張碓平(300m)

 ポイント
 三角点:和宇尻の熊の巣岩や張碓大橋、張碓チャシを見ながらのんびりと登って行ける。ピークから少し下がると、石狩湾が一望出来る。張碓平は便宜上付けた名前です。
張碓ルート
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 国道5号線を札幌側から走り、札樽道の張碓大橋を潜り抜けて直ぐ左側に道がある。その道は雪の壁になっていたが、排雪スペースが空いていたので、最終人家を訪ねて許可をえる。早速、愛棒の手作りの革製の小物入れを貰ってもらう。排雪スペースの除雪をして、道端の雪壁に階段を付ける。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2013.2.27」へ 周辺地図(ストリートビュー)
 2月27日<2013(H25)年 新雪10cmラッセル 往復スキー5.478km 登り1:46 下り26>
 最終人家の北側に延びる林道を辿って行くと、廃屋が現れる。立派な林道を更に奥に進んで行くと、タヌキと思われる不器用そうな足跡が横切っていた。シマリスは一目散に木に駆け上がったようだった。
廃屋 林道 タヌキ? シマリス
 木立には壊れかけた看板「・なみに29種/伊藤/・ジー5」が見える。広場になるとゲートや小屋も見えてくる。ゲートを通過して角度を変えながら登って行くと、熊の巣岩のある三角点:和宇尻が見えてくる。目の前には張碓平も視認できるようになる。
看板 ゲート 三角点:和宇尻 張碓平
 熊の巣岩を見ると、熊の顔が浮き出してくる。日差しを受けた雪面にはセッケイムシが行列を作って動いていた。大きなウサギも飛び跳ねた足跡も見えてくる。道端の木には鹿の食害があり、皮の剥けた跡が寒そうに見えた。
熊の巣岩 セッケイムシ 大きなウサギ 鹿の食害
 樹名は分からないがネコヤナギの芽も膨らんできていた。熊の巣岩越しに、張碓の海が覗いてくる。良く見ると国道5号線がS字カーブを描き、そのカーブを横切って札樽道の張碓大橋が架かっている。張碓チャシの横にある150mの台地にジンギスカン屋も見えていた。空を見上げると、小さな彩雲が虹色に輝いていた。沢を挟んで張碓平が目の前に見えて来る。
ネコヤナギ風 張碓の海 彩雲 張碓平
 張碓平の一番高そうな所に上がると、鹿山、659m峰、和宇尻山、463m峰が見えていた。
                     ←大
鹿山      659m峰  和宇尻山              463m峰
 林が邪魔で海が見えないので、少し北側に下がると、並木林の綺麗な林道に出る。そこからは、石狩湾が綺麗に見えていた。林道には、ホーストレッキングのコースなのか、馬の足跡が付いていた。愛棒は馬の足跡が熊のものだと疑っていた。オーンズスキー場の場内アナウンスを背にして、ピークに戻る。
                     ←大
石狩湾                   オーンズスキー場
 ピークに戻って、吹上、石倉山、真っ白な砕石場(三角点:峠下262.4m)を見ながら麦芽風味の炭酸飲料を飲みながらおにぎりを頬張る。
           ←大
吹上                   石倉山     砕石場
 一応、ピークで記念写真を撮し、緩やかな林道を滑り降りる。途中、熊の巣岩を見て、林道の入り口に辿り着く。入り口からは張碓大橋が見えていた。
ピーク 林道を 熊の巣岩 張碓大橋

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2013(H25)年2月27日(水) 曇り 新雪10cmラッセル 往復スキー5.478km 登り1:46 下り26 
 駐車場所9:46→10:12林道ゲート→10:26送電線下→10:34分岐→11:32山頂12:19→12:36分岐→12:37送電線下→12:40林道ゲート→12:45駐車場所