待根山(1002m)隈根尻山(971.4m)縦走

 ポイント
 道民の森に繋がっているため、登山道の整備や標識も完備されている。隈根尻山と待根山の間はアップダウンが連続する少し荒れ気味の縦走路だ。
一番川コース

 アクセス
 当別町の道道28号線沿いにある「道民の森一番川オートキャンプ場」を目指す。キャンプ場の奥にある駐車場の横を通り、砂利道に入る。林道の奥には広い駐車場とトイレがあり、登山届ポストがある。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「山の地図帳2008.6.18」へ 周辺地図
 6月18日 <2008(H20)年 一周 6:45 登山口=2:26=隈根尻山=2:28=待根山=1:51=登山口>
 登山口にある駐車場に着くと、もう2台停まっていた。後からの1台も直ぐに到着する。投函方式の登山届をポストに入れ、ゲートから伸びる林道に入ると直ぐに川を渡る。川にはU字溝を逆さまにしたステップが設けられている。広く良く手入れのされている林道を進むと、「隈根尻山」との分岐に出る。車の渡渉地点の傍に丸太の橋@が架かられ、人は難なく渡ることが出来る。
登山届ポスト 直ぐ渡渉 分岐(右:隈根尻山) 橋@
 道端には「オドリコソウ」が咲いてはいるが、この時期は花が少ないようだ。また、橋Aが架かっている。タヌキの距離標識も立っている。見ると、「隈根尻山山頂まで3.9km 標高331m」と表示されている。再び橋Bが架かっている。
オドリコソウ(大×) 橋A 距離標識 橋B
 道端にはタニウツギも咲きだすが、再び、丸木橋CDと続けて渡って行く。葉っぱの上にはゾウムシがうごめいていた。近づいて見ると、ゾウムシはフリーズしたように動かなくなってしまった。ゾウムシ顔を良く見ると、結構厳つい顔をしている。
タニウツギ(大×) 橋C 橋D ゾウムシ(大×)
 今日は愛棒が心待ちしていたタケノ コ採りを兼ねた登山だったが、東屋まで車で入った跡があり、タケノコは皆無の状態だったが、展望は開けてくる。登って行くに従い「ピンネシリ」や神居尻山が見え出す。「隈根尻山山頂まで1.0km 標高719m」の標識が出てくると、荒らされていないタケノコ地帯があり、ザックが徐々に重さを増す。タケノコ採りをしていたら、後続のご夫婦に追い越される。
東屋 ピンネシリを 神居尻山を 隈根尻山まで1.0km
 ピンネシリと待根山が並んで見え出すと、T字分岐に着き、尾根に上がる。取 りあえず「隈根尻山」の山頂を目指す。尾根では追い越して登って行ったご夫婦もタケノコ採りに夢中になっていた。山頂手前で、樺戸山からの道が合流してくるが、笹が被り廃道状態になっている。直ぐに隈根尻山の山頂に着く。
ピンネシリと待根山 T字分岐 樺戸分岐 隈根尻山山頂
 遮る物が無い山頂からは360°の展望が広がっていたが、少し霞んでいた。神居尻山とピンネシリの間には残雪を被った増毛の山々が見える。「ピンネシリ」の手前には待根山、待根山の手前には878m峰が続いて見える。
                     ←大
              神居尻山   増毛の山々     ピンネシリ   待根山
 樺戸山の方を見ると浦臼山から延びる峰越しに石狩平野、や馬蹄形の新沼、札比内貯水池も望める。大きいはずの石狩川は平野の中を切れ切れに流れている様に見える。
                               ←大
                     浦臼山                樺戸山   石狩平野 新沼    札比内貯水池
 山頂標識は壊れて、ただの板切れの様に三角点の傍に横たわっていた。山頂で、休憩しているとキアゲハが飛来し、何度か写真を撮すが、逆に遊ばれる。厚田の方向に格好が良い三角の山が見えるが、円錐峰なのだろうか。目の前にはいかにも三角の形をした三角山が見える。
三角点と壊れた標識 キアゲハ(大×) 円錐峰 三角山
 神居尻山、ピンネシリ山、増毛の山々を 見ながら方位盤の土を落とし山頂を後にする。「樺戸山の分岐」を改めて見るが、笹が被り廃道状態になっている。尾根道にはシラネアオイが咲いていた。
増毛の山々 方位盤 樺戸分岐 シラネアオイ(大×)
 尾根を歩いていると、ヘビイチゴ、ツバメオモトも咲いていた。先程のご夫婦は、まだ、タケノコ採りに夢中になっていた。T字分岐に着くと、目の前に「待根山」が見え、「ピンネシリまで4.5km標高905m」の標識がある。取り合えず「待根山」を目指し、下って行くと、ゴゼンタチバナも咲いていた。
ヘビイチゴ(大×) ツバメオモト(大×) T字分岐 ゴゼンタチバナ(大×)
  道中にタケノコが多すぎて、ザックが時を経るにつれ重 さを増しながら、アップダウンを繰り返す。二つ目のコブを登り切ると「ピンネシリ」と「待根山」が見え出す。最後のコブには「ピンネシリ山頂まで3.5km標高843m」の標識がある。目の前には878m峰とその後に待根山とピンネシリが連なって見える。
二つ目のコブ ピンネシリと待根山 ピンネシリまで3.5km 878m峰と待根山
 最後のコブ843mからは一気に下って行く。途中、ムラサキヤシオの花を見る。コルから見上げる待根山の手前のコブ(878m)も相当な高さに見えてくる。登り出すと谷側が開け滝川の市街地を望むことができる。カラマツソウを見ながら、コブ(878m)を登って行く。
ムラサキヤシオ(大×) 滝川市街地を 878m峰を登る カラマツソウ(大×)
 「878m峰に着いて、待根山」が遠いことを実感し、堪らず、コブに設置されていたベンチに座り込む。小休止しながら、改めて見上げる待根山は高く聳えている。呼吸を整え、コブから再び下って行く。コルから最後の登りになる。登山道の斜度は何時の間にか増し、見上げるとザックの重みでひっくり返りそうになるので、何時の間にか木段を四つんばいで登って行く。待根山の山頂にある標識が見えて気が抜けてくる。
878m峰から待根山 ミヤマキンポウゲ(大×) 最後の急登 待根山
 「待根山に着くと、奥にピンネシリが見えて来るが、草むらに座り込み、早々に昼食を始める。時間は既に13時になっていた。ここで、山頂宣言をして、もうピンネシリ山には行かないことを誓う。オニギリを食べ終わり、二人で風の音を聞きながら暫しひっくり返る。あー生きている・・幸せ・・と感じる。
 1002mの標識が付いている看板越しに砂川市街を見て、山頂を後にする。主稜線は風が強く、花どころでは無かったが、ハクサンチドリをようやく撮す。ピッチの合わない丸太の階段をピンネシリのコルへと下って行く。
待根山 砂川市街地を ハクサンチドリ(大×) コルへ下る
 途中、「新十津川分岐」があるが、この道は現在も生きているようだ。コルから少し上がると、一番川への分岐がある。丸太の階段を「隈根尻山」の長い尾根を見ながら下って行く。登山道は何時の間にか林道になり、下って行くと、再び、林道から登山道に入る。再び林道に飛び出し、林道を下って行く。川の渡渉は「隈根尻山」の林道の様に丸木橋が無いので、飛び石を伝って行く。
新十津川分岐 隈根尻山を 左:登山道、右:林道 渡渉
 岸辺は真っ黒で、石炭と見間違う「粘板岩」の露頭がある。再び、飛び石伝いに渡渉して下って行く。道端には「ノビネチドリ」も咲いていた。ようやく、登山口に着いて、下山届を出す。
石炭の様な露頭 渡渉 ノビネチドリ(大×) 登山口

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 二人の山行記録
 2008(H20)年6月18日(水) 一番川コース 晴れ
 7:49駐車場→8:08山頂まで3.9km→8:23山頂まで2.9km→8:43山頂まで2.0km→9:35山頂まで1.0km→10:02T字分岐→10:13樺戸分岐→10:15隈根尻山10:27→10:29樺戸分岐→10:44T字分岐→11:24ピンネシリまで3.5km→12:28P878m→12:55待根山13:20→13:28新十津川分岐→13:30ピンネシリ分岐→13:58登山口まで4.0km→14:21林道分岐→14:29登山口まで2.8km→14:30林道合流→14:40登山口まで2.1km→15:01登山口まで0.7km→15:11駐車場