羊蹄風穴跡(標高250m)

 アクセス
 京極町の西側に位置し、道道478号線沿いに貯蔵庫跡があったが、今は、昔の面影が無い。
  国土地理院の地形図 周辺地図
 以前には、風穴の看板があり、使われていない貯蔵庫もあった。貯蔵庫の中に入るとひんやりとして、苔むした岩が露出していた。
入口(↑大) 貯蔵庫へ(↑大) 貯蔵庫の内部(↑大) 看板(↑大)
羊 蹄 風 穴
 こけむした岩石に囲まれた長さ約100mの
間のガケ下にある穴の群れから冷風が音も
なく流れ出ている
風穴から吹き出る風は、四季を通じて2℃前後、京極町内
でも、冷風がでるのは長さ100mほどのこのガケ下だけである。
 発見は昭和11年ころ地元の人がジャガイモを貯蔵し
ようと横穴を掘っていて偶然見つかった。冷風は安山岩ででき
た溶岩の割れ目を通って流れる・・と地質学者は推定する・がどこ
からかはナゾである。
 この風穴は「天然の冷蔵庫」として生かされ、昭和12年に倶知安
林努署が穴を囲む小屋を建てトドマツ・カラマツなどの種子
の貯蔵庫としたのをはじめとし、最盛期はこの天然冷蔵庫が5棟
多いときにはカマス200俵も運び込んだということである。
 この風穴も現在は使用されていないが1棟(bR)が残され
ており当時をしのぶことができる。 
5月〜10月吹き出し期
11月〜4月吸入期  
とくに7月と3月に強度の吹き出しがある。
 現在は、看板も貯蔵庫跡も見当たらないが、赤味を帯びた岩石の露頭があり見上げる。その下には風穴と思われる割れ目が見られるが、苔むした岩は見当たらない。
上部(↑大) 全体(↑大) 風穴(↑大)

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 二人の散歩路記録
 2010.11.6