄山は、大賑わいだったが、こちらの低山は人っ子一人も居なかった。
コル付近 雲が取れ P334m 羊蹄山

 =雪崩考=
 今日は、堅雪の上に5cm位の新雪が載っているので、傾斜がきつい所では板がずり落ちることがあった。羊蹄山には足を踏み入れたことはないが、表層雪崩は大丈夫かと心配だった。家に帰って来て、ニュースを見たら、一人の男性が雪崩に巻き込まれて亡くなったという。ご冥福をお祈り申し上げます。羊蹄山の山頂は、時折、白く毛羽立つので風も強い時があったのだろうか。

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 山行記録
 2023(R5)年3月5日(日)
 晴れ 新雪5cm 往復スキー5.674km 登り1:23 下り1:10
 8:33駐車場→9:03P409m9:07→9:17コル→9:56山頂9:57
10:9南峰(シールを外す)10:19→10:30コル→11:00P334m→11:06駐車場