遠藤山(735.4m 三角点名:蚕発山)
   大曲(三角点:582.9m)於古発山(708m)天狗山(532.5m)
   

 ポイント
 天狗山から於古発山、遠藤山と辿るルートは緩やかだがアップダウンがあるので、意外と時間がかかる。兎平の端からの展望は期待した以上に良かった。
天狗山〜於古発山〜遠藤山周回コース

 アクセス(カーナビ:小樽天狗山スキー場)
 小樽天狗山スキー場を目指すと、ロープウェーの山麓駅舎に着く。
 国土地理院の地形図  GPSトラックは「2007.2.25」の地図帖へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 2月25日 <2007(H19)年 登り2:50 下り2:47 スキー>
 今日は、少し楽をしようとロープウェーで山頂まで行くことにする。片道600円の切符を買って、9時始発のゴンドラを待つが、リフトは既に動いているのだが、ゴンドラは9時過ぎても出発しない。ようやく、扉があいてゴンドラの中に入るが、乗客はわれわれ2人と小学生1一人だった。カービングスキーを携えた小学生は、旧コースを滑ると言う。われわれは滑ってもロングラインコースも無理でバンビコースだと密かに思う。ゴンドラの下にはコブだらけのダイナミックコースが見える。
 山頂に着いたら、小樽湾や市街地が一望出来た。塩谷丸山も直ぐそこのような近さに見える。山頂方向へはまだリフトで上がれるが、地蔵さんのある天狗山神社からリフト沿いに登って行くことにした。
山麓駅舎乗り場 山頂駅舎横から 塩谷丸山を望む 地蔵さん
 リフトの駅舎を後にして、展望の無い林の中をひたすら歩いて行く。兎平と呼ばれるだけあって、平で兎の足跡が点々と付いている。暫し、兎の足跡を追うことにする。554mの兎平に着くと、一気に展望が開け石狩湾から石倉山、吹上、奥に手稲山、手前に毛無山、少し煙る余市岳、奇岩の松倉岩、山腹に見える赤岩、穴滝の上の岩、大曲展望所が屏風絵の様に見える。
                                         ←大
     石狩湾   石倉山 吹上 手稲 毛無            余市岳  松倉岩       赤岩 
 独特な格好をした松倉岩は間近に見えるが、目を凝らしても赤岩は角度が悪いのか近くで見るより迫力のある岩に見えない。かえって、穴滝の上にある岩の方が迫力を感じた。途中、夏道用と思われる朽ちかけた標識や冬用と思われる錆びた標識が出てくる。
松倉岩 穴滝の上 朽ちかけた標識 錆びた標識
 再び、平で展望の無い雪原を辿って行くと、目の前に櫓が現れる。櫓の下には白いビニールシートで覆われた機材があることから、今も使われているようだ。また、兎の足跡を辿って行くと、赤く塗られた「遠藤山 おこばち山 天狗山 小樽市 8」の矢印の形をした標識が現れるが、何のための標識なのか分からない。
平らな稜線 兎の足跡 遠藤・おこばち・天狗
 後で分かったことだが、大曲展望所に辿り着いておきながら、振り返って景色を見ていなかった。兎平の展望が余りにも期待以上に良かったので、すっかり大曲展望所だと思ってしまっていた。
 小さなネズミの足跡は、臆病なくらい注意深く木の根元から木の根元へと何かから逃げる様に伝っていた。送電線の下を通過していると松倉岩が見え出し、真下に着くと北側に赤岩山、南側に余市岳が顔を出していた。また、解読不明な矢印の形をした黄色い標識が現れる。
ネズミの足跡 赤岩山を 余市岳を 黄色い看板
 今度は天狗山3kmの立派な遊歩道向けの標識(おこばち分岐)が雪の上に顔を出していた。見方によってはオットセイの親子に見える雪の塊も現れる。雪の造形は何も無い雪原歩きには楽しみな存在だ。於古発山が近くなると小樽港や隣の塩谷丸山が望めるようになり、来て良かったと思う。於古発山の山頂は小さな高みで、山頂かなと思いながら通過する。
おこばち分岐 オットセイ 小樽港を 塩谷丸山を
 於古発山から下って、コル手前に着くと、塩谷川から上がってくるパラボラアンンテナの保守道路が合流する。保守道路越しに見る塩谷丸山は真っ白で壮観だ。桃内毛無山も眼前に迫りだす。コルからは保守道路は雪庇の長城のようになっている。よっぽど風が吹き抜けるところらしい。丸い形をした遠藤山が眼前に迫ると、最後に急登になる。保守道路から離れてジグを切って登って行く。
車道越しに丸山 桃内毛無山 車道の雪庇 遠藤山
 山頂に着くと、遠藤山の山頂標識が首を出していた。相棒が着くまで、昼食の場所作りをする。相棒は疲れたのか断熱材のクッションにどっと座る。直ぐに、おにぎりを頬張り、雪に刺しておいたノンアルコールのビールを飲みだす。一息ついて、食後のココアを飲みながら、青空を見上げると雪が舞っていた。頂上からは珍しく木立越しに朝里の海が見える。どうやら白樺が雪で折れたので、隙間ができたようだ。時間があれば目の前の桃内毛無山へもと密かに思って、地図に線を引いていたが、時間が無さすぎた。それに、結構、毛無山まで下るので帰りが大変だと思いながら山頂を後にする。
山頂 青空に雪が舞う 山頂から朝里 桃内毛無山
 山頂直下は藪の割には結構急なので登りと同じようにジグを切りながら下と、丁度良い緩やかなスロープとなる。このスロープも直ぐに終わり、於古発山の緩やかな登りになる。相棒だけシールを付け直して登るが、シールがないと結構、後ろに滑るので、腕に力が入る。山頂直下は頂上を避けトラバースする。於古発山からは緩やかなスロープが大曲手前まで延びていた。大曲もトラバースして、兎平のコルから夏道のある於古発川沿いの尾根を目指し下ることにする。
 途中で観光道路を横切るが、観光道路の路肩には「おたる自然の村」方向から天狗山へ向かったスノーシューズの跡が付いていた。更に尾根の西斜面を下るが、この西の藪斜面は地図には現れていない小さな沢が多く難儀をしながら下る。
 どうにか尾根を乗り越すとロングコースのカーブと思われる網フェンスが見えてきた。やれやれと思いながら、スキー場のアナウンスを聞きながら夏道を下る。この夏道は急な上に幅が狭いので、滑り降りることは出来ない。仕方が無く、自動車のワイパーよろしく、斜面をスキーで擦りながら横滑り(ワイパー滑り)をする。相棒は一歩一歩下るので時間がかかる。中々下りてこないので、上を見ていたら、つぼ足で下ってきた。最後に色彩の施された石仏群が出てきた。以前はこんなに派手ではなかったがとにかく目立つ。ここから送電線手前を、登るところ下まで滑り降りてしまい戻る。シールを外した後なので、相棒は喘ぎならが最後の傾斜を登りきるとゲレンデの端にでた。小樽市街を見て終わるが、相棒は疲労困憊していたので、相棒をゲレンデ下に残して車を取りに行く。
緩やかなスロープ 天狗山の山頂を 色彩の施された石仏 ゲレンデの端から

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2007(H19)年2月25日(日) 晴れ時々曇り 10cm程度の新雪(スキー)
 9:17ロープウェー山頂駅→10:00兎平→10:14櫓→10:32大曲→10:51送電線下→11:10おこばち分岐→11:30於古発山→12:07遠藤山12:46→13:13於古発山→13:32おこばち分岐→13:41大曲→13:51夏道目指し下る→14:04観光道路横断→14:36尾根乗越し→15:00石仏→15:33駐車場