札幌ビール園

 アクセス
 札幌市東区北7条東9丁目2-10
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 ジンギスカンとビールの匂いに誘われて、誘蛾灯に誘われる蛾のように、ケッセルホール(開拓使館 2F)に入り込む。思う存分ジンギスカンとビールを飲んで改めて辺りを見回すと明治時代の赤レンガの建物の中にいた。3階を見上げると天上に排気管なのか4本ぶら下っていた。目の前にはケッセル(仕込釜)があり、ステンドグラスから夕陽が差込み初めていた。良い心持で、SAPPORO BIER GARTENと書かれた暖炉の前で記念写真を撮す。
排気管 ケッセル ステンドグラス BIER GARTEN暖炉大×
 開拓使館の外に出ると、赤レンガの建物にツタが覆っていた。赤レンガの建物は夕陽を浴びて、一段と赤くなり、私の顔もその反射で一段と赤味を増しているかのようだった。
開拓使館 夕陽を浴びる赤レンガ
 ビヤダルが三段重ねに無造作に積まれていたが、順番を変えると意味があるようだ。ローンにはフィアットのトラクタが白いスガノのプラウを牽引し、その傍に手押しの播種機が置かれていた。蒸留釜なのか赤銅色の金属面から光がでているかのように夕陽が反射しだした。赤レンガの建物も最後の光を放っていた。
トラクタとプラウ 蒸留釜 赤レンガの建物
 西洋の甲冑のような換気塔は既に夕暮れ時を迎えてきた。一歩、一歩、歩く度に、夕暮れが迫って来る。開拓時代の札幌を彷彿とさせるかのようなメム(湧水)風の水辺を見て、換気塔を振り返り、ファイターズの練習場の傍を抜ける。
換気塔 メム風 換気塔 ファイターズ
 蒸気機関車を見ながら、昭和の夕暮れの時に包まれる。
蒸気機関車の展示 蒸気機関車 説明板 連結器

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 二人の散歩記録
 2009年8月10日(月) 晴れ