様似町の名所・旧跡
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 アポイ岳高山植物群落の碑 <2007.10.16> 国土地理院地図
アポイ岳登山口 登山道閉鎖
 アポイ岳(幌満)登山口にアポイ岳高山植物群落の碑が建立されている。現在、幌満の登山道は閉鎖されている。
 幌満ダム <2007.10.16> 国土地理院地図
幌満 幌満湖
 幌満川の上流には幌満ダムがある。ダム湖は釣りで有名らしい。
 
 ゴヨウマツ自生地 <2007.10.16> 国土地理院地図
案内板
 幌満川沿いの林道を走っていると、案内板があり停まって見ると、現在地を示す鳥獣保護区域図もある。この地図には、見慣れない幌満山が載っていた。
 近くには、半分壊れかけた石碑が3基鎮座していた。ゴヨウマツ自生地の碑が2基、五葉松自生北限地帯の碑が1基鎮座していた。真ん中の石碑は、昭和18年8月24日指に指定され、昭和42年11月24日に建立されたようだ。奥の石碑は昭和30年11月3日に北海タイムス社により建立されたようだ。右側の銅版が嵌め込まれた碑は真ん中が外れていて、何時建立されたものか不明だった。
 改めて、辺りを見回すと、幌満ゴヨウマツと思われる松が生えていた。
 
現在地点 石碑 自生地の碑 幌満ゴヨウマツ
 名     称 天然記念物幌満ゴヨウマツ自生地
 指定年月日 昭和18年8月24日

  本道のゴヨウマツ自生地は渡島半島、日高山脈の2国地にかぎられ、自生地としてこの幌満
 ゴヨウマツが指定され、渡島半島●川が自生地●●地として指定された。
  その後、十勝川上流に新たしく自生が認められたが、北限としては豊満のゴヨウマツが代
 表的である。
  指定地域は355ヘクタールあり、幌満川下流と東にあり、アポイ岳の東に渡っている。
  植生は全体としてゴヨウマツの多い針広混合林ではあるが、●●の純●説、幼●令木●●●●
 下の●生するところなどさま●て、樹齢150〜200年●●のものがかなり多い。

  注意事項
    1.歩道等の利用●●許可なく指定地域内に●●つとにならない
    2.●●の建設●●  を
    3.前項に違反、●●    ●本の生育に支障を●●●行為をしたものは文化財保護法に
     より罰せ●●
 
 ガンビの神様 <2007.10.16> 国土地理院地図
 様似大泉林道を走って、アポイ岳登山口(北口)に到着すると、ガンビの神様と記された標柱がある。その脇に、「特別天然記念物アポイ岳高山植物群落」が昭和27年3月29日に指定された旨記されていた。
 さらに、標柱の左側に階段があり、上がってみると祠が鎮座していた。ガンビの神様なのだろうか。帰って調べてもたら、以前にダケカンバの大木があり、今は朽ち果てていて、その場所に祠を建てたようだ。ガンビの神様は、雨を降らせる神様だったようだ。
白樺が綺麗 アポイ岳登山口(北口) 特別天然記念物 ガンビの神様

 名     称  特別天然記念物
            アポイ岳高山植物群落
 指定年月日  昭和二七年三月二九日
 説 明 事 項  アポイ岳は海抜八一〇メートルの山で植物
        学上の宝庫として著名である。
        ことにその標高に比較して高山植物
        の豊富なこと珍らしい植物が多い点が
        ら日本植物の最も優れた処となっている
        特に珍しい植物としてはヒダカソウと
        エゾコウゾリナでわが国ではアポイ岳以外
        には見られない
        指定地域は約三〇〇ヘクタール
 注 意 事 項  一、許可なく指定地域内の植物を採取してはならない
        二、許可なく指定地域内に立ち入ってはならない
        三、火気の使用に注意すること
        四、前項に違反した者及び植物の生育に支障を来
          す行為をしたものには文化財保護法により罰せられる

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 二人の散歩路記録 
 2007年10月16日