茂刈山(mogariyama 382.6m)

 ポイント
 林道の途中から、仮登山口があり荒作りの登山道が延びている。里山なのだが、熊の糞が落ちていたり、ダニも居るので、それなりの対策が必要だ。山頂からは道南を代表する大千軒岳や天の川流域に広がる上ノ国市街が一望できる。
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
富田コース

 アクセス
 国道227号線を南下し大留の角を曲がらず真っ直ぐ渡り、JR江差線の北側を走る道に入り、茂刈山を見ながら豊田を目指す。豊田から、山側に入ると、舗装が切れ「茂刈線」になる。「茂刈線」の状態が分らないので、駐車スペースを見付けて、駐車させていただく(実際は仮登山道まで車で行ける)
茂刈山を 豊田の手前

 国土地理院の地形図 GPSトラックは「山の地図帳2009.5.2」へ 周辺地図
 5月2日 <2009(H21)年 登り1:44 下り1:27>
 富田の林道入口に整地した所があったので駐車させて頂き、地元の人たちの好奇な視線を背中に感じながら出発する。道端には「オオカメノキ」が咲きかけていた。途中に、錆びて字が消えてしまった「茂刈線」の看板が現れ、林道が山側と谷側に分岐する。徒歩ではどちらでも行けそうだが、荒れていない山側を辿ることにする。一汗かくと待望の「茂刈山」が見えて来る。
林道入口 オオカメノキ(大×) 茂刈線の看板 茂刈山を
 先行する愛棒が声を上げるので、追いつくと数日前位の熊の糞が落ちていた。気を取り直して杉林の傍を辿って行く。杉林を見ると流石に道南だと思う。法面の上にはコンクリートの構築物があるが、土留めには見えず、産業遺跡のようだった。峠に近づくと、目の前に道南を代表する「大千軒岳」が見えて来る。
熊の糞 杉林 産業遺跡? 大千軒岳を
 峠からは「茂刈山」が見えてくる。林道が下りだし、少し辿ると「仮登山口」の標識が現れる。刈り払われたばかりの登山道なので、花が少ないかと思ったら、カタクリの道だった。カタクリに混じって「スミレサイシン」も咲いていた。
山頂を見ながら 仮登山口 カタクリ スミレサイシン(大×)
 刈り払われた登山道を辿って行くと、突然、作業道跡に出る。方向を変えて手入れのされた作業道跡を辿って行くと、「ナニワズ」の黄色い花、「キクサキイチゲ」「エゾイチゲ」も咲いていたり、タヌキの溜糞も落ちていた。作業道はだんだん荒れてきてしまうので、愛棒がスパッツを付けるかと言うが、暑いので付けないで登って行くと、ズボンの上に何やら動く小さな物を発見する。まさか、まだ、ダニではないだろうと思ってよく見たらダニだった。慌てて、払い落としながら、愛棒の状況を聞いたら付いていると言う。二人で、立ち止って徹底的に払い落とし、開けた所を目指す。そこで、立ち止り二人でチエックしながらスパッツを付ける。その後も、スパッツにダニが上がって来るので、払い落としながら登って行くと、「キタコブシ」の白い花が咲いていた。やがて、薄暗い植林地の中の刈り払われた登山道となる。
キクサキイチゲ(大×) タヌキの溜糞 キタコブシ(大×) 植林地
 植林地の中には道標も設置されていた。植林地を抜けると笹原になり、山頂が目の前に現れる。山頂に着くと三角点風の標石が2つあり、赤いペンキが塗られたコンクリート造りの方には「山」「界一三三」の文字が、白っぽい方には「北海」の文字が読み取れた。どうやら小三角点(その他三角点)は白い方のようだ。
道標 山頂直下 境界石? 小等三角点?
 山頂から「天の川」の上流域を見ると「尖岳」「袴腰岳」「七ツ岳」「大千軒岳」の真っ白な峰々が見えていた。
                     ←大
            尖岳 袴腰岳                 七ツ岳       大千軒岳
 天の川の下流域を見ると、「木無山」、塔の立つ「夷王山」、「上ノ国」の市街地が広がっていた。
                     ←大
    木無山                                夷王山         上ノ国市街
 海岸線を見ると江差の「鴎島」が海に突き出て見えていた。撮し終え一息吐いて、ダニ検査をすると、スパッツやズボンにダニを発見し払い落とす。それから、リュックを下ろし、衣服を検査すると、愛棒の下着にまで進入していた。市街地からお昼のサイレンが聞こえるが、これでは、山頂で休憩出来ないので、直ぐに下山をすることにした。
                     ←大
                 夷王山     上ノ国市街                        鴎島
 「大千軒岳」をバックに記念写真を撮し、一目散に下山を開始する。途中、何度か立ち止りダニを払い落としながら下山する。林道に戻って、ほっとしながらダニのチエックをする。途中、峠の土場に入ると、目の前に上ノ国市街が広がっていた。帰りの林道脇には、ランのような黄色い花が咲いていた。
大千軒岳と(大×) 山頂を下る 途中の土場 黄色い花(大×)
 帰宅して、お風呂に入る前にダニのチエックをすると、愛棒のわき腹に一匹ダニが喰らい付いていた。まだ、噛み付きが浅いので、毛抜きで、口の方を挟んでゆっくり引っ張り取り去る。そして、刺されたところをポイズンリムーバで吸い取り、抗生物質入りの軟膏を塗る。

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2009(H21)年5月2日(土) 富田コース 晴れ 登り1:44 下り1:27
 10:11林道入口→10:45仮登山口→11:35植林地→11:55頂上12:05→12:18植林地→12:48仮登山口→13:32林道入口