札幌連山

 ポイント
 琴似発寒川の山の手橋から盤渓峠に向かって大小の山々や瘤が南北に連なっている。この総称を誰が名付け親かは不明だが札幌連山と呼ばれている。主な山や瘤は北から、寺口山140m(山頂の北側)赤坂山140m(山頂の南側)、ネココブ156m、TV中継局157.5m、長屋の崖山(台地)167.8m(仮称)、3級基準点の山267.352m、三角山(三角点:琴似山)311.1m、西三角山(未踏:188m 200.3m)、コブ288.0m、コブ289.3m、大倉山307m、西大倉山303.0m、コブ279.1m、奥三角山354m、西コブ252.8m(今回パス)、鉱山コブ313.3m(仮称)、小別沢山328.9m(仮称)、南小別沢山317m(未踏:仮称)と盤渓峠まで連なっている。
三角山起点ルート

 アクセス
 北1条宮の沢通に「三角山散策路入口」の標識がある。「社会福祉法人札幌緑花会/緑ケ丘療育園/花園学園」等の看板のある小路に入って真っ直ぐ進むと、大きな看板の所に散策路入口がある。今回は、リンゴ園の近くにあったスペースに路駐した。赤坂山の駐車場は除雪されていなかった。
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 3月29日 <2022(R4)年 一周9.826km 4:53 つぼ足+スノーポン 単独>
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 登山口の掲示板には3月14日に熊の巣穴情報が貼られていたようだが、見ずにその上のリンゴ園付近から出発してしまう。こぶし平から哲学の道を辿って、三倉の大下りの下Gの分岐に上がる。丁度、三角山の山腹をトラバースしたことになる。3級基準点あるピーク目掛けて登って行くと、西野越しに石狩湾が望まれた。3級基準点(267.352m)から尾根筋を辿って行く。
こぶし平 G分岐 石狩湾が 3級基準点
 山頂標識が設置された西三角山へ下る尾根には、足跡があった。しかし、今日の一番の目的は西大倉山に行くことなので、行くかどうかは帰りに考えようと先に進む。途中で振り返ると、三角山が見えていた。大倉山のシャンツェを眺めて、展望ラウンジを後にする。
西三角山へ 三角山 シャンツェ 展望ラウンジ
 大倉山の地味な山頂標識を眺めて、尾根筋を辿って行くと、直ぐにベンチがある。ベンチの尾根は、少しササが立って来てはいるが藪を漕がないで雪の上を辿れた。細尾根を辿って行くと、こじんまりとした雪庇が見られた。
山頂標識 ベンチ 西大倉山へ 山頂直下
 山頂からは、意外と展望が良く、三菱山、盤渓山、奥盤渓山、三角山、砥石山、ワレ山、神威岳烏帽子岳、百松沢山、阿部山、五天山と眺められる。登山犬ルパンが最後に登った山を訪れるのが今日一番の目的だった。写真でしか見たことが無いルパンと、意識を共有した気持ちになる。
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三菱山 盤渓山 三角山 砥石山 神威岳 百松沢山 阿部山 五天山
 控えめな山頂標識を振り返り、尾根道に戻る。小別沢トンネルの上になるワレ目を横目で見て、奥三角山へと登って行く。最初は、直登しようと思ったが、斜めに登るトレースがあったので、それに従う。最後は尾根に延びる作業道へ出て、山頂目指して登って行く。
山頂標識 ワレ目 奥三角山へ 作業道へ
 奥三角山の山頂からは三角山、札幌市街、荒井山、円山、手前に神社山が見えていた。
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三角山 札幌市街 荒井山 円山 神社山
 山側には、藻岩山、三菱山、三角山、砥石山、ワレ山と続く。
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藻岩山                 三菱 三角 砥石 ワレ山
 山頂を振り返り、鉱山コブ目掛けて下ろうとしたら、ズボズボと埋まってしまう。仕方がなく、引き返してスノーポンを履く。スノーポンで快適に鉱山コブを越えて、小別沢山に辿り着く。小別沢山には、宮の森方向から登って来たトレースがあったが、盤渓峠方向からは無かった。この南の南小別沢山には行かずに、引き返すことにする。鉱山コブからは市街地が覗けた。
奥三角山頂 鉱山コブ 小別沢山頂 鉱山コブから
 奥三角山とのコルからは神社山と円山が覗けた。西側の沢には、鉱山跡の二つの小屋が見えた。この小屋には以前タヌキの巣があったが、今もあるのだろうか。コルからは、作業道を登って行く。尾根道の作業道に出て、登って来た所を振り返り、少し下って、トラバース気味の道を下って行く。奥三角山の登り口にある木の洞には、残念ながらフクロウは居なかった。ワレ目付近からは手稲山も見えていた。
コルから 鉱山跡の小屋 作業道を振り返る ワレ目から手稲山
 コブ279.1mに登って行くと、上から女性が下って来たので、待っている間にスノーポンを脱ぐ。コブに上がると、雪が結構腐ってきていてスノーポンは限界だった。大倉山を通り過ぎ、西三角山へ下る尾根に着くが、この尾根の北側の沢に熊の巣穴があると報じられていたので、今回はパスすることにした。三倉の大下りを登って三角山に辿り着くと、木立が切り払われて、札幌市街、円山、神社山、荒井山、藻岩山が見渡せた。
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円山    神社 荒井 藻岩山
 山頂からは、遠く恵庭岳や空沼岳も見えていた。三倉の大下りを下って、再び、3級基準点の山に登り返す。ピークの途中から北尾根に向かう。この尾根の裏には、熊の巣があり、母クマと二匹の子熊が冬眠している事実があったが、この時点では知らなかった。北へと尾根を下って行くと、平らになり防災工事「札幌山の手1地区急傾斜崩壊危険区域 北海道」の棒杭越しに三角山が見えていた。この辺りは、どうも作業道があるようで、歩き易かった。平らな台地上にピークを琴似発寒川の崖の名前を取って長屋の崖山とした。
恵庭岳 空沼岳 三角山 長屋の崖山
 尾根筋には、所々にピンクテープの目印が垂れていた。木立の間から市街地が望めるようになると、西野デジタルTV中継局が現れる。ここからは手稲山が覗まれた。
目印 市街地が TV中継局 手稲山
 細尾根には、ネココブの矢印があるが、ネココブを通り越してしまったようだ。ベンチも設置されていて、ジモティの憩いの場のようだ。細尾根にはトラロープも張られていた。
ネココブ ベンチ ロープ 谷分岐
 細尾根から解放されると、案内板や尾根分岐分岐の道標がある。少し行くと、旧道分岐になり、別の案内板もある。この案内板を見て、寺口山と赤坂山の位置が分かった。P140mの北側が寺口山で、南側が赤坂山だった。山頂には、赤坂山単独の標識や、二つの名称が並んだ標識もある。
案内板 尾根分岐 案内板 赤坂山頂
 山頂にはベンチが設置され、木の切り株で作られた鳥観図が木立に括りつけられていた。今日は、残念ながら平野の奥は煙っていて見渡せなかった。
ベンチ 鳥観図
 山頂からは、低山ながら展望は良く、札幌市街、円山、藻岩山、三角山、奥三角山や西大倉山の一部が見える。
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札幌市街           円山  藻岩山         三角 奥三角 西大倉
 山頂には、散策マップもある。下りは、少し戻って、旧道分岐から赤坂の谷を下って行くが、雪が腐ってきていて、ズボズボ埋まってしまう。途中で、ケルンの道標があるが、登山口へ下って行く。登山口には熊出没注意の看板が設置されていた。
散策マップ ケルン道標 熊情報 入口
 登山口から三角山の駐車場へと戻る。赤坂山の駐車場は、まだ除雪がされていなかった。途中の道も除雪されていないところがあった。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2022(R4)年3月29日(火) 晴れ 一周9.826km 4:53 つぼ足+スノーポン 単独
 6:53駐車場→10:09妙福寺門前から林道(右)→10:30P490m→10:53頂上11:0411:30奥盤渓山→12:04T4分岐(夏道)→12:20P435m→11:46駐車場