朝日岳(598.1m)
コース 岩戸観音 岩戸→豊林 豊林荘 豊林→岩戸

 ポイント
 家族向き。春先や晩秋などの木に葉が無いときにお薦め。二つの登山口を結ぶと、ミニ縦走気分も味わえる。秋には、豊平川の渓谷も紅葉で染まり見応えがある。
朝日岳に夕日岳の影が 朝日岳の山容 朝日岳に夕日が
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
豊林荘(薄別川左岸)→岩戸コース

 アクセス
 定山渓温泉を過ぎると、右に見落としそうな小さな道が下りている。交差が難しい狭い道を下って行き、豊平川に架かる「憩橋」近くに適当な場所を確保する。豊林荘跡には数十台の車が駐車できるスペースがある。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2013.10.18」へ
 10月18日<2013(H25)年 一周5.925km 2時間26分 電波塔経由>
 憩橋→7→豊林登山口→47→朝日岳→49→岩戸登山口→12→二見公園→4→二見吊橋→27→憩橋
 憩橋の袂にある、親水公園の前に車を停める。憩橋の奥には、紅葉に包まれた朝日岳が見えて来る。憩橋を渡っていると、薄別川の清流と紅葉が綺麗だった。豊林荘跡は綺麗に整地され、色づいた崖が奥に見えていた。この跡地には、砂利道も健在で、数十台の車も停めることができそうだと思う。
憩橋 薄別川の清流と紅葉 豊林荘跡
 シラカンバ遺伝子保存林の取り付きになる「うすべつ左岸林道」のゲートは閉まっていた。ゲートの手前には「豊林荘コース」の登山口があり、ポストもある。看板にはコースタイム50分の表示がある。笹の密度が薄い登山道を登って行くと、紅葉が日の光を受けて綺麗に見える。
林道ゲート 登山口 登山道 紅葉を
 倒木の門をくぐったり、新雪の残る沢沿いの道を登って行くと、岩戸観音コースが合流している分岐にでる。向きを変えて、登って行くと、以前、頭をぶつけた木があるが、難なく素通りできた。
倒木の門 新雪 分岐 頭をぶつけた木
 頂上直下は松の林なので、紅葉もなく薄暗い。山頂に上がると、壊れかけたベンチが1つあり、新旧の祠が鎮座していた。山頂標識の看板は、昔ながらだったが、最盛期には3つあったベンチが1つになっていた。それも、座るには耐えられなさそうに見えるので、座ることはなかった。
頂上直下の林 山頂 潰れた祠
 足元の三角点を見たり、冬木立の隙間から定山渓天狗岳、余市岳を眺める。昼食には早いので、記念写真を撮し、早々に、下山を開始する。
三角点 定山渓天狗岳 余市岳 山頂(大×)
 下山途中、木立の隙間から真っ白な定山渓天狗岳が望まれた。分岐からは、岩戸コースを下って行くと、ミズナラと思われる大木があり、見上げると、黄色く色付いていた。小さな尾根に、道が延びていたので、辿って行くと電波塔があった。
定山渓天狗岳 ミズナラの大木 電波塔
 電波塔からは烏帽子岳、定山渓小天狗岳が間近に望める。紅葉も綺麗だった。電波塔から北側に踏み跡が延びていたが、辿ることはしなかった。再び、登山道に戻って、下って行くとグミの赤い実が目に付いた。岩戸観音コースからは、団体さんが大勢登って来ていた。山頂は満員になってしまうと、心配しながら下って行く。
烏帽子岳 定山渓小天狗岳 紅葉 グミ
 登山口近くになると、沢沿いの道になり、雨水で抉られていた。あまりに、荒れているので、登って来た2人山ガールは心配そうに、こんな道が続くのかと聞いいてきた。ここだけだと、言うと安心したように登って行った。突然、岩戸公園の一角でてしまう。振り返ると、岩戸登山口だった。公園の隅地蔵さんがあり、そこから急な石段を下って行く。
岩戸公園 岩戸登山口 地蔵さん 石段を
 道端には、足湯があり、楽しんでいる人がいた。岩戸観音では、お参りしている人がいたので、邪魔にならないように、遠くから撮す。登って来た朝日岳を見上げると、青空に紅葉が綺麗だった。温泉街を歩き、二見公園へと向かう。
足湯 岩戸観音 朝日岳を 二見公園
 公園内に入ると、かっぱの水飲みやかっぱ大王が目に付いた。二見橋に上がると、日本人や中国人の観光客が景色を楽しんでいた。豊平川の紅葉した岸壁や清流は綺麗だった。
かっぱの水飲み かっぱ大王 二見橋 豊平川を
 二見橋を渡り切り、河原に下りてしたから、二見橋が見上げる。紅葉の岸壁も綺麗だった。上流には祠が鎮座している二見岩が見えていた。川原から直接行かず、引き返して、道標から二見岩に登って見ると、竜と厳島神社御札が祀られた祠だった。
二見橋 紅葉の岸壁 二見岩 厳島神社の祠
 二見岩からかっぱ渕公園に行くと、紅葉の岸壁やかっぱ渕が綺麗だった。川原から離れ、紅葉の綺麗な散策路を上流に辿って行く。
かっぱ渕公園 紅葉の岸壁 かっぱ渕 紅葉
 石垣の道を辿って、渓流コースの終となる東屋とトイレのある広場に到着する。広場には、ミズナラの解説やミズナラの大木があり、園地の案内図も立っていた。
石垣の道を 東屋とトイレ ミズナラ 園地案内図
コース 岩戸観音 岩戸→豊林 豊林荘 豊林→岩戸

二人の山行記録もくじへ   次夕日岳へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2013(H25)年10月18日(金) 晴れ 一周5.925km 2:26
 9:51憩橋→9:58豊林登山口→10:35分岐→10:45頂上10:50→6:36分岐→11:17パラボラアンテナ11:1911:41岩戸登山口→11:53二見公園→11:57二見橋→12:08二見岩→12:24憩橋