真駒内周遊(最高標高167.8m)

 ポイント
 真駒内には旧跡や石碑が多いので、五輪小橋を起点に藻岩橋、藻岩神社(真駒内第一公園)、曙公園、めぐみ公園、藻南公園、石山緑地、真駒内中央公園(エドウイン・ダン記念館)、真駒内駅前の時計台などを訪ねた。このページに付随して、HPに南区の碑柏丘石山緑地があります。

 アクセス
 真駒内公園の駐車場は平日は無料のようだ。地下鉄真駒内駅を起点に一周も出来そうだ。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2016.4.4」へ 周辺地図
 4月4日<2016(H28)年 一周13.4km 2:33>
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 愛棒に真駒内川に架かる五輪小橋の袂で車から降ろしてもらう。親柱にはラッパを持っている銅像が鎮座していた。何時もは自動車で通り過ぎるだけなので、新鮮に見える。橋の奥には藻岩山も見えていた。サイクリング道路に下りて、藻岩山を見ながら藻岩橋を目指す。真駒内川は護岸されていない自然のままの岸もある。途中、パークトンネルを潜ると、藻岩山と藻岩上の橋が見えて来る。
五輪小橋の親柱 サイクリング道路 藻岩山 藻岩山と藻岩上の橋
 藻岩上の橋は「もいわかみのはし」と読むようで、人道橋のようだ。次の橋は、藻岩橋でその袂には馬の渡し渡船場跡の看板がある。どうやら、獅山の軟石を運ぶ馬を、大正初期まで渡していたようだ。次に、真駒内第一公園を目指す。公園の道路沿いには真駒内開基百年記念碑があり、建立は昭和51年とあるので、今年で130年目になるようだ。
藻岩上の橋 藻岩橋 馬の渡し渡船場跡 百年記念碑
 公園の奥には子牛と遊ぶ少年のような銅像があり、その台座には真駒内種畜場の跡と刻まれている。馬魂碑と獣魂碑も鎮座している。さらに奥には行幸記念碑があるが、碑陰は掠れていて読めない。明治天皇行幸道路の石碑が傍にある所をみると、明治天皇の行幸記念だったようだ。
真駒内種畜場の跡 馬魂碑と獣魂碑 行幸記念碑 明治天皇行幸道路
 何の記念なのか定かではないが大正時代の大典記念碑も鎮座している。真駒内神社は想像していたよりは質素だった。傍に、昭和天皇が植樹されたオンコの木がある。次に、用水路沿いを辿ると、自衛隊にフェンス越しに殉職隊員の碑が見えていた。
大典記念 真駒内神社 昭和天皇の植樹 殉職隊員の碑
 自衛隊のフェンス沿いには真駒内用水路案内図がある。それを見ると、真駒内川の上流がら取水して中央公園(エドウイン・ダン記念館)、緑町公園、曙公園を通り、現在地に繋がり、その先は自衛隊の敷地に延びているが、その先は描かれていない。すぐ傍に、種畜場事務所跡の看板もある。次に、めぐみ公園に行って見ると種畜場家畜房跡の看板がある。看板を見て写真を写していると、遊んでいた子供たちはしらけムードになってしまうので、早々に立ち退く。曙公園のには南北に延びる用水路跡がある。
真駒内用水路案内図 種畜場事務所跡 種畜場家畜房跡 用水路跡
 その北外れには水車場跡の看板が立っていた。南側には牧羊管理実況の地の看板もある。どうやら、大正天皇が牧羊の様子をご覧になったようだ。再び、真駒内公園に帰って来て、屋内競技場を見る。札幌オリンピックの時にはフィギヤスケートのジャネットン選手が妖精のようで大人気だったが、今は昔になって久しい。そのアイスアリーナの目の前に広い階段があり、聖火台でもあったのだろうかと期待して登って見る。
水車場跡 牧羊管理実況の地 屋内競技場 広い階段
 上がると台座だけで荒れていたが、産業戦士英霊顕彰碑跡のようだ。次に、五輪通を潜り抜け、屋外競技場を目指す。藻駒内かわに架かる中央橋の下流には藻岩山が望め、上流には白い流れのラダーが見えていた。屋外競技場を反時計回りで辿ることにする。
産業戦士英霊顕彰碑跡 中央橋の下流 中央橋上流 屋外競技場
 屋外競技場の正面玄関には五輪のマークと昭和天皇の歌碑が覗いていた。散歩道を南下すると見晴台が見えて来るので立ち寄るが、見晴台からは名前のような展望は得られなかった。
正面 親子の像 見晴台 見晴台から
 見晴台からさらに南下すると、公園の案内板やふるさとの散歩道の案内板等が立つ柏丘への入口があった。北側なのでまだ残雪がある入口から登って行くと、冬木立越しに豊平川の流れが見えて来る。
公園の案内板 ふるさとの散歩道 コース案内板 豊平川
 分岐から電波塔と配水施設に立ち寄り、奥へと進むと以前展望台のあった広場に出る。ここからは、展望図通りに豊平川の上流部に支笏の山々が連なっていた。展望台を後にして、藻南公園へと足を運んで行くと花魁淵が見えて来る。
電波塔と配水施設 支笏の山々 展望図 花魁淵
 藻南公園へと降りて行くが、まだ、花は見当たらなかった。藻南公園に辿り着くも残雪に覆われていた。藻南公園から柏丘を見上げて、石山緑地へと進んで行く。緑地の中は雪が融けていて、展示物も見られた。
藻南公園へ 藻南公園 石山緑地 展示場
 石山緑地から石山陸橋の手前で折り返して、真駒内市街へ向かう。折り返して間もなく、石山を見ると鹿の群れが鳴き声を上げて柏丘方向へ走り去って行った。こんな所にも鹿が居るのかと驚く。土埃にまみれて中央公園を目指し下って行く。エドウィン・ダン記念館から中央公園に入ろうとすると、ウォーキングトレイルの看板が立っていた。所々残雪のある中央公園に下って行くと池があり振り向くとエドウィン・ダン記念館が見える。
エドウィン・ダン記念館 ウォーキングトレイル 中央公園 池と記念館
 子牛とフォークを担いだエドウィン・ダン顕彰碑を見上げる。最後に、地下鉄真駒内駅の駅前広場にある時計塔やモニュメントを見て終わる。
エドウィン・ダン顕彰碑 駅前 モニュメント

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 二人の散歩路記録
 2016年4月4日(月) 晴れ 一周13.4km 2:33
 12:06五輪小橋→12:16藻岩上の橋→12:20馬の渡し渡船場跡(藻岩橋)→12:29真駒内種畜場の跡→12:32真駒内神社→12:37殉職隊員の碑→12:39真駒内用水路案内図→12:40種畜場事務所跡→13:19牧羊管理実況の地→13:47屋内競技場→14:04ふるさとの散歩道→14:21電波塔と配水施設(最高地点)→14:29展望図→14:43藻南公園→15:20エドウィン・ダン記念館→→15:39真駒内駅