偉茶忍山(isashinobuyama:520.2m) ![]() ![]() 三角点名:偉茶忍岳(ichanindake) 俗称:イチャニンカシヌプリ |
ポイント 枝幸町歌登東町からペンケナイ川右岸沿いの道路を約8km辿ると山頂に着く。この道路は「歌登山線」と言い、その気になれば、車で山頂まで上がれるが、何処を出発点とするかは登山者の意思しだいとなる(林道の両脇にU字溝があるので、嵌らないように注意)。 |
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歌登山線コース |
アクセス 枝幸町歌登東町からペンケナイ川を渡り右岸を辿るとペンケナイ川に架かる「ペンケ中央橋」があり、向かって左側の橋の袂に道路が延びている。牧草地を過ぎたところで、道端の草刈が終わっていたので、そこをスタート地点と決める。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2006.7.9」へ 周辺地図 |
歌登山線コース(H18年7月9日 登り1:48 下り1:21) |
林道の退避場に車を置き、やぶ蚊の攻撃を交しながら準備をする。GPSは中々電波を拾わないので、諦めて出発すると、直ぐに電波を拾ってほっとする。道の両脇にはフキとイタドリが茂っていて、道が半分位しか見えない所もあるが、広い所もある。広い所に差し掛かる度に、ここまで自動車で来れたと、流れる汗を拭きながら話をする。 やがて、三叉路になり、真ん中に「民有林道「歌登山線」管理歌登町」の古めかしい看板が藪に埋まっていた。道標も二つ「東歌登4km←↑偉茶忍山2.5km」「偉茶忍山2.5km↑→歌登市街5.5km」ある。ここから、二つの→が示す偉茶忍山の林道を辿る。道は砂利になり真ん中に草が生えだす。道端には小さな可愛い花が咲いていた。 |
林道の退避場から | 三叉路 | 山へ | 小さな可愛い花 |
三瓶沢(三角点名:425m)とのコルに差し掛かると道は平坦になり、ラワンブキのような人の背丈を優に超えるフキが道端を埋める。やがて、山頂直下の尾根沿いに道が大きく進路を曲げだす。道はいつの間にか舗装道路となり、熊の糞も現れる。道端には黄色いマメ科の花が咲いていた。 |
背丈を越えるフキ | 山頂直下の尾根沿いへ | 熊の糞 | 黄色いマメ科の花 |
道の真ん中にアンテナが見え出し、山頂が近いことを告げてくれる。山頂は、テレビ局のアンテナ群で埋まっていたが、奥に鉄製の錆び付いた望楼が鎮座していた。早速、登って見るが錆び付き階段の踊り場には床板がなかったり、孔が開いていたが、まだ確りしていた。下に居ると、やぶ蚊に襲われるので、望楼に陣取り、昼食とする。左は歌登市街が右は枝幸港とオホーツク海が見えていた。 |
山頂のアンテナが | 望楼が見える | 歌登市街を望む | 枝幸港を望む |
真正面にはポロヌプリ山(840m)、その向かって左側には神居岳(748.9m)が見渡せた。錆びた望楼と記念写真を写し、一応三角点を探すがアンテナ群の中ではなく、外れにあるようだ。アンテナ群の中をうろついていると、サハリンの浜辺で見たハマエンドウの様な花が咲いていた。 山頂には「熊出没注意」の真新しい枝幸町の看板や熊の糞もあったことで、相棒は落ち着かないので、三角点は探さずに函岳を見ながら下山する。途中で廃屋が藪に埋まっていた。 |
神居とポロヌプリを望む | 錆びた望楼 | マメ科の花 | 山々を見ながら |
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二人の登山記録(遊びの時間も含む) 2006(H18)年7月9日(日) 歌登山線コース 晴れ 登り1:48 下り1:21 9:55駐車場所→10:46林道三叉路→11:43頂上12:09→12:57林道三叉路→登山口13:30 |