硬石山(kataisiyama)(391.1m)西峰(353m)
=札幌南沢市民の森=

 ポイント
 2017(H29)年秋に札幌登山道整備隊により登山道が整備されたが、残念ながら2020(R2)年に東峰と見晴台は閉鎖された。 しかし、同年、西峰への登山道が整備され道標も設置されている(トラバースする仮の道も新たに尾根伝いに変わった)。
南沢市民の森(北尾根)コース

 アクセス
 南沢から硬石山線の峠を越えてすぐ左右に階段の付いた立派な散策路の入り口がある。この入り口は、こう見えても右南の沢川の源頭部だ。推奨できる駐車スペースではないが、ゲート手前の駐車帯(550m手前)の数台、南側口にコンパクトな車1台、白川市民の森の入口(100m過ぎ)にある。意外と交通量が多いので注意。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2022.5.16」へ 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 5月16日<2022(R4)年 一周6.372km 3:09>
 白川市民の森入口のゲート横に駐車して、南沢市民の森の南側入口を目指す。南側口には総合案内板が設置されている。木段を上がって50m行くと@番の看板のある分岐になる。
白川市民の森口 南側口 総合案内板 @番
 @番からAへ220m行くと分岐になる。遊歩道の看板を見てB番方向を目指す。遊歩道で一番高い位置(278.9m)に上がると、案内図には無い分岐になる(道が三角形になっている)。分岐から山側に入り、尾根筋の薄い藪に入って行く。シカが食べ尽くしたのかササの葉がない藪になっている。歩き易い藪だが、植木ハサミで切りながら登って行く。倒木は数か所あるが、以前よりも通過しやすくなっていた。シカに樹皮を食べられて丸裸になった木が現れると、西峰の直下になる。
A番 B番方向へ 分岐を右へ 山頂直下
 西峰に上がり、直ぐに本峰を目指す。以前はトラバース気味の仮道が、尾根道になっていた。西回り分岐が現れ「西峰まで約200m」の標識もある。P356.8mはビューポイントで石山の市街地や恵庭岳が望めた。VPから少し下り、登りだすと本峰が見えて来る。
西峰 西回り分岐 VP 山頂直下
 山頂は展望は無いが、切株の椅子と山頂標識がある。山頂から、元来た道を下って直ぐに大木が2本ある。東コースの大木よりは小さいが大木には違いはない。
山頂 山頂標識 大木@ 大木A
 西回り分岐から下を覗いて通り過ぎると、何時の間にか、新しく付けれれた尾根道を辿っていた。藻岩山も覗けるところがある。尾根道の途中に、蔓や倒木を整理したところもあり、道を付けるのが大変だったと思う。
 再び、西峰に上がり、休憩所を見て下って行く。下りも、植木ばさみでササを刈りながら下って行く。遊歩道に出て分岐を振り返ると、どうも道が三角形になっているように思えた。
西回り分岐 藻岩山 西峰の休憩所 遊歩道の分岐
 B番に向かって下って行くと山火事注意の看板が目に付いた。道端にはヒトリシズカが咲いていた。道はUターンをしてB番に着く。C番には行かず、E番を目指して下って行くと、砂防ダムが見えて来た。
山火事注意 ヒトリシズカ B番 砂防ダム
 砂防ダムの付近からジモティ口と思われる道があるようだ。E番からC番へ往復して、F番へ向かう。
ジモティ口 E番 C番 F番
 F番でもタチツボスミレを眺めながらD番を往復する。7番からニリンソウの咲く道を辿り@番を目指す。南側入口に着くと、1台の車が停まっていた。道路を横断して、北側口に入る。
タチツボスミレ D番 ニリンソウ 北側口
 北側の遊歩道はシンプルで、ほぼ一周するだけだ。入ると直ぐにG番があり、最高地点のH番(241.9m)に向かう。Hから沢に下って行く。遊歩道の最下部に砂防ダムが覗ける。Uターンしながら尾根道を登って行くと、ズボンにダニが蠢いていた。直ぐに、払い落すが、まだ付いているのではと気が気でなかった。尾根道には、シカがキョトンとしてこちらを見ていた。
G番 H番 砂防ダム 尾根道

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 山行記録
 2022(R4)年5月16日(月) 晴れ 一周 6.3721km 3:09
 7:14駐車場所→7:16北口→7:18@→7:22A→7:32尾根取り付き→7:57西峰→8:05西分岐(西峰200m)→8:08VP→8:14本峰8:17→8:19大木→8:32西峰→9:02遊歩道へ→9:13B→9:21EDE9:29→9:34FDF9:43→9:55@→9:53南側口→9:55北側口G→9:58H→10:18GHG北側口10:23→10:26駐車場所