硬石山(kataisiyama)(391.1m)東峰(370.8m)見晴台(350m)

 ポイント
 2017(H29)年秋に札幌登山道整備隊により登山道が整備されたが、2020(R2)年に東峰と見晴台が閉鎖された。しかし、新たに、西峰への登山道が尾根筋に付けれれ道標も設置されている。
石山橋(西回り)コース

 アクセス
 豊平川に架かる石山橋の袂から水道施設(白川第二送水管)方向へ入ると、舗装された広いスペース(駐車場)がある。この奥には廃道が延びている。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2018.6.10」へ 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 6月10日<2018(H30)年 一周2.723km 1:30>
 水道施設前の駐車スペースに車を停めて、両脇のフェンスに囲まれた道を辿って登山口へ進んで行く。登山口は、分岐になっていて西回りか東廻りかを選択しなければならない。直ぐに登るよりも、トラバースして登った方が体に負担がかからないかと思い西回りを選択する。古い作業道の雰囲気のある道を辿って行くと、小沢になる。真っすぐ行きそうな所には道標「山頂→」があり、ここからは尾根道へと登って行く。
登山口へ 道標:西回り 小沢 道標:山頂へ
 尾根道には、ちょっとした岩場があり、裸地には足穴が掘られ、倒木の危険のある所には迂回路の標識がある。迂回して行くと、上に、倒木注意の標識の付いた木があった。この辺りは、ミヤコザサが僅かにあるだけで、下草がほとんど無いことに気が付く。まるで、府県の杉林を登っているように感じた。
岩場 裸地 倒木危険回避 笹の無い道
 急登の所にはロープが張られていた。急斜面にはツバメオモトが蕾を付けていた。太い倒木が横たわっているが、その一部に足置きの板が打ち付けられていた。ありがたく使わせていただき、楽して乗り越えることができた。矢印「→」が見えて来ると方向が変わり平らになる。
ロープ ツバメオモト 足置きの板 矢印
 尾根に上がると。札幌市駒岡清掃工場や白旗山、島松山などの丘陵地帯が見えて来る。道端には、可愛いカタツムリが落ちていた。目の前が明るくなると主稜線が見えて来る。西峰への道は無ので、尾根伝いに東に登って行く。
白旗山 カタツムリ 主稜線間近 主稜線に上がる
 主稜線上をわずかにアップダウンをくりかえすと山頂に到着する。山頂標識「最高点」「硬石山/397米/三角点は東へ500米」か木立に打ち付けられていた。標識をよく見るとシカの角がぶら下っていた。振り返ると道標「左回りコース/←登山口」があった。気が付くと笹の丈が高くなってきているのの気が付く。道端には、円山に見られるようなミズナラの大木が鎮座していた。大木の回りは奇麗に笹刈りがなされていたので一周し、アメリカインディアン「knock on wood」の真似をする。
山頂 左回り登山口 笹の丈が 大木
 今度は道の真ん中に大木が現れる。小さなコブを登り下ると、東廻りコースの分岐が現れる。ここから登って行くと三角点跡に到着する。三角点は廃点になったが、まだ、標石や標柱は残っていた。標石にはまだICタグも付いている。山頂標識「山頂/三角点」「硬石山/三七一米」が木立に打ち付けられていた。見晴台の道標に従い、下って行くと、目の前に札幌市街地が広がっていた。
大木 廃点になった三角点 東峰 札幌市街地
 札幌市街地から白旗山にかけての丘陵地帯が見渡せた。採石が足元まで迫っているようで、いずれここも無くなるのかと思いながら後にする。
                     ←大
見晴台から
 東コースの分岐へと向かっていると、行に写真を写していなかった大木が見えて来る。今度は東廻り分岐から下って行く。石山の市街地に向かって下って行く。新旧道路を変更した所には道標もある。
大木 東廻り分岐 石山の市街地 道標
 途中、山頂への道標や矢印もある。登山口に下りて来ると、注意書き「東まわりコース/夏道/低山ですが急登です積雪期は/滑落の恐れあります!それなりの/装備して登って下さい。」と登山口の標識があった。沢には、靴を洗うブラシが2つぶら下っていた。
山頂へ 矢印 注意書き 登山口

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 山行記録
 2018(H30)年6月10日(日) 曇り 西回り一周2.723km1:30
 7:04駐車場→7:05登山口→7:07小沢→7:14倒木迂回→7:22ロープ→7:30倒木越え→7:44主稜線へ→
7:54本峰→7:58大木→7:59大木→8:05東廻り分岐→8:06大木→8:08三角点跡→8:11展望台8:13→8:18東廻り分岐下山→8:26道標:山頂へ→8:36矢印→8:35登山口→8:36駐車場