小樽峠(650m)     

 ポイント
 取り付きの天神・常盤線(作業道)は長く単調で展望もないが、尾根に上がると天狗山や小樽築港の海が見える。小樽峠には壊れた看板の支柱があるだけだった。晴れていれば送電線の下から余市岳が見られるかもしれない。
奥沢水源地コース

 アクセス
 小樽の奥沢水源池を目指す。奥沢十字路を山側へ何所までも真っ直ぐ行くだけ。浄水場へ登る道の下に駐車場所がある。駐車場所は天神・常盤線(作業道)の入口になる。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「2012.4.14」の地図帖へ 周辺地図
 5月14日 <2012(H24)年 一周5:38>
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 天神・常盤線入口に一番乗りと思いながら、準備をして「天狗山11.3km」「穴滝4.5km」「松倉岩9.4km」の道標群を見て作業道を辿って行く。道端にはニリンソウが咲いていたが、朝早いので寝ぼけ顔で、中々咲いている花がない。白井沢林道入口に辿り着くと、2台の車が駐車していた。
天神・常盤線入口 道標群 ニリンソウ(大×) 白井沢林道入口
 分岐の奥には壊れたゲートがあり、「穴滝3.0km」「浄水場前1.5km」「奥沢本線作業道5500km」の道標群が傍に立っていた。分岐から天狗山方向に上がる道が地図には載っているが、見当たらなかった。その代わり、「奥沢1号線850m」が分岐していたが、方向が違うので別な道なのだろうカタクリも下を向いて可憐に咲く花なので、中々顔が見えない。仕方なく道の法面に下りて下から撮してみる。
壊れたゲート 道標群 林道分岐(大×) カタクリ(大×)
 「奥沢2号線850m」も分岐して行く。ゆったりと勝納川のせせらぎの音を聞きながら、新緑の中を辿って行く。勝納川にはサクラと残雪が見え隠れするがすっきりとは見えない。雨乞の滝の傍と思われる作業道は、川から距離があるので、音も聞こえてこない。ピンクのテープも垂れていないので、あまり魅力的ではないのだろうか。地図の278付近に流れる綺麗な沢をみながら小さなカーブを曲がってゆく。送電線も現れ、下には作業道も延びていた。ここから下ると勝納川に行けるのだろうかと思いながら、作業道を辿って行くと礫岩の壁があった。
林道分岐(大×) 新緑の中を 綺麗な小沢 礫岩
 次に奥沢4号線が分岐するが、3号線の看板は無かった。送電線下に延びる差魚道が3号線なのだろうかと思いながら後にする。勝納川を横切ると切り立った左岸の壁が迫っていたが、地図では壁側が道になっているので、頭が混乱する。道路に位置は正解だが、勝納川の位置が道路と岩壁の間にあるはずだと思う。勝納川の右岸沿いを登って行くと遠藤山と穴滝の分岐になる。分岐からは勝納川と分かれて山へと向かうと、赤岩が現れる。
林道分岐(大×) 勝納川 遠藤山・穴滝分岐 赤岩
 暫し、赤岩を見ながら登って行くが、木立が邪魔で、すっきりと赤岩を見ることが出来ない。地図の456のカーブで直角に曲がり平らな道を辿って行くと道の真ん中に熊の糞が落ちていた。この辺りから、道路に残雪が残っているので歩き難くなる。道の両脇は湿地なようで、ミズバショウが咲き、カエルの大合唱が聞こえる。奥沢5号分岐からは青木沢や大登山へ繋がる道が分岐して行く。
赤岩 熊の糞(大×) 湿地(大×) 奥沢5号線分岐
 奥沢5号線分岐から角度が変わって、688m峰の山腹に延びる北向きの道になる。道は少し傾斜を増してくるが、展望が少し良くなり、小樽築港が見え隠れしてくる。急な斜面を削って造ったようで、決壊か所も見受けられる。北側が谷なので、天狗山や三角点:大曲と天狗山の間に赤岩山が見えていた。。
小樽築港が 決壊か所 天狗山 大曲の奥に赤岩山
 登り切ると送電線が見え、688m峰と三角点:小樽峠のコルなる。小樽峠は看板の外れた棒杭だけが立っていた。峠は分岐点にあり、昔、赤井川村の人達が、大都会だった小樽に行くために通っていたというから信じられない。ここから、松倉岩を見ようと左の林道へ入る。送電線下から天気が良ければ余市岳が見渡せる位置にあると思うが、曇ってなにも見えなかった。林道が下り気味になり、南へ大きく方向を変える所から少し入り、松倉岩を木立越しに見る。愛棒は、残雪を何度も踏み抜き足を痛めてしまったので、ここでギブアップする。シートを広げ、麦芽汁の炭酸飲料を飲みながら一息入れる。松倉岩までは残雪を繋いで行けそうな気はした。
小樽峠 送電線下 松倉岩が 松倉岩
 再び小樽峠に帰り、峠を振り返りながら下って行く。帰りは、気温が上がったのか、残雪が柔らかくなって踏み抜き易くなってしまっていた。萌黄色も朝よりも一段と鮮やかに感じた。朝寝ぼけていた花達もようやく花弁を広げだしていた。
再び小樽峠(大×) 小樽峠を振り返る 萌黄色 エゾイチゲ(大×)
 昼食場所を探しながら、萌黄の林を下って行くと、ようやく青空が広がってきて、一段と綺麗に見えた。穴滝の分岐まで下りて来て、「遠藤山2.4km」「穴滝0.5km」の道標に誘われて、穴滝で昼食にしようと入って行くと、カエルの卵が水溜りを埋めていた。
萌黄の林 青空が 穴滝へ カエルの卵
 エゾノリュウキンカも咲いていたが、ぬかるんで到達できるか不安だった。なんとかコルゲート管の橋を渡り、湿地帯を辿って行くと、遠藤山の分岐を過ぎた辺りで、勝納川が増水していて渡れなかった。
エゾノリュウキンカ(大×) コルゲート管を 湿地を奥に 勝納川が渡れず
 分岐まで戻って昼食にしようと思ったら、ブヨが煩くて駄目だった。仕方が無く、作業道を歩きながら、おにぎりとゆで卵を食べる。天気が回復したのか花達が咲いてきていた。作業道脇のエゾエンゴサク、サクラと勝納川、キクサキイチゲ、シラネアオイなどを見ながら下って行く。
エゾエンゴサク(大×) サクラと勝納川 キクサキイチゲ(大×) シラネアオイ(大×)
 下って行くと、蓑虫なのか蓑風のものがぶら下がっていた。無事、白井沢林道の基点になる分岐に辿り着くと、2台の車は居なくなっていた。その代わり別の1台が駐車していた。帰りの作業道は水道局の車数台とすれちがう。残雪の上二股峰山を見ながら作業道を下って行く。
(大×) 林道基点(大×) 上二股峰山 作業道を

二人の山行記録もくじ1へ 次小樽旭町遊歩道へ アソビホロケール山へ

 二人の山行記録
 2012(H24)年5月14日(月)
  奥沢水源地コース 曇り 一周5:38
 7:50天神浄水場→8:12白井沢林道分岐→8:50送電線下→9:04穴滝入口→9:45奥沢4号線分岐→10:12小樽峠10:31コル休憩10:40
11:01小樽峠→11:21奥沢4号線分岐→11:56穴滝入口→12:03引き返し→12:17穴滝入口→12:33送電線下→13:19白井沢林道分岐→13:43天神浄水場