日和田山(305.0m) 高指山(330m) 物見山(375.4m)
     五常の滝(210m) 

 ポイント
 「日和田山」は低山だが意外な岩山だった。「西武秩父線」は本数が少ないが、上手に利用して縦走気分が味わえる。田舎の駅でノンビリ、ビールを飲んでおにぎりを食べるのも良いかもしれない。
高麗〜横手駅縦走コース 道中に

 アクセス
 西武秩父線の「高麗(こま)駅」を出発して、「武蔵横手」に下山する。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「山の地図帳2008.10.3」へ 周辺地図
 10月3日 <2008(H20)年 (一周 3:00)> 
 「高麗駅」を勇んで出発すると、愛棒の靴に異変が起きる。見ると、ゴム底が外れかかっていた。歩き難いのでゴム底を外すというので、手で引っ張ってみたら、何の抵抗もなく取れた。もう、片方も取れてしまって、辛うじて靴の外観をとどめていた。これでは、登山にならないので、一人で登れというので、今日も単独になってしまった。
 愛棒を残して「高麗川」に架かる真っ赤な欄干の「鹿台橋」を渡り、「高麗本郷交差点」を左折すると、ようやく「日和田山」の道標が現れる。道標に従い左折すると、公園らしき入口があり入って見る。
鹿台橋 高麗本郷交差点(左) 道標(左) 公園らしき入口
 やがて、鳥居が出てきて、その奥に祠があり、岩の階段が延びていた。登山道は岩場に変わり、岩の上を登って行く。
鳥居 岩の階段 岩場に
 ひたすら、岩の上を登って行くと、上が開けだし、ピークの予感を感じながら登って行くと鳥居が見え出した。振り返ると「高麗川」が何故か円を描いて流れている「巾着田」が見えていた。
岩のうえを 上が開けだす 鳥居が見え出す 巾着田が
 目の前には岩に方位が書かれ「富士山」「大山」「飯能(はんのう)」「西武ドーム」「都庁」と書かれていた。晴れていれば「富士山」や「大山」が見えるようだ。石碑の傍をとおり「金毘羅神社」の前を横切り裏側の岩を登って行く。
方位岩 石碑 金毘羅神社 再び岩の上を
 岩場を登りきると、普通の登山道になり分岐(トラバース)が現れる。山頂への道を辿ると、石灯籠のような石碑が立っていた。その奥にも立派な山頂標識や三角点があったが、残念ながら展望は限られていた。
山頂 山頂標識 三角点 山頂から
 山頂には「記念 万物を等しく照す 初日の出 世の陽土(ヒト)を 背負う径(ミチ)なり」と彫られた歌碑もある。山頂を反対側に下ると先ほどのトラバース道と合流し、杉林の中を辿って行く。登山道は舗装道路に出る。その出口には標柱が立ち「高指山」の方向を矢印で示しているので、辿ってみたらNTTの電波塔だった。
歌碑 杉林の中を 舗装道路へ 高指山
 「高指山」の南側が開け山並みを望むことが出来る。下る途中で、ブドウ状の実がなっていた。舗装道路を下って行くと、閉まっている茶屋があり「富士山」が見えるということなので、傍から写真を写して見るが、雲っていて展望は限られていた。
 舗装道路から、登山道の入口があり「物見山」へと辿る。薄暗い杉林を辿って行くと、トラバース道の分岐があり、「物見山」へと進んで行くと、林の中に山頂があった。
高指山から望む ブドウ状の実 物見山へ 物見山の山頂
 山頂標識のある山頂には男性2人が休んでいた。三角点は更に奥になるので、林の中を進むと、ベンチと共にあった。送電線が見える程度の山頂を後にして、反対側に下ると「物見山」のトラバース道に出ると、「西武横手駅」の標識があり、そちらへ下ってみることにする。
 北側の道からご夫婦が上がってきた。どうやら、「宿谷の滝」方向から登って来たようだ。舗装道路を下って行くと「北向地蔵」の分岐があり寄り道をする。「北向地蔵」に着くと鐘があり、鳴らしてみる。
山頂標識 三角点 北向地蔵分岐 北向地蔵
 「北向地蔵」の分岐から、「鎌北湖」へも行けるようだが、もう、帰ることにして「西武横手駅」を目指す。再び、舗装道路に出ると「五常の滝」の道標があり、左に行けば近道で、右に行けば滝と「西武横手駅」だたので、右に進路を取る。途中「ユカデ30分」の道標に惹かれるが、寄り道しないで下る。道端には「カラマツソウ」が咲いていた。「曼珠沙華」も咲いていたが、そこは墓場だった。
 大きなイガグリから栗が3つ顔を出していたので、孫の土産に拾う。墓場を下ると舗装道路に出る。下って行くと行き止まりだったので引き返すと、「五常の滝」「西武横手駅」の道標があった。薄暗く、少し荒れた道を下って行くと、登山者が2組上がってきた。
北向地蔵 カラマツソウ 墓場への道 五常の滝へ
 道端にピンクの花が咲いていたり、岩の間を辿る林道を下ると、「五常の滝」入口が出てくる。少し沢に下って行くと、祠がありその陰から滝が姿を現す。
ピンクの花 岩の間を縫う林道 滝入口
 滝の傍では近すぎて全景が写せないので川の左岸に渡り写す。そのまま、左岸沿いの道を下ると、渡渉して林道に出る。
 再び、林道を下って行くとピンクの花や「「ツリバナ」が咲いていた。「樺央ウレタン」の看板が出てきて里に下りた実感がすると、間もなく、国道299号線に出る。「県立武蔵自然公園 埼玉県」「林道関の入線 日高町」日高市観光協会の朱色の道標「五常の滝1.9km 横手渓谷0.8km」の標識が立っていた。駅の標識が無いなと思ったら、目の前が「武蔵横手駅」だった。
 国道を横切って、駅構内に入ると、駅員が直ぐに電車が発車するので、乗車券を買ってくださいと言う。慌てて、コインを入れるが1枚の10円が戻ってくる。また、入れると、また、戻ってくるので、仕方がなく100円を探して入れ、無事、電車に乗ることが出来た。
五常の滝 滝出口 ピンクの花 ツリバナ
 電車に乗り、愛棒からのメールを読むと、池袋の西武デパートでは、気が引けて運動靴は買わず。靴の欠片を落としながら歩き、問屋街の浅草でスニーカを買ったと言う。私は計画を変更して、西武池袋線で池袋へ直行して、浅草橋で落ち合うことにしてメールを打つ。東京の真中を登山スタイルで闊歩するとは考えていなかった。地下鉄を乗り継いで、どうにか浅草橋で落ち合う。
 愛棒は生まれて初めて、恥ずかしい思いで歩き、疲れたので帰ると言う。そういえば、地下鉄「浅草線」には京急が走っていたので、そのまま、京急で川崎へ行く。地下鉄とJRを乗り継ぐよりは、凄く、早いのにはビックリした。
 =登山靴考=
 孫の家に予備として置いていた靴で、キャランバンシューズと言えば昔ながらのメーカーだと思っていたが、7〜8年の経過でこんな劣化が起きてしまうなんて、信じられなかった。
 この後、愛棒はローカル線なので1時間近く待って、靴を買いに東京に向かった(「高麗」には靴屋が無いし、何せ時間が早かったので、近隣の町では開いていない)。
 みなさん、登山靴の点検をお忘れなく!

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2008(H20)年10月3日(金) 晴れ 単独
 8:50高麗駅→9:01公園入り口→9:08鳥居→9:09女坂分岐(男坂へ)→9:11見晴らしの丘分岐→9:20金毘羅神社→9:26高指山分岐→9:27日和田山山頂→9:32分岐→9:48高指山=舗装道路=9:57分岐(登山道へ)→10:08北向地蔵分岐→10:12物見山(三角点)→10:26横手分岐→10:37北向地蔵分岐(登山道へ)→10:43北向地蔵→10:45五常の滝・横手(近道)分岐(土山へ)→10:57墓場分岐=舗装道路上へ=迷う=11:03五常の滝分岐=舗装道路=11:15滝入口→10:16五常の滝→11:19滝出口→11:47国道へ分岐→11:50武蔵横手駅