中山(置戸:904.6m)  ナキウサギ

 ポイント
 中山林道から送電線下まで車で入れるが、徒歩で辿れば途中の苔生した岩場が見られたり、展望も楽しめる。北海道で最初にナキウサギが発見された山で、ナキウサギの生息地としては最低高度らしい。山頂よりも、途中の方が苔生した岩があり山頂らしい等、変わった山だ。

 アクセス
 石北峠方向から国道39号線を走り、厚和から道道88号線に入り常元から左折し、足寄方向へ向かうと左側に中山林道の入口がある。この入口を登山口とした(自動車では送電線の下まで入れそうだ)。
 登山届けは:網走東部森づくりセンター(рO157−24−6276)
国土地理院の地形図 GPSトラック「山の地図帳2006.10.28」へ 周辺地図

=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 中山林道コース(H18.10.28 登り1:40 下り1:19)
 中山林道は車が入れそうだったが、登山にならないのであえて入口に車を停めて歩きだす。直ぐ、春日林道が右に分岐して行く。林道は一般的に鹿や熊との出会いが多いとのことなので、テープレコーダを回しながら歩く。テープは義父の形見の懐メロだけあって、守屋浩の「ありがたや節」があった。愛棒が不安にならないように天国踊りをしながら景気をつけながら歩いていると、上から車が下りて来た。
 立派な看板が立っている分岐に到着したので、その看板に見入る。「置戸勝山学術自然保護地区」の地図付き看板で、内容は「この地区は、置戸町勝山の南西、標高905mの中山の中腹に位置し、面積486haの区域です。地区の林相は針広混交林となっており、林内には岩石の堆積地が見られ、そこから冷気が噴出しています。このため、その周辺は、風穴植生となっており、林床はコケ類に覆われ、低地であるにもかかわらずミヤマハンショウズルなどの亜高山から高山性の植物が生育しています。また、岩石地はエゾナキウサギの良好な生息地となっています。平成17年12月2日北海道」と書かれていた。看板看板の傍に「中山反射板」の道標も立っていた。
中山林道入口 春日林道分岐 学術自然保護地区 中山反射板
 看板から左の道を辿ると、大きな岩壁が現れたり、林道脇には堆積し苔生した岩場が現れたりするのでなるほどと思う。良く整備された明るい林道を辿って行く。
大きな岩壁の上 大きな岩壁の下 堆積し苔生した岩場 明るい林道を
 林道のU字カーブの所からは、端正な東三国山と思われるやオッパイ山の西クマネシリ岳とピリベツ岳を望むことが出来る。振り返ると、真っ白な大雪山と西クマネシリ岳、ピリベツ岳が良く見えていた。山頂はもっと良く見えるだろうと勝手に思って、整備された林道を道標に従い奥へと進んで行く。
東三国山 西クマ・ピリベツ 西クマ・ピリベツ・大雪 道標に従い
 春先と思われる熊の糞も路上にあり、やはり置戸だと思う。中山林道は送電線の下を潜りさらに奥へと伸びているが、送電線(北見幹線110号)に沿った中山支線林道に左折する(車はここまで来れる)。入口は鎖で封鎖されていて、少し荒れ気味になる。間もなく、中山支線林道から離れて右折する。山頂に近づくと朽ちかけた小屋があり、外には薪ストーブや煙突が転がっていた。
北見幹線110号 送電線下(支線林道) 分岐(右) 山頂の小屋
 小屋を見ていると、愛棒はもう三角点のところに行って三角点にタッチするところだった。三角点の奥には北電の反射板があり銘盤には「中山反射板、仕様8m×10m、地上高5m昭和63年6月、製作:日本工営株式会社」と書かれていた。山頂からは置戸市街が良く見えた。
三角点と反射板(大×) 三角点(大×) 銘盤(大×) 置戸市街
 山頂からは東三国山も良く見えた。置戸市街を見ながら、土饅頭の上に腰掛て、カップヌードルと麦芽風味の炭酸飲料とココアを飲む。オニギリは風穴に行ってから、現れるかもしてないナキウサギを期待しながら食べようと思う。
 次のナキウサギの居ると言う風穴を目指すために、反射板を後に下山を開始する。西クマネシリ岳やピリベツ岳も依然として良く見えたが大雪山は見えなくなっていた。春日林道の分岐には案内図があるが、掠れて良く分からなかった。
東三国山 反射板を後に 西クマネシリとピリベツ 林道案内図

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2006年10月28日 晴れ
9:16林道入口→9:22春日林道分岐→9:32看板分岐(左)→9:38岩壁→10:04展望所→10:18中山支線林道→10:25分岐(右)→10:56頂上11:20→11:40分岐→11:47中山支線林道→12:00展望所→12:24看板分岐→12:39林道入口