両古美山(806m)展望台(783m)

 ポイント
 主稜線の岩場には僅かだが高山植物があり山らしい。山頂からの展望は限られるが、南西尾根の展望台からは、積丹の山々が一望できる。
 国土地理院の地形図  周辺地図
当丸峠コース

 アクセス
 古平から道道998号線を走り、神恵内村に向かう途中に「当丸峠」がある。最後のシェルタ内に神恵内村の標識があり、間もなく左手にシャッタがある。シャッターから外に出て、「神恵内二〇〇〇年の森公園」に駐車する。
 両古美山の登山口は反対側の鉄骨の通路で、シェルタの上を越えて行く。
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 6月29日 <2012(H24)年 登り1:30 下り1:20>  GPSトラックは山の地図帖「2012.6.29」へ
 駐車場で、久しぶりに履くスパッツに四苦八苦していたら、サトマサ さんだと聞こえ、隣に停まった車から北野スガワラさんご夫婦が颯爽と下りてきた。お互い話しながら準備し、スガワラさんは当丸山方向、われわれは両古美山を目指す。
 駐車場からシェルタの上に伸びる歩道橋を辿って、登山口に着く。登山道脇のタケノコは採り尽された感があるが、粘ってなんとか、少しゲットする。一つコブを越えると、一時、林が途切れ風通しが良くなり、シロバナニガナも咲いて来る。
駐車場から 登山口 コブを越えて シロバナニガナ(大×)
 主稜線を目指して登って行くと、当丸山が見える所もある。再び、樹林帯を辿って行くと、両古美山520m/展望台1,120m」の道標があり、主稜線にあがる。道端にはゴゼンタチバナが咲いていた。
当丸山が 樹林帯 両古美山520m ゴゼンタチバナ(大×)
 平らな岩の上に差しかかると、男性が下りて来た。交差できないので、待っていた。男性が立ち止まったので、愛棒がその男性に話しかける。この男性、自称70歳で埼玉から来たという。道南の袴腰岳、横津岳、毛無山、笹山・元山・八幡岳、大平山、岩内岳から雷電山を登り、今日は休養のために両古美山を登った・・・まだまだ・・・続く・・よう だった。この男性は、ニッカポッカ風だが、帽子もサングラス無しで元気だった。前歯がないので、笑うと逆さカエルのようで、愛嬌があった。男性の話が終わりそうも無いので、当丸山を見ながら、終わるのを待つ。当丸山の肩越しに羊蹄山とアンヌプリの頭が見え、チセヌプリ、目国内岳、岩内岳、雷電山が連なっていた。
           ←大
             羊蹄山         当丸山 当丸沼  アンヌプリ   岩内岳  雷電山
 何となく話を終えたので、主稜線を辿って、展望台まで行くことにする。行く手には、大きな岩が現れる。岩場には大きなアリが右往左往していた。
アカモノ(大×) 主稜線に上がる 岩が アリ(大×)
 見晴らし台への稜線にはスフインクスのような岩塔が見えてくる。登山道を横切るハイマツの幹に足を取られたり、切り株にぶつけたりしながら岩塔に到着する。岩塔を振り返り、山頂へ登って行くと壊れかけた山頂標識があった。山頂は、展望が無いので素通りして展望台へ下って行く。振り返ると岩塔は後ろに退いていた。
見晴らし台への稜線 岩を振り返る 山頂標識 岩塔を振り返る
 無沢1の分岐に差しかかると、地べたに展望台の道標が落ちていた。道端の崖には、ゼンテイカが咲いていた。展望台はコブの上にあるので、大きな岩の傍を通りながら奥へと辿って行く。
展望台の道標 ゼンテイカ(大×) 見晴らし台のコブ 大きな岩
 展望台に上がると、当丸山、羊蹄山、アンヌプリ、チセヌプリ、目国内岳、岩内岳、雷電山、岩内湾が一望される。
                                ←大
               当丸山 羊蹄山    アンヌ チセ 目国内 岩内 雷電山  岩内湾  
 無沢1の方には、三角点:珊内岳、屏風山、無沢1、ポンネアンチシ山、余別岳、積丹岳、三角点:滝ノ沢が望まれた。
                     ←大
     三角点:珊内岳   屏風山 無沢1               余別岳       積丹岳   三角点:滝ノ沢
 展望台は、虫が多いので、長居は無用と岩場を目指して引き返す。積丹岳もそうだったが、山の上なのにハエが多くて嫌になる。大きな岩を見上げながら通過し、展望台の入口から無沢1への登山道を覗いて、主稜線を引き返す。
展望台 大岩を 無沢1の分岐 主稜線
 山頂では、型どおりになるが記念写真を撮し、直ぐ立ち去る。岩塔に立ち寄り、岩の上に登ってみようと思ったが、意外と足場が悪いので止める。岩塔からは南西尾根越しに三角点:山内岳から屏風山に連なる山々を見て引き返す。
山頂(大×) マルバシモツケ(大×) 岩塔 南西尾根
 男性と会った平らな岩に辿り着き、岩塔を振り返る。ゴツゴツとした岩の上に座り、当丸山と当丸沼を目の前に、そのバックに羊蹄山からニセコ連峰を見ながらコーラを飲む。炭酸がなんとも気持ちがよかったのか、久しぶりに目を瞑ってうとうとする。  目を覚ますと、駐車場から北野スガワラさんの車が消えていた。われわれも帰ろ うと腰を上げる。
 再び、大きな岩を見ながら下山を開始する。
岩塔 当丸沼 大きな岩が 大きな岩
 この大きな岩は、薄い岩が積み重なったところがあり、危なっかしいと思う。もう、採り尽くされたタケノコを探しながら残りを頂く。シェルタが現れ、「両古美山2,200m/無沢14,900m」の看板の立つ登山口に辿り着く。
大きな岩を シェルタが 入口の看板 ノビネチドリ(大×)
 シェルタの鉄製の階段を登り返し、振り返ると、屏風山ま真正面に見えていたが、山腹に残雪があり、どうも林道のようにも見えた。シェルタの上を通り抜け、駐車場に到着する。
シェルタの階段 屏風山 シェルタを 駐車場へ
 駐車場に着くと、愛棒が当丸沼にも行ってみると言い出す。12時な んだが、昼食よりもタケノコが優先するようだ。
 4月26日 <2008(H20)年 展望台まで 登り1:30 下り1:20>  GPSトラックは「2008.4.26」の地図帖へ

 アクセス
 古平から道道998号線を走り、神恵内村に向かう途中に「当丸峠」がある。この峠の最後のシェルタにシャッタがあり、本来ここを左折すると、「神恵内二〇〇〇年の森公園」に行けるのだが、春先には、シャッタが開いていないので、最後のシェルタ出口に駐車する。
 シェルタの左沿いに行くと古い道路がそのままになっている所にでる。その左手に登山口の看板がある。
シェルタの左沿いを

 まだ、残雪が十分あるシェルタ沿いを辿ると、シェルタを越えてくる当丸山からの鉄骨の通路が見える。振り向くと、両古美山が見えていた。やがて、登山口に着くが、棒杭だけで標識は取れていた。
シェルタ沿いを 鉄骨の通路が 両古美山を 登山口
 登山口から小さなコブに向かって登って行くが、夏道は完全に雪の下になっている。両古美山を横から見る恰好で登って行くと、目の前に「展望台」のある782mのコブが現れ、その稜線上に山頂や岩が見える。コルに一旦下がり、再び、雪の上を辿って行くと、単独の男性がタチグリをしながら下りて来た。どちらまで行かれたかを聞いたら、泥の木山だと言う。山頂直下は50m位藪漕ぎしたと言っていた。振り返ると、シュエルタの向うに当丸山が見えていた。
コブから展望台を コブから両古美山を コルから登り 当丸山を
 稜線の北側を辿って行くと、まだ真っ白な余別岳、積丹岳が望まれる。尾根伝いには泥の木山が見えてくるが、すれ違った男性の言うとおり、山頂直下には雪が見当らない。泥の木山へ行くには、一寸遅かったようだ。
                               ←大
                余別岳         積丹岳                 泥ノ木山
 雪の上を辿ってようやく両古美山の到着するが、休む雰囲気でないので、直ぐに展望台を目指す。展望台への主稜線は、ほぼ雪が消えて夏道状態だ。積丹の山々も真っ白に見え出す。
両古美山(大×) 展望台へ 主稜線は夏道が 積丹の山々
 主稜線に再び残雪が現れ、対岸に当丸山を見ながら進んで行く。途中で、振り返ると山頂直下の岩が見えていた。間もなく、展望台と無沢1の分岐に差しかかる。
主稜線に残雪が 当丸山 山頂直下の岩を 分岐
 分岐から展望台への道を辿ると、大きな岩が見え出し、まだ残雪のある縁を辿る。途中で余別岳や積丹岳が望まれる。
展望台へ 大きな岩へ 大きな岩が 余別岳・積丹岳
 展望台に着くと目の前に無沢1が見え、その背後に余別岳、積丹岳が望まれる。両古美山も見えていた。
                               ←大
                        無沢1             余別岳   積丹岳    両古美山
 展望台の標識越しに、真っ白な余別岳と積丹岳が見え、双頭の山のようだ。目の前には当丸山が斑模様の残雪を纏っていた。前回、熊の糞があった所なので、落ち着かず、直ぐに展望台を後にする。大きな岩を通過し、無沢1の分岐に着くが、雪が多くて急傾斜を下って無沢1に向かう元気が無く断念する。
展望台(大×) 余別岳・積丹岳 当丸山 大きな岩を
 主稜線はカタクリやキクサキイチゲが咲き始めていた。山頂を通過し、次の岩場に向かう。この道はハイマツの根があり歩き難い。岩場に着くと、フレップなどの高山植物があり、山らしい雰囲気がある。この岩場で岩の上に腰を下ろし、ココアを飲む。
カタクリ(大×) キクサキイチゲ(大×) 岩場へ 大きな岩が近づく
 岩場からは両古美山から展望台へ続く主稜線が良く見える。稜線の奥に無沢1も頭を出している。
                     ←大
                        展望台      無沢1      両古美山
 一息吐いて、岩場を後にする。主稜線上は夏道が出ていた。目の前に、泥の木山が稜線越しに見えて来る。大きな岩の傍を通過し、下って行くと、再び、雪の上を歩く。雪の上ではタチグリで滑りながら下って行く。振り返ると、大きな岩場が見えていた。
岩場を後にする 泥の木山が 大きな岩を通過 岩場を見上げて

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2012(H24)年6月29日(金) 晴れ 展望台までタケノコ探しながら 登り1:31 下り1:36
 8:10駐車場所→8:14登山口→8:57道標→
9:10岩場(立ち話)9:23→9:30岩塔→9:34両古美山→9:46展望台入り口→9:54展望台9:58→10:05展望台入り口→10:17両古美山→10:26岩塔→10:32岩場(休憩)11:02→11:13道標→11:58登山口→12:04駐車場所
 2008(H20)年4月26日(土) 晴れ 展望台まで 登り1:30 下り1:20
 9:31駐車場所→9:43登山口→10:43両古美山→10:50展望台入り口→11:01展望台→11:11展望台入り口→11:31両古美山→11:36岩場(昼食)11:49→12:25登山口→12:34駐車場所