中山梨の山(三角点496.2m)

 ポイント
 山頂は幼木が生えているが、それを交わせば羊蹄山や中山峠の山々が見渡せる。緩やかな林道は、初心者には最適なスロープになる。

 アクセス
 ワッカタサップ川沿いに延びる黒橋京極(道道784号)線の三崎橋を渡り、道が緩やかに左カーブし戻りかけた所に農家があり、その手前に路駐させていただく。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2016.3.17」へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 3月17日<2016(H28)年 ラッセル無し 往復スキー5.448km 登り1:37 下り30 >
 黒橋京極(道道784号)線を振り返ると、羊蹄山が霞んで見えていた。今日は雲は無いが水蒸気が多いので霞んでいるようだ。林の中に林道が延びているのを確認して、畑に入らないように道路用地を辿って行く。畑は農家にとっては大事な生活基盤だ。林に入る前に、羊蹄山を眺める。林道は白樺林の中に延びていた。ラッセルも無く、暖気で緩んだ雪の上を進んで行く。
黒橋京極線と羊蹄 林道の入口へ 林に入る前で羊蹄 白樺林を
 途中で見えた尻別岳は特に霞んでいた。春が近いので、セッケイムシが這いずり回っていた。近づくと、ピクリとも動かずフリーズしていた。作業道が左に分岐したり、林道が重複して交差しだすと、谷側に霞んだ尻別岳が見えだす。
霞んだ尻別岳 セッケイムシ 林道が交差 霞んだ尻別岳
 交差すると言うより左に分岐すると、羊蹄山が奇麗に見えて来る。林道にはネコヤナギの芽も膨らんでいた。山頂直下では羊蹄山が見えて来る。山頂を見上げると、幼木が生えてはいるが展望はありそうだった。
羊蹄山 ネコヤナギ 羊蹄山 山頂
 山頂に上がり、幼木を避けながら羊蹄山や中山峠の山々を望む。中山峠の方向には一段と真っ白な無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳と並んでいた。山頂からは幼木が邪魔だが、羊蹄山と記念写真を写しす。山頂で、羊蹄山を見ながら麦芽風味の炭酸飲料を飲む。最後に、霞んだ尻別岳を見て、緩やかな主稜線を辿って行く。
羊蹄山 中山峠の山々 羊蹄山 霞んだ尻別岳
 主稜線からは本倶登山や阿女鱒岳の山塊、真っ白な余市岳が見えて来る。林道沿いには2本のポールが立ちその上に謎の装置が見えていた。下る途中、切通しの上に上がり、羊蹄山を眺める。後は、湿った雪の上を快適に滑り降りる。
本倶登・阿女鱒 余市岳 謎のポール 羊蹄山

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2016(H28)年3月17日(木) 晴れ ラッセル無し 往復スキー5.448km 登り1:37 下り30
 8:58駐車地点→10:58分岐→10:25山頂11:20→11:03分岐→10:58駐車地点