久保内(三角点名:606.2m) |
ポイント 全線手入れの行き届いた林道歩きで、登山と言うよりはトレッキングの方が相応しい。尾根筋に延びる東湖畔線に上がると、展望が開け駒ケ岳、有珠山、V字の洞爺湖が望まれる。山頂への道はない。 |
早月釜谷線林道(釜谷側)コース |
アクセス 有珠国道(453号線)沿いにある久保内神社と禅長院(寺)の間に旧道跡を見付け路駐する。山へ向かう生活道路を上がって行くと、延長線上に林道がある。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2011.5.11」へ 周辺地図 |
5月11日 <2011(H23)年 登り1:56 下り2:01> |
林道を目指し、ホーストレッキングの看板が立っている住宅街を上がって行く。生活道路の延長線上が、自然と林道になる。網を被っている地元の奥さんが下ってきたので、虫が多いのか聞いてみたら居ないと言うことなので安心して登って行く。道普請した所には、早月釜谷線林道の棒杭がたっている。道端に、白花の葉が細いエゾエンゴサク、フッキソウが咲いていた。 |
林道入口を目指す | 早月釜谷線林道 | 細葉エンゴサク(大×) | フッキソウ(大×) |
タチツボスミレやミヤマエンレイソウが咲き、沢は真っ赤な滑床のようだった。意味不明の距離標識も立っている。サングラスの縁に虫が付いているようだったので、外して見たらダニだった。どうやら、花を撮しているときに付いたようだった。 |
タチツボスミレ(大×) | ミヤマエンレイソウ(大×) | 川の流れ | 距離標識 |
サンショウウオの大きな卵が道路脇の水溜まりにあったり、クジャクチョウも舞っていた。ようやく尾根筋の東湖畔線に出ると、洞爺湖と有珠山が良く見えて来た。 |
サンショウオの卵 | クジャクチョウ(大×) | 東湖畔線を | 洞爺湖と有珠 |
左手にはゲートのある林道が分岐するが、早月釜谷線林道だった。今辿った道路は、東湖畔線と共用区間だったのだろうか。山頂直下になると伊達紋別岳が見え、その後ろに室蘭岳の頭が見える。616m峰越しにはガスのかかったオロフレ山も見えていた。 |
ゲートのある分岐 | 伊達紋別岳 | 羊蹄山が | オロフレ山 |
山頂を回り込み、次の616m峰のコルまで行くが、三角点への道の痕跡もないので、諦めて引き返す。コルには元気なフクジュソウが咲いていた。コルから山頂を眺めながら引き返し、山頂を過ぎても振り返って見る。 |
山頂直下 | フクジュソウ(大×) | コルから頂上を | 頂上を振り返る |
最後に、駒ケ岳と有珠山が噴火湾を隔てて見えていた。幌渡の丘陵も目の前に見える。帰りは、フキを採りながら下って行く。 |
駒ケ岳 幌渡 噴火湾 有珠山 |
二人の山行記録もくじへ 次幌渡へ アソビホロケール山へ |
二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2011(H23)年5月11日(水) 晴れ 登り1:56 下り2:01 9:14駐車場所→10:46東湖畔線へ→10:57分岐→11:10コル616m峰→11:26分岐→11:30草月釜谷林道へ→13:11駐車場 |