倶多楽湖520m峰 日和山(337m) 船見山(280m)
    地獄谷 笠山(300m) 大湯沼 大正地獄 大湯沼川

 ポイント
 大湯沼と日和山は迫力があり一見の価値はある。大正地獄や大湯沼川も直ぐ近くなので、是非足を伸ばしたい。船見山は意外と展望が得られない。多様な楽しみ方が出来る。

 アクセス
 登別温泉の地獄谷駐車場を目指す。地獄谷の駐車場料金は終日410円だ。
 国土地理院の地形図 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 大湯沼第二遊歩道(大湯沼→日和山→倶多楽湖520m峰→舟見山)コース
 スキー(登り3:25 下り1:16)
 地獄谷遊歩道は雪がないので、美化センター裏の駐車場を通り大湯沼第二遊歩道を進む。途中に大きな岩の傍に看板があり、見ると溶結凝灰岩の説明が書いていた。溶結凝灰岩は火砕流が砂や礫を取り込んで固まった岩で、あまり硬くないので何れ風化してしまうらしい。大湯沼第二遊歩道は大湯沼遊歩道と合流する。笠山に沿って少し下がると裏地獄が見えた。心成しか山が大きな目と長い鼻のある顔に見えていた。
地獄谷駐車場 大湯沼第二遊歩道 溶結凝灰岩 裏地獄谷
 大湯沼遊歩道には鬼の看板がクイズを出してくる。第4問は「大湯沼の底の温度は何度か」と問う、正解は次の第5門の看板に書かれていた。大湯沼遊歩道を登って行くと、道道クッタラ湖公園線に出る。ここは船見山遊歩道や大湯沼遊歩道への分岐(5叉路)にもなっていたので、大湯沼に寄ろうと下る。直ぐに展望台があり日和山と大湯沼が一望できる。更に、大湯沼の近くまで下って見る。
 クイズは全部で7問、最後に総集編があり、問題の解答は「沼の深さ22m、周囲1km、表面温度50度、底の温度130度、日和山は溶岩円頂丘で煙が多く出ると天気が悪くなる」との記述があった。
 大湯沼の反対側には奥の湯が湯煙を出していた。
日和山大湯沼展望台 日和山と大湯沼 大湯沼 奥の湯
 道道クッタラ湖公園線に再び戻って、道を登り日和山を目指す。笠山を右に見て進むと、途中で裏地獄が見える。日和山展望台からは支笏湖の形をした大湯沼と日和山が良く見える。日和山の火口からは盛んに大きな音と共に白煙を上げていた。低気圧になると吸い上げられるのだろうか。日和山に近づくと立入禁止の看板があった。傾斜も緩く、数分で頂上に着きそうな気がしたが止めた。
裏地獄 日和山と大湯 大湯(↑大) 日和山の火口
 日和山を後にして、倶多楽湖の外輪山を目指すが、藪で尾根に取り付けないので、自然探勝路森林浴コースの入口を覗いて見る。ここからは橘湖まで道が続いているようだ。気を取り直して、藪の尾根に取り付く。この辺は、藻岩山と同じように天然記念物の指定を受けているようだ。行けども行けども天然記念物の林は藪なので、苦労しながら登って行く。林の中は全く展望が無く退屈そのものだった。尾根は方向が変わると少しづつ急になる。ようやく524m峰の北側に位置する峰に着くが、林の中で全く展望が無く、倶多楽湖も林の奥に白く見える程度だった。
 頂上で、軽く昼食をして下山するが、急な割には滑るスペースが無いので、仕方が無く登ってきたトレースを使ってハニハニ滑りで下りる。スキーを広げられるところはプルークボーゲン(ハの字)、広げられないところはパラレル(ニの字)で木に掴まりながら下る。手はニの時は木を握り、ハの時は離す。
 帰りに船見山に寄って見る。植物のクイズ板があり、見ながら辿る。舟見山には歌碑が3つあり、解説板も付いていた。この山から太平洋に船が見えるので、船見山と名付けられているようだが、今日は残念ながら見えない。下りは一番傾斜が緩いクッタラ湖観光道路にで、道路を下りゲートをくぐって終わる。
天然記念物の林 倶多楽湖を望む 船見山の頂上 観光道路の入口へ(大×)
 大正地獄コース 坪足(登り59分 下り41分)
 地獄谷遊歩道を歩き出すが、円空作観音像の祠のある高台に上るため、少し引き返す。こちらの方が地獄谷の全景がよく見える。地獄谷展望台は観光客が歓声を上げていた。その傍を通り過ぎ、展望台の下にある薬師如来のよってみる。ここからは地獄谷が間近にというよりは肌で感じることができる。
円空作観音像 地獄谷 薬師如来 地獄谷
 鉄泉池へは木柵の付いた木段が伸びている。入口はロープで塞がれていたが、立入禁止の看板がないので、私が一人で下って見る。地獄谷の中にある小山は結構山らしいと思いながら下る。鉄泉池は間歇泉らしく、ボコボコを音を出し湯気だらけだったのが、急におとなしくなったので、写真を撮る。中は乳白色の温泉だった。帰りはお湯の川を眺めながら登る。
鉄泉池へ 地獄谷の中の小山 鉄泉池 湯の川
 引き返して、地獄谷遊歩道を登って行くと東屋があり、地獄谷出張展望所のようだ。ここから、大湯沼遊歩道に右折し、裏地獄を目指し登って行くと、急に青空が出て笠山が綺麗に見えた。昨日の足跡は新雪で跡形もなかった。随分積もったと呆れながらラッセルをしながら登って行く。スキーで来れば良かったと思った。大湯沼遊歩道を登って行くと、船見山や大湯沼の分岐がある道道クッタラ湖公園線に出る。クッタラ湖公園線を下り、ゲートを乗り越えると、右に大湯沼への車道が分岐する。この車道を下ると、大湯沼が見えて来たが、に左側に「大湯沼川探勝路入口」の看板があり、左折する。この入口には大湯沼川から上がって来た人の足跡があり辿る。大正地獄はエメラルドグリーンのような色をしていた。全景は近すぎて写真に撮ることができなかった。看板の説明では大正地獄の色は透明、青、白、ピンク、灰色、黒と変わるらしい。
笠山 ラッセルをしながら 大湯沼が見えたら左 大正地獄
 大正地獄を後にして、大湯沼川に下ると橋があり渡ってみると、川へ下りる石段があった。その石段を下り大湯沼川の中に入って見ると長靴の上からも温かさが伝わってきた。雪の足跡の主は大湯沼川を下って帰ったようだった。
 帰りは大湯沼に立ち寄り、日和山を見上げるが、昨日よりも墳気がおとなしい。地獄谷展望台を通ると三人の女性がいて、デジカメのシャッタを押して欲しいという。2台のカメラのシャッタ係となり、散策を終える。
大湯沼川に架かる橋 大湯沼川の中 日和山 美化センター前
 =温泉考=
 登別第一滝本館に泊まったら、フロントでポケットガイドブック「登別温泉めぐりんぐ」をもらうと便利だ。駐車場は立体駐車場なので、スキーを持って行くときには、出し入れし易い所に停めさせてもらおう。正真正銘の湯量が豊富な温泉で、泉質も酸性イオウ泉、明ばん泉、中性食塩泉など多様だ。日帰りは2,000円だが、高いか安いかは本人の満足度次第だ。

山行記録冬山3へ   次窟太郎山へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2005年3月11日(金) 曇り一時雪 スキー
 10:57美化センター11:26公園線5叉路→11:40大湯沼11:43→11:45公園線5叉路→12:02裏地獄→12:14日和山展望台→12:24日和山付根→13:22倶多楽湖520m峰13:4114:21公園線5叉路→14:38舟見山→14:49クッタラ湖公園線→14:57美化センター
 2005年3月12日(土) 曇り一時雪 ツボ足
 8:50美化センター→8:55薬師如来→9:04鉄泉池→9:18公園線5叉路→9:44大湯沼車道分岐→9:49大正地獄→9:56大湯沼川→10:02大湯沼10:09→9:18公園線5叉路10:30美化センター