コース | 簾 舞 | 藤 野 | |
時計回り | 反時計回り |
コース | 簾 舞 | 藤野 |
ポイント 荒削りの登山道で、黄金山の様な急登もあるが、鎖場にはロープが張られている。山頂からの展望は最高だ。藤野三豊山の一つで、三山の最高峰になる(札幌南区開拓夜話を参照)。 |
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簾舞コース |
アクセス 簾舞通行屋(有形文化財旧黒岩家住宅)前から南に延びる道路を上がって行く。石山通(国道230号線9のアンダーパスを通り、引き続き南下すると資材置場のようなプレハブが現れる。この建物に「チャレンジ簾舞リゾート?」だったかの看板があり、この建物の前の沢に登山口がある。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2009.11.6」へ 周辺地図 |
11月6日 <2009(H21)年 登り1:00 下り32 単独> 北の山游詩:紅葉のローン |
簾舞リゾートの脇にも駐車スペースはあるが会社の敷地のようなので、一旦、沢を渡り次の林道入口に駐車スペースを見付け停め、舗装道路を歩いてカーブミラーのところにある登山口に向う。登山道は簾舞川の右岸沿いに延びている。 |
林道入口(大×) | 舗装道路を戻る | 登山口 | 簾舞川支流 |
赤いテープが沢沿いに付いているので、山側に行く所を通り過ぎてしまうと、用水路の堰が出てきた。この沢に砂防ダムでも造るのだろうかと思いながら少し戻ると、用水路を跨いで山に行く道を見つける。荒削りの登山道に落ち葉が敷き詰められているので、時折、枯れ枝や木の根に上がると滑る。登山道沿いには赤いテープやピンクのテープがふんだんに付けられている。真っ白なシラカバの冬木立越しに山の輪郭が見えてくると平らになる。 |
用水路の堰 | 荒削りの登山道 | 赤いテープが | 木立越しに山が |
広く開けた所に辿り着くと、目立たない矢印の標識が目の前に出てくる。ここからは広場の縁を北へトラバース気味に進んで行く。登山道が再び北から東へと進路を変えると、急登が待っている。600m付近の肩目掛けて一直線に登って行く。高低差高低差にして120mがある鎖場の直登だが、肩近くまでロープが張られている。 |
矢印の標識 | 岩場に | 肩が見えて | 鎖場 |
このロープがどのくらい信頼性があるのだろうかと思い、結び目を見たら素人には出来ない編込みの「サツマ処理(eye splice)」だった。660mの肩に上がると山頂の横から太陽が覗いていた。肩から山頂まではかなり踏まれた登山道になっていた。 |
ロープの結び | サツマ処理 | 肩に上がる | 山頂直下 |
山頂直下に宮標石(8の字風:料局三角点)が道の真ん中に出て来る。山頂越しに、一番先に現れるのが空沼岳だった。山頂標識もあり下に豊見山が見えていた。山頂の真ん中には三角点があるが、欠けて丸くなっている。4つある保護石も1つ欠けている。 |
宮標石 | 山頂越しに空沼岳 | 山頂標識 | 三角点 |
藤野富士から真簾峠651.6m、その奥に恵庭岳、空沼岳と続いていた。空沼岳は随分と遠いが、昔は定山渓鉄道の藤野駅から歩いたと言うから凄い。 |
藤野富士 真簾峠651.6m 恵庭岳 空沼岳 |
眼下には兜岩、その奥にはパゴダの塔、札幌岳、盤ノ沢山と続き、遠くに冠雪した無意根山、余市岳が見える。定山渓天狗岳は余市岳の肩に添っていた。 |
兜岩 パゴダの塔 札幌 盤ノ沢山 無意根山 余市 天狗 |
西部劇の山の様な神威岳は烏帽子岳に飲み込まれた格好で迫力がない。百松沢山の南峰は尖って、本峰よりも分かり易い。手稲山は砥石山の陰から辛うじて見える。藻岩山や札幌市街地は木立が邪魔ですっきりしない。 |
神威 烏帽子 百松沢 手稲 砥石山 藻岩 札幌市街地 |
一通り眺め終わり、次に、主な山々を1枚づつ撮してみる。豊見山、恵庭岳、空沼岳、札幌岳と撮して行く。 |
豊見山 | 恵庭岳 | 空沼岳 | 札幌岳 |
続いて、無意根山、余市岳、神威岳と烏帽子岳と撮し終えると、足の下に岩稜が見えるので、少し下ってみた。 |
無意根山 | 余市岳 | 神威岳・烏帽子岳 | 岩稜 |
岩の上からは兜岩、パゴダの塔、札幌岳、盤ノ沢山がより間近に見えていた。 |
兜岩 パゴダの塔 札幌岳 盤ノ沢山 |
パゴダの塔と兜岩をズームで撮して、山頂に戻る。山頂を見上げ、岩場の小さな紅葉を見ながら戻る。 |
パゴダの塔 | 兜岩 | 山頂を見上げる | 小さな紅葉 |
リュックを降ろすと、デビル模様と雷模様のような紋を持つミヤマオビオオキノコと思われる虫が付いていた。山頂に座り、ココアを飲みながら順光の無意根山を見ながらくつろぐ。飲み終えて、札幌市街地を撮し、下ろうと思ったが、八剣山を撮していなかったことに気が付き、岩稜の方に少し下る。最後は、豊平山の山頂標識を見て下って行く。 |
ミヤマオビオオキノコ | 札幌市街 | 八剣山 | 豊平山の標識 |
肩から豊栄山の方に道が下って行くので、少し下って採石場の中や豊栄山を覗く。再び、肩まで戻ってみたら、板状の岩が露出していた。下りは、鎖場を一目散に下って行く。 |
採石場 | 豊栄山 | 板状の石 | 鎖場を下る |
コース | 簾 舞 | 藤 野 | |
時計回り | 反時計回り |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2009(H21)年11月6日(金) 晴れ 単独 登り1:00 下り32 7:44駐車場所→7:47入口→8:10矢印(平らに)→8:36肩→8:44山頂9:09→9:13肩→9:25矢印→9:39入口→9:41駐車場所 |