坊主山(411.9m)タヌキ山(415m)

 ポイント
 坊主山から西側に少し下りた所からの展望が良く、真っ白な増毛の山々が見える。
林道ルート

 アクセス
 札幌からは当別町の道道63で青山ダムを目指す。ダムを過ぎ、トンネルが過ぎたら、右に取り付き道路がある。
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 4月21日<2012(H24)年 坊主山まで往復スノシュー8.991km 登り2:09 下り1:29>
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 ゲートには立ち入り禁止の看板がぶら下がっていた。看板の意味で意見が分かれる。愛棒は入ったら×、私は、迷惑かけないから○として舗装道路をスノーシューを担いで、スキー靴を履いてスタートする。
 スキー靴なので、ロボット歩きになり、愛棒は靴擦れを起す。舗装道路を歩いていると、一台の車が停まった。てっきり、退去命令が下るかと思ったら、乗って行きませんかと言う。ただでも後ろめたいので、即座に、断り、舗装道路を登って行く。登山者はちゃっかり、ロープを解いて入って来たのだろう。舗装道路の奥には神居尻山が鎮座していた。朝の霧はすっかり無くなってしまっていて、増毛の山々も真っ白に見えていた。ようやく、センターハウスに辿り着き、案内板を探すが雪の中に埋まっているのか見つからない。おまけに、除雪の壁に阻まれて駐車場から抜け出せない。ようやく、奥の林道に壁の低い所を見付け登ってスノーシューを履く。
舗装道路を 神居尻山が 増毛の山々が センターハウス
 林道から、タヌキ山を目指すと、神居尻山も見えて来る。頭の上には鳶が円を描いて飛んでいた。林道を登って行くと、鐘があり鳴らしてみる。再び、タヌキ山と坊主山のコルに延びている林道の分岐ににも鐘があった。
林道を トンビ(大×) 2つ目の鐘
 真新しいシュプールが描かれているところを見ると、神居尻山から下山したようだった。改めて、神居尻山を見上げ、神居尻山に向かう道の延びているコルに辿り着き、ここから、白樺の幼木の中をタヌキ山に向かって登って行く。タヌキ山に辿り着いても、展望は無くがっかりする。
シュプール 神居尻山 白樺の幼木 タヌキ山
 次の、坊主山に向かうとコルに延びている林道の隙間から増毛の山々が見えて来た。坊主山の展望は無く、がっかりする。ここから、別の林道に下って行くと、真っ白な増毛の山々と、独特の形をした黄金山が見え満足する。
増毛の山々 坊主山 南の別狩岳 黄金山が
 更に、西へ下って行くと、南の別狩岳、北の別狩岳、中山、黄金山、丸山、群別岳が一望出来た。
           ←大
南の別狩岳          北の別狩岳          黄金山       丸山 群別
 更に、斜面を下って行くと暑寒別岳も真っ白な姿を現して来た。禿山から植林地の暗い森を下って行くと林道に出るが、林道を辿って下の駐車場に出るか迷ったが、総合案内所へ戻ることにする。林道沿いんは鹿の頭の様な朽木やナラの大木が見られた。
 センターハウスに戻ると、造園業者がちょうど昼休みの時間で、駐車場に集まって来ていた。通りすがりに、あいさとを交わす。
 再び、ロボット歩きが始まり、今度は小指が痛いと言い出す。バックルを緩めるが改善しないので、私が先に気持ちだけ大急ぎで下って行き、走って靴を持ち帰るが、直ぐに息が切れる。42.195kmノンストップで走る人が羨ましい・・・
 やれやれ、と思いながら下って行くと、冬眠からさめたエルタデハが数頭飛んでいた。動きが早く、中々撮させてくれない。熊さんも、もう起きているんですね・・・再び、死んでいるタヌキの傍を何も見なかったことにして通り抜ける。
暑寒別岳 森を抜ける 鹿の様な朽木 エルタデハ(大×)

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 二人の山行記録
 2012(H24)年4月21日(土) 曇り後晴れ 林道ルート ラッセル無し 坊主山まで往復スノーシュー8.991km 登り2:06 下り1:29
 9:06路駐→9:53総合案内所前→
11:01タヌキ山11:15坊主山→11:32林道→11:50総合案内所前→12:30路駐