いさりの碑  =オホーツクライン=

 アクセス
 宗谷岬から国道238号線を猿払村に南下して行くき、浜鬼志別を過ぎた辺りに、「道の駅さるふつ公園」があり、その海側に碑が建っている。
 2万5千分1地形図名:猿払(枝幸) 周辺地図 
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 ゴツゴツとした大きな岩があり、その前にコンクリートの壁がありプレートが嵌め込まれていた。プレ−トには「ほたて化石群 発見場所 中頓別鍾乳洞附近 石齢 新生代第3期(約4千万年前) 重量約40トン」と書かれていた。岩肌に見える帆立の形を見ながら、何かのモニュメントに近づき、碑文を見ると「いさりの碑」と分かる。モニュメントを一回りするが、アルミニウム製の碑は綺麗だが、何も伝わって来ない。
ほたての化石群 いさりの碑 碑文 インディギルカ号の碑を
 再び、碑文を読むと、乱獲の反省と将来に向けての考え方が綴られている。アメリカ型の大量生産、大量消費の時代は終った気がする。私も、もっと自然を大事に、謙虚であれと思う。
                           い さ り の 碑
帆立貝漁場造成事業10周年に当り猿払の漁業のうつりかわりを振返って見る 我々の先人がオホーツクの海の魚貝類に生活の糧を求めたの
は命じの始め頃のことだ それから一世紀になんなんとしている 春 4月5日 鰊の群来で海は乳白色になり獲っても獲ってもなくなら
ないものと思われた 鮭鱒は海の荒くれ男と力比べをするように網もさけよとばかり乗網した 海扇と呼ばれた帆立貝は海の底に幾層にも
重なり合っているのではないかと錯覚を起こさせる位生棲していた しかし之等の生物の運命も貪欲な人間の前には所詮は滅亡の運命が待
ち受けていた 今日ではあらゆる資源は有限であることが認識されている しかし生物資源は自然と人間の適正な育成管理によって永続さ
せることが出来る筈だ 私達も自然の摂理にかなった生物資源の育成管理を科学的調査と人智をあつめてやってみた 春夏秋冬 自然の摂
理は一世紀の昔も今も変わりなく繰返され生物の生命力は見事に部族と子族の繁栄に其の力強さを見せてくれた 今 オホーツクの海は先人
の開拓した時のように帆立貝が見事に結実してたわわな実を見せている 鮭鱒もまた間もなくふ化事業の結実を見せようとしている 猿払
の海を拓いた多くの先人の苦労と偉業を偲び其の意志を我々も子孫もうけつぎそして実践することを肝に銘じ 今此の碑を建てる
                 人間は神々と力を競うべきでない
                 人間は自然の摂理に従うべきだ                    昭和56年11月22日
                                                            猿払村漁業協同組合 
 =自然の恵み考=
 この頃、農作物のことをNHKのアナウンサーでも「のうさくぶつ」と物扱いにしている。自然界にある内は神様の物で、その場合は「のうさくもつ」と言うと、大学の時に教わり感銘を受けたことがある。では、何故、農産物は「のうさんぶつ」と物扱いなんどろうと思ったら、それは、神様が授けてくれた後だから物なんだと、説明があった。自然の恵みを、貴方は感じますか?感じて欲しい!

散歩路もくじ6へ   次猿払電話中継所跡へ   北の探歩訪へ

 二人の散歩路記録
 2009年8月26日(水) 晴れ