鴉瓜(769.5m)屏風台(704.0m)

 ポイント
 途中の展望も良く竹山、貫気別山、尻別岳、羊蹄山が望める。山頂からは無意根山、中岳、並河岳、喜茂別岳、小喜茂別岳が見える。
喜茂別町川上駐車場ルート

 アクセス
 中山峠から喜茂別に向って国道230号線を下り、喜茂別町栄手前に広い駐車場がある。
 国土地理院地図 GPSトラックは「2012.3.5」の地図帖へ 周辺地図
 3月5日<2012(H24)年 ラッセル無し 往復スキー10.416km 登り2:34 下り1:22>
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 広い駐車場の林道側に停めて、スキーを持って雪山を越える。雪山には既にスノーモビルの乗り越した跡があり、難なく上に上がれた。林道にしては、少し傾斜が急なのと、スノーモビルのゴムクローラで踏み固められているので、帰りの滑りは期待出来ないと思いながら登って行く。振り向けば、喜茂別岳や小喜茂別岳をバックに登っていた。林道沿いの法面には、もう春が近いのかぽっかりと口の様に開いた穴にツララが下がっていた。噛み付かれたら、痛いだろうなと思いながら登って行くと、真っ白な中岳と思われる山影が見えて来る。
中山峠の看板 喜茂別岳をバックに ツララ 真っ白な中岳
 林道は何時の間にか林の中の作業道になってしまう。木立の間から、中山峠の中山(幌滝山)が見てくると、平らな疎林帯の尾根になって来る。今度は、竹山をバックに登って行く。
林道から作業道へ 中山 平らな尾根に 竹山をバックに
 雪原からは羊蹄山、尻別岳、が望まれ、その山容は登るに連れて変わって行く。雪原に高みを探しながら辿って行くと、目の前に真っ白な無意根山や中岳が見えて来る。そこが、屏風台だった。
羊蹄山 尻別岳 羊蹄山 屏風台(大×)
 屏風台からは、遮る物が無く、無意根山、中岳、喜茂別岳、小喜茂別岳、恵庭岳、中山、東中山が見渡せた。
                     ←大
無意根山 中岳 喜茂別岳    小喜茂別岳  恵庭岳   中山    東中山
 屏風台の名前の由来でもある、東側の崖を覗いて見る。次のピークになる755m峰に行く間、羊蹄山と尻別岳を見ながら雪原を辿って行く。
屏風台 羊蹄山 尻別岳 羊蹄山
 755m峰が近づくと、無意根山がピークの陰から真っ白な姿を現す。755m峰からは、真っ白な無意根山や中岳を目の前にして辿って行く。緩やかなコルから振り向けば755m峰越しに竹山が望まれる。
無意根山 755m峰 無意根山 竹山
 鴉瓜の間近になると、竹山、貫気別山、尻別岳、羊蹄山が並んで見えていた。
                     ←大
竹山   貫気別山     尻別岳                   羊蹄山
 鴉瓜へは高みを探しながら雪原を辿って行く。最後に、高みに辿り着くと無意根山や中岳が間近に見えていた。早速、席を作って座り、真っ白な無意根山や中岳を見ながら、麦芽汁の炭酸飲料やココアを飲む。
 最後に、平らな山頂で無意根山と共に記念写真を撮し、羊蹄山を見ながら下山する。
鴉瓜へ 無意根山 鴉瓜(大×) 羊蹄山
 緩やかな鴉瓜の雪原を、滑りながら羊蹄山を満喫する。こるに下ると2人のインディアンが向かい合ったような雪塊を見る。755m峰の北側をトラバースしていると羊蹄山が見えて来た。青空だったらもっと綺麗だろうにと、贅沢なことを思いながら下って行く。屏風台もトラバースしようかと思ったが、針葉樹の林があることを思い出し、途中から止める。後は、来た道を辿って行く。林道に戻ると、間もなく登り返しがあり、一汗かかされる。スノーモビルの走行跡のある林道を滑ることになるが、新雪のところを選んでボーゲンで下って行く。
鴉瓜の雪原 2人のインディアン 羊蹄山 登り返し(大×)

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2012(H24)年3月5日 晴れ ラッセル無し 往復スキー10.416km 登り2:34 下り1:22
 8:09駐車場→9:00林道終点→9:21平らな尾根に上がる→9:48屏風台→10:16P755m→10:43山頂11:22→途中のピークトラバース→12:44駐車場