三峰山mitumineyama(934.6m)

 ポイント
 結構スリリング。丹沢山系が良く見える。縦走もできる。山頂には三角点:三峯がある。
広沢温泉から煤ケ谷縦走コース

 アクセス
 広沢(こうたく)温泉の奥にある駐車場まで、娘に送ってもらう。駐車場は大山の登山口でもあった。これから舗装された林道を歩くと、24分で照明の全く無いトンネルがある。このトンネルのところにも駐車場があり、鐘ケ嶽の登山口もある。
 このトンネルを抜けると、14分で不動尻のキャンプ場にでる。ここにも駐車場はあった。地元の人の話しではどうやら6月一杯は林道のゲートが開いていて、不動尻まで車で来られるようだ。
  国土地理院地図 登山道地図 Google Map
照明の無いトンネル
 4月17日<2001(H13)年 縦走10.5km 登り2:18 下り1:57> 北の山游詩:トンネル
 キャンプ場を過ぎると13分で、また大山分岐があった。案内版には引き返す勇気も必要だとの表示がある。直ぐに鎖場になるので、なるほどと思う。
 雨が少なかったせいか、かなり乾燥していた。所々に石垣で土砂の流亡を防いでいた。山桜、みつばつつじ、スミレを見ながら登って行くと、桜のトンネルもある。
山桜(↑大) ミツバツツジ(↑大) スミレ 桜のトンネル
 アセビの花を見上げながら、さらに14分登って行くと、「後0.7km」の標識が現れる。急登が続き25分で第1のコブに着く。ここが頂上だと思って昼食にした。なんと、眺望のない山だなと思ってブツブツ言いながらとにかく一息入れた。
 その後、煤ケ谷へ縦走しだすと、びっくり、今居たところよりも高い頂上が目の前に現れた。なんと、ビールを飲んだあとの急登は辛かった。それから20分して頂上だった。
アセビ 上手前の急登(↑大) (↑大) 山頂
 山頂から丹沢山系を見ながら下りだすと、鎖場や梯子が続く。北海道でいったら、定山渓天狗岳に八剣山や黄金山を幾つもくっ付けたような山だった。鎖場は本当の鎖で良く手に馴染んで安定感があった。ロープよりも格段に信頼感を感じた。
           ←大
丹沢山系
 物見峠との分岐に着くまで、道端にはマムシグサやヤマブキが咲き、山は桜や白い花が咲いていた。まるで日本昔話のような景色が続いた。杉林が無いともっと綺麗な山だと思った。
緑のマムシグサ マムシグサ ヤマブキ 山桜(↑大)
 煤ケ谷へ下ると、駐車場が完備されていた。ここで、我々の一回り年とった二人の男性に出会った。見ると普通の靴で、物見峠へ行けるかと聞いてきた。行けるけど結構山道ですよといって見送った。良く見ると、水を持たないで登って行くではありませんか。手付かずのペットボトルをやるんだったと悔やむ。

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2001(H13)年4月17日(火) 晴れ 縦走10.5km 登り2:18 下り1:57
 7:46広沢温泉大山分岐→8:10トンネル→8:24キャンプ場→8:37大山分岐→9:30/0.7km→9:44第一のコブ(七沢山:昼食)10:09→10:29頂上→11:39/1.95km→11:48物見峠分岐→12:26登山口