元山(522.1m)笹山(611m)

 ポイント
 笹山と元山の間に縦走路があるので一周できる。展望は海に近い元山が最高だ。ゆっくり回る風車を見ながら青い海の向こうに真っ白な遊楽部岳が浮かぶ。笹山の登山道は分岐道がある。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
笹山〜元山(サダサ川)コース

 アクセス
 国道227号線を南下し富部内橋を渡り、江差町に入ったら、すぐ左折(右は進入禁止:再現旧街並)し、富部内川沿いの町道豊川笹川線に入る。
鳥居の分岐(左) 元山登山口 笹山登山口
 北電の施設を右に見て奥へ進むと、舗装道路の切れるところにゴルフの練習場があり、さらに進むと鳥居のある二股になり左折する。富部内川の支流サダサ川沿いの林道を進むと、突き当たりに広い駐車場のある元山と笹山の登山口が向い合わせにある。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「山の地図帳2005.5.3」へ 周辺地図
 5月2日 <2004(H16)年 一周3:20>
 元山と笹山の登山口に到着する。綺麗に整備された広い駐車場の一角にある看板を見て、笹山から元山を一周することにした。八幡岳は次回に残した。
 登山道に入るとキクサキイチゲとカタクリが出迎えてくれた。花はまだ朝日に当たっていないのか寝ぼけた顔をしている。起きている顔を見つけてどうにか写真に撮る。
 尾根に上がると広い林道に突き当たり、この林道を左に曲がる。カタクリやキクサキイチゲに混じってシラネアオイも出てくる。この道はまた分岐になり、鳥居をくぐって登ると尾根道、左へ行くと沢道になるが、われわれは沢道「笹山稲荷神社参道」を選んだ。
キクサキイチゲ(大×) カタクリ(大×) シラネアオイ(大×) 尾根鳥居分岐
 左の切れ落ちた道を進むと元山の山頂が望まれた。板の橋で小沢を渡り登って行くと、沢沿いにはエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)の黄色い花が流れるように咲いていた。上には水場がありミヤマキスミレの出てくる。
元山を望む 沢を渡る 水場 オオバキスミレ(大×)
 水場から鳥居をくぐって登って行くと、まだ残雪が残っていた。江差のかもめ島も良く見えるようになる。笹山の山頂に向かうと鳥居がある笹山神社が見えて来る。
鳥居をくぐる 残雪の道 江差のかもめ島を 頂上に建つ笹山神社
 鳥居をくぐりながら、右に行くと行き止まりだった。戻って、左へ行くと仮の頂上(真の頂上はご神体)と思われる標識のあるところに出た。元山とP567m、P530mが良く望まれた。下って行くと、男性が「佐藤さんですか」と声をかけてくれた。びっくりして、聞くと、昨年、七ツ岳に行き登山届に書かれた前の名前と、今日登山届に書かれた前の名前が私だったと言う。凄い偶然に感激したのか私も北広島の佐藤ですとその男性は言う。その男性はまだ何か言いたそうにしていたが、お互いに先に進んでしまう。途中で振り返る男性の姿はとうに無く、北側が切れ落ちた笹山の厳しい山姿があるのみであった。花も乏しく次のP567mを目指す。
神社の向かって左へ 笹山山頂 元山とP530を 振り返ると笹山が
 P567mからの斜面はカタクリ街道で、踏まないように下る。P530mからはしらかばの枝を選定するように白い風車が回っていた。コルの手前には元山の登山道の標識がある。最後の登りを登り、山頂近くなるといきなり展望が開けてくる。
カタクリ街道を下る 白樺と風車 分岐 頂上直下
 山頂付近の限られた場所には、驚いたことに高山植物のフレップが根付いていた。振り返れば彩雲が帯状に広がり虹状にどんよりした空に彩りを添えていた。元山の頂上は風が強くて三脚が立てられないので、一人一人記念写真を撮す。昼食は風を避け反射板の下に陣取る。ゆっくり回る風車、青い海、真っ白な狩場山を見ながら時が流れた。
驚きのフレップ(大×) 彩雲が現れ 強風の元山頂上(大×) 風車と海と遊楽部岳
 晴れていれば、鴎島の沖に奥尻島が見えるはずだが、煙っていてよく見えない。海岸線を北に辿って行くと、ヤンカ岳、白水岳、遊楽部岳の白い山並みが見え、少し離れて雄鉾岳の頭が見える。
                     ←大
              鴎島                                ヤンカ岳 白水岳     雄鉾岳
 北側を見ると乙部岳が見え、山頂と並んで、530m峰、567m峰、笹山が連なり、八幡岳は笹山の影に隠れていた。
                     ←大
         乙部岳                         山頂
 笹山から南側を見回すと、尖った七ッ岳、真っ白な大千軒岳、低山の茂刈山、夷王山、海に突き出た大崎が見えていた。
                     ←大
笹山                          七ッ岳       大千軒岳  茂刈山            夷王山 大崎
 帰りがけ、改めて七ツ岳、乙部岳、真っ白な遊楽部岳を見て、笹原の斜面を下る。
七ツ岳を望む 乙部岳を望む 真っ白な遊楽部岳 帰路
 =道中記=
 長万部に近づくと良い天気のはずが雲行きが怪しくなる。道路が混んできたので八雲から江差経由で白神岳へ行くことにした。八雲から熊石に着いても道路は結構混んでいるし、天気が今一だったので、江差の元山と笹山に変更する。

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 笹山〜元山 サダサ川コース
 2004(H16)年5月2日(日)
 曇り 一周3:20
 8:31笹山登山口→8:49分岐(左へ)→9:00鳥居分岐(左へ:笹山稲荷神社参道)→9:06橋→9:21水場→9:25鳥居→9:48笹山頂上9:56→10:28P567m→10:49P530m→11:01元山登山口分岐→11:17元山頂上11:47→11:58コル→12:27元山登山口