小登山(514.6m) |
ポイント 距離は長いように見えるが、なだらかなので意外と時間がかからない。山頂からの展望は500mの標高とは思えない位良い。 |
プロヴァンスの丘ルート |
アクセス 登余市停車場(道道753号)線を南進し、登小学校を通過すると、間もなく、登神社とプロバンスの丘の看板が見える。この三叉路を左折する。道は交差が出来ないくらい段々細くなり、車が来ないことを祈って奥へ進む。1.7km位入るとプロバンスの丘に到着する。雪をブルで押した場所を見付けて駐車させていただく。 |
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国土地理院地図 GPSトラックは「2008.3.8」の地図帖へ 周辺地図 |
3月8日<2008(H20)年 往復スキー9.141km 登り2:37 下り1:37> |
地図では道なりに林道があるはずなのだが、何か果樹園の中に入って行くようで気が引る。とにかく、尾根に上がって見ることにした。真っ青な空を見あがると、茶色いヌルデの木の実(HYMLのTAOさんから教えていただく)がぶら下がっている。プロバンスの丘から振り向くと、シリパ岬と余市市街が一望される。行く手、左方向には塩谷丸山が見えてくる。 |
プロバンスの丘 | ヌルデの実 | シリパ岬と余市 | 塩谷丸山 |
林に入る前に、振り返って見ると稲倉石山、天狗岳、湯内岳が連なり、シリバ岬が余市湾に突き出ていた。余市市街も一望される。ここから、「プロバンスの丘」の住民のものと思われるトレースと合流する。 |
稲倉石山 天狗山 湯内岳 シリパ岬(尻場山) 余市湾 |
251mのコブ辺りから振り向くと稲倉石山、天狗岳、湯内岳が一望される。330mのコブを上り始めると登川沿いになにかの建物が見えだす。405mのコブを登り始めると大黒山が一望できる。405mから林道が下ってきているのか藪から脱出する。 |
稲倉石山・天狗山・湯内岳 | 建物 | 大黒山 | 林道を上がる |
405m峰からは山頂が望める。左隣りの500m峰の天辺には大きな岩が見える。このコブは大登山の途中で、小登山と勘違いした山に違いないと確信する。結構、ユニークなピークで一度行ってみたいと思う。405m峰からは林道を下って行く。シールを付けているので、スキーの滑りは今一だ。 |
405mから山頂を望む | 500m峰を | 山頂へ林道を | 林道を下る |
今度は、山頂に向かって林道を登り出す。隣りの500m峰の天辺にある岩が一段と大きく見える。四角いリスの足跡も慌しく往復している。振り返ると、尻場山(シリパ岬)が良く見えるようになる。 |
林道を登る | 500m峰を | リスの足跡 | 尻場山を |
山頂直下で、立派な林道を横切る。林道からは隣りの500m峰、桃内毛無山、塩谷丸山が揃って見える。林道を横切って、いよいよ山頂へ登って行く。主稜線に上がると、一段と景色が良くなるが山頂はまだ少し先だ。ようやく、山頂に辿り着いたら、目の前に羊蹄山が鎮座していた。羊蹄山の前にあるのは赤井川カの三角山だろうか、尾根の延長線上には余市岳が雪で煙っていた。 |
林道を横切る | 林道から塩谷丸山 | 羊蹄山が | 余市岳が |
余市岳、阿女鱒岳、本倶登山、羊蹄山、アンヌプリ、ニセコ連峰と広がりを見せる。 |
余市岳 阿女鱒岳 本倶登山 羊蹄山 アンヌプリ ニセコ連山 |
大黒山、八内岳、稲倉石山、天狗山、湯内岳その後に真っ白な積丹が覗き、尻場山(シリパ岬)へと繋がり真っ青な余市湾で終る。この展望は500mクラスの山にしては、素晴らしいものだった。 |
大黒山 八内岳 稲倉石山 天狗岳 湯内岳 積丹の山々 シリパ岬 |
昼食には早いので、ココアを飲みながら疲れを癒す。帰りがけ、再び、余市岳と阿女鱒岳、羊蹄山、ニセコ連峰、積丹の山々を見回す。重機の音がするので、何処から聞こえるのかと思っていたら、山頂直下で横切った林道を除雪していて、びっくりだった。 |
余市岳 | 羊蹄山 | ニセコ連峰 | 積丹の山々 |
林道を横切るところからは尻場山(シリバ岬)が望める。振り返ると北尾根に大きな岩が鎮座していた。500m峰の天辺の岩も気になるが、この岩も気になる存在だった。帰りの登り返しはウロコ板だったのでバンバン叩きながら登って行く。405m峰は西側からトラバースするが、潅木が煩くて、暫し、行く手を塞がれる。次のコブ(370m)も西側からトラバースするが、333mのある尾根に下しそうになり軌道を修正する。登って来たトレースに戻って、ほっとして青空を見上げると白いダケカンバが映えていた。233m峰は登らずに、地図の林道を辿る。233m峰を越えると送電線の鉄塔があり、尻場山(シリパ岬)が見えて来た。 |
尻場山を | 北尾根に岩が | ダケカンバと青空 | 尻場山を |
=プロヴァンスの丘= プロヴァンスの丘は建売ログハウスの分譲別荘地だ。現在は10棟位建っていて、人が住んでいる。天文台もあるようだ。 入口には「時計は引き出しに放り込んだままである。今日が何日の何曜日だかわからないことがしばしばだが、そんなことはどうでもいいように思えてくる。私は草木のようにこの地に根を降ろして満足している」ピーターメール「南仏プロヴァンスの十二か月」より と書かれた看板が立っていた。 |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2008(H20)年3月8日 晴れ 尾根道新雪ラッセル10cm 往復スキー9.141km 登り2:37 下り1:37 7:45プロバンスの丘→7:59送電線下→8:01p233→8:16p251→9:30p405→10:00林道横断→10:22頂上11:00→11:11林道横断→10:28p405トラバース開始→8:16p251→12:34送電線下→12:37プロバンスの丘 |