三国山(1541.4m)       三国峠

 ポイント
  プチ沢登り体験をしながら登り、山頂に着くと大展望が楽しめる。山頂は留辺蘂、上川、上士幌の三町の境界点でもあり、「北海道大分水点」と命名し、標識を設置(H17.10.5)したようだ。三国山から流れでた水は太平洋、日本海、オホーツク海に流れ込むとのこと。
三国トンネルコース

 アクセス(カーナビ入力:三国峠)
 三国峠にある三国トンネルの大雪湖側を目指す。トンネルの入口はシェルタ状に突き出ていて、トンネルの上には岩塔がある。その向って左側に入ると、山側沿いに登山道化した踏み跡がある。
 車は少し大雪湖寄りの広い駐車場に停める。
 国土地理院の地形図 周辺地図 GPSトラックは「山の地図帳2004.7.19」へ
三国トンネル
 7月19日 <2004(H16)年 登り1:50 下り1:21>
登山口 ミヤマハンショウズル(大×) 綺麗な小沢 オオバミゾホオズキ(大×)
 トンネルに向かって左の山沿いから入ると、登山口には黄色いヘルメットが目印として置かれていた。登山道は小さな沢沿いに付いていて、小川を右へ左へ、あるいは川の中へと目まぐるしい。その変化に着いて行けず、直進した後もあるが、間違っても直ぐにわかる。たった今、びっくりして逃げたと思われる鹿の足跡が獣道に続いていた。綺麗な小沢の流れる道端にはミヤマハンショウズルやサラシナショマが僅に、、オオバミゾホオズキはいたるところに咲いていた。
苔生した流れ 苔の花?(大×) 尾根から山頂を クマネシリ山塊
  規模は小さいが苔生した流れがあり、苔の花のようなのがあった。やがて小川は枯れると、急な道となり広場のようになると一度展望台のような尾根に上がる。尾根に上がると、隣のピリベツ岳やクマネシリの山塊が見え、頂上も視野に入ってくる。
キバナノコバノツメ(大×) 背の低い笹地 エゾシモツケ(大×) 大きな岩
 ここから、尾根伝いに行かず、大きな岩を迂回するように道がトラバースする。キバナノコバノツメやエゾシモツケが僅かに咲く背の低い笹薮を登って行くと、やがて大きな岩の基部を通過する。
ミヤマダイモンジソウ(大×) ホソバイワベンケイ(大×) 高根ケ原を望む コブから大雪山を
 岩にはダイモンジソウや名前のわからない植物が咲いていた。大きな岩を過ぎると展望が開けだし、高根ケ原が覗いて見える。
 赤いテープが木に括られたコブに辿り着くと、大雪山が良く望まれ頂上のようだ。相棒が頂上だと喜ぶが、確か頂上の手前にコブがあったはずで、確認のためGPSを出すと、頂上は目の前にあった。
コブから頂上を望む コルへ下る ウペペとニペ 頂上への尾根の道
 頂上は更に奥で、少し下って尾根伝いに辿る。尾根道はハイ松帯となり、急に開けると頂上だ。頂上に着くと大展望が広がっていた。大雪山から高根ケ原にかけて伸びる雪渓の形は面白く、いくら見ていても飽きない。ニセイカウシュッペ山、武華山、武利岳も連なっている。
                     ←大
      大雪山                        ニセイカウシュッペ山     武華山 武利岳
 北見富士も小さいが富士らしく見える。
           ←大
              北見富士
 ピリベツ岳、クマネシリ山塊、ウペペサンケ山、ニペソツ山の雄姿は間近に見えて見事だった。
                     ←大
             ピリベツ       クマネシリ山塊                      ウペペサンケ  ニペソツ
 トムラウシ山、忠別岳、高根ケ原、大雪山と一望出来た。
                     ←大
             トムラウシ山             忠別岳     高根ケ原          大雪山
 頂上は山頂標識があり、早速、大雪山と記念写真を撮す。時間が早かったので、昼食をとらず北村さんに頂いた羊羹とノンアルコールのビールを飲みながら山々を見渡す。山頂は風も無く、暖かで、いつまでも続きそうな長閑な時間が流れていたが、打ち破って下山を開始する。
 下山時は露も無くなった性か、登りには感じなかったイラクサの棘の痺れるような痛さに閉口する。トンネルの上にある岩塔が見えるようになると登山口は近い。
シャクナゲ(大×) 山頂(大×) コブへ帰る(大×) 大岩を通過する
 =ドタバタ考=
 
沼の原へ行こうと、クチャンベツ登山口へ向かうと、まだ、7時過ぎだというのに、車が駐車場から溢れていた。余りにも登山者が多いようなので、ヌプントムラウシの登山口へ向かうことにする。混み合った駐車場の中で、どうにかUターンして、もと来た道を引き返す。途中、橋の上で虫取り網を持っている気になる人たちがいたので、何を採っているのか聞いてみた。どうやら、一文字蝶のようだった。
 また、ダイアル錠の付いたゲートを開け高原温泉の林道に出て、一路、ヌプントムラウシに向かうが、時間が気になっていた。三国トンネルにさしかかると一人の男性が歩いていた。どうやら、三国山からの帰りのようだった。三国山も登山道の状況しだいでは良いと思い、HYMLの顔なじみだと思わないで車を止めて男性に聞く。どうやら、登山道は良さそうなので、Uターンして駐車場で登山の準備をしていると、その男性が近づいてきて、真新しい「夏山ガイド」を開いて説明してくれた。そのうち、HYMLの話しになり、私もHYMLに入っていると言うと、その男性は「サトマサさんでしょう」と言う。
 私もどこかで見た顔だと思ったら、オフミで何度も会っている「はぐれ雲北村」さんだった。北村さんと二人で記念写真を撮る。準備が出来ていざ出陣という時に、アソビホロケール隊2名揃って北村さんに記念写真を撮していただく。それから、山専用にベットを備え付けた車の中を見学し、羊羹を2つ頂いて、見送られて登山口へと向かう。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2004(H16)年7月19日(月) 晴れ 登り1:50 下り1:21
 8:05駐車場→8:08登山口→9:22尾根→9:26大岩→9:38コブ→9:58山頂10:24→10:39コブ→10:46大岩→10:54尾根→11:45登山口→11:49駐車場