美唄山(986.9m) 芦奈江岳(930m) 奈井江槍(830m)      OK  

 ポイント
 始めからきつい林道の登りがある。林道の途中に奈井江槍登山口があり、奈井江槍に寄り尾根伝いに芦奈江岳経由で美唄山の登山口に行ける。美唄山登山口からはだらだらな痩せ尾根だ。
 2013(H25)年7月21日時点の状況ですが、HYML仲間の北野菅原さんの山行報告では登山道は藪になっているようだ。
奈井江コース

 アクセス
 札幌から275号線を北に向かい、浦臼を過ぎて黄臼内の信号を右に曲がる。後は、奈井江大橋、奈井江のアンダーパスを越え、高速道路をくぐる。奈井江川沿いの林道には、滝が多い。林道は砂利道で狭い1号橋と2号橋、少し広い3号橋と通過する。奥に行くに従って道が細くなるので、対向車には注意が必要だ。マンローの滝の標識やトイレのある小屋を過ぎると、ゲートが付いた林道がある。ここが登山口への入り口だ。林道の前には7台位停められる。不老の滝までは、さらに400m奥へ行ける。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2005.6.11」へ 周辺地図 マンゴーの滝に近くの山小屋に
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 6月11日 <2005(H17)年 (登り3:17 下り2:12 道草の時間が多 >
 ゲートのある林道の傍には「美唄山登山道入り口、頂上まで4.6km」と書かれた標柱があり、その隣に「不老の滝、400m」の標柱もある。この林道入口の左側には「夢想滝」と御影石に彫られた小さな滝がある。この林道はとにかく傾斜が急で登るのが大変だ。登って行くと直ぐに、真っ黒な石炭層の露頭が法面に顔を出す。道端にはニリンソウ、タチツボスミレ、アイヌワサビが埋め尽くす様に咲いている。前回は、大きな雷鳥が林道の真中で遊んでいたが、今回は出てこなかった。
林道入口 粘板岩 タチツボスミレ アイヌワサビ
 ノビネチドリもチラホラ顔を出す。1.1km地点で林道が枝分かれするが、道標にしたがい真っ直ぐ進む。林道からは残雪の白い筋を付けた美唄山の西峰が望まれる。急な林道を登って行くと、平な所が2か所くらいありほっとする。綺麗に咲いているヤシオツツジを見ながら登って行くと、「奈井江槍登山口」の矢印が左に出てくる。今回は、奈井江槍に寄り道をしよと登山口から山側へ入る。出だしはちょっと笹がうるさい所もあるがそれも僅かで、後は手入れのされた登山道が続いていた。
ノビネチドリ 美唄山の西峰が ヤシオツツジ 奈井江槍登山口
 尾根道に上がると展望が開けるが、今日は曇っていて遠望が利かないのが残念だ。尾根道を左に折れ、ちょっと急な所を登って行くとヤシオツツジの咲く奈井江槍の頂上だった。曇っていて展望がないので、早々に下る。
 今度は芦奈江岳目指し、尾根道を辿る。尾根道にはツバメオモトやヤシオツツジが咲いていて綺麗だった。
尾根に上がる 奈井江槍山頂(大×) ツバメオモト ヤシオツツジの咲く尾根
 谷側に残雪のある尾根道を辿ると、芦奈江岳の頂上に出た。頂上からは美唄山が望まれるが、結構遠い感じがする。ミネザクラやオオカメノキの咲く尾根道を辿る途中で、薄っすらと芦別岳が望まれる。
残雪のある尾根道 芦奈江岳の頂上 頂上から美唄山を(大×) オオカメノキ
 美唄山の山頂が近くに見え出すと美唄山の登山口は近い。「芦奈江岳1.3km⇔美唄山1.4km」の道標が出てきて、美唄山の登山口に到着したことを知る。登山口を覗くと鈴を鳴らさないで登ってくる一人の男性がいた。相棒が先に行っていたので後を追い、熊鈴を鳴らないようにザックのポケットに入れる(山の音や小鳥のさえずりを楽しんでいる人には鈴の音は迷惑なのだ)。林道と平行している登山道を辿ると、道は痩せた尾根道に変わり、林道が見えなくなる。
 先程の男性のスピードは速いはずなのだが、我々と距離をおき中々近づこうとしない。落ち着かないので追い越してもらおうと給水タイムに入る。先程の男性が傍を通過しようとするので挨拶をしようとしたら、HYMLのシンリさんだった。半袖で杖なし、頭にバンタナ赤銅色に焼けた顔、ブルーに統一した姿とても若々しく見えた。邪魔にならないように短い会話をして、先に行って頂く。
 多少アップダウンを繰り返しながら登って行くと、後500mと親切に表示されてくる。山頂直下で一息入れようと、来し方を振り返るとミネザクラ越しに奈井江槍と芦奈江岳が望まれた。ハクサンチドリを見ながら最後の登りを登り切ると頂上だった。
山頂が近づく 山頂直下 奈井江槍と芦奈江岳 ハクサンチドリ
 頂上には100年記念の三角点、2本の山頂標識、「美唄ダムから8.6km」の標識がある。山頂の景色は遠くに霞んだ芦別岳が見える程度だった。低い山ではあるが、三角形の形の良い山や、もう少しで山容が見えそうなギザギザの山など気になる山があった。夕張岳も見たかった。良く見ると美唄ダムからの登山道は隣の山に伸びていた。
 隣のシンリさんやご夫婦と話しをしていたら、男性2人が登ってきて一段と騒がしくなる。早々に立ち去ろうとしたら、シンリさんの方が先に下る。少しばかりの残雪の上はタチグリで滑るが、藪まで突っ込んでしまう。黄色い花は何と言う名前だろうと思いながら下る。
山頂 芦別岳が霞んで 美唄ダムからの道
 柔らかそうな葉のサンカヨウを見ながら下って行くと、登山口の手前から林道に抜ける道があり下ってしまう。林道を辿り登山口を横目で見ながら進むと、登山ポストがあったので、名前を記入するが、内容は個人情報保護法に抵触するのではと思う。
 林道脇には目立たないスダヤクシュが咲いていた。この林道にひかれた砂利は砕石でないので、パチンコ玉を踏んだように滑る。帰りに私が3回、相棒が2回スリップダウンする。林道の入口近くなり1台の車が唸りを上げて登ってきた。帰りは無事に下れるか心配だった。
サンカヨウ 登山口 スダヤクシュ 駐車場所が見える
 8月26日 <2001(H13)年 (登り1:52 下り1:20 >   北の山游詩:秋風の五線譜
 ゲートに鍵のかかった林道には「美唄山登山道入り口、頂上まで4.6km」と標柱に書かれている。この林道の左がわには御影石の標識に「夢想滝」と書かれている小さな滝がある。この林道はとにかく傾斜が急で、登るのが大変だった。あまり人が入り込んでいないのか、大きな雷鳥が林道の真中で遊んでいた。道端には、コガネギク、ツリフネ、トリカブトが咲いていた。
ゲート コガネギク ツリフネ トリカブト
 サラシナショウマ、エゾタカネニガナを見ながら林道を辿って行くと、1.1km地点で林道が枝分かれするが、道標にしたがい、真っ直ぐ進む。まもまく、「奈井江槍」の標識が現われる。登山道を覗き見するが、結構藪のようだ。どうやら、われわれの手には負えそうにない。
 今度は林道の傾斜が緩み、下って行く。登っているときに下ると、道を間違えたようで不安になる。どんどんさがるが、また登りになり安心する。林道から1時間を過ぎると、左がわに「登山口」が、右側に登山届のポストがある。
サラシナショウマ エゾタカネニガナ 登山口 登山届ポスト
 林道脇のコガネギクを最後に、登山道を登って行くと、本格的に山道となる。すぐに「芦奈江岳1.3km⇔美唄山1.4km」の道標がある。ここでも芦奈江岳の登山道はあまり整備されていなかった。
 登ってすぐになにか、変だと思う。登山道と林道が平行しているのだ。登山道は痩せた尾根道に付いている。間もなく、林道が見えなくなり、多少アップダウンを繰り返す。頂上近くにん」なると後500mと親切に表示されている。
 頂上に上がると、100年記念の三角点「美唄山」、2本の山頂標識、「美唄ダムから8.6km」の標識があった。良く見ると登山道は隣の山に伸びていた。景色は霞んで、近くの山しか見えなかった。
コガネギク 三角点の説明 山頂(大×)
 肉眼では薄っすら見える程度の富良野西岳、芦別岳、手前に三角の尖山、薄っすらと夕張岳、幌向岳、夕張三角山が見えていた。
                     ←大
          富良野西岳             芦別岳 尖山    夕張岳        幌向岳 夕張三角山
 帰りは、ミミコウモリ、オオカメノキの実、エゾニュウ、アブラガヤと登りの時に、見落とした花を見ながら下って行く。
ミミコウモリ オオカメノキの実 エゾニュウ アブラガヤ
 帰りは登山道と平行している林道を下る。林道が急なので転がるようにして下るが、砂利道は滑って大変だった。エゾアジサイ、ヨツバヒヨドリ、ネジバナ、ヒメジョオンを見ながら駐車場に辿り着く。
エゾアジサイ ヨツバヒヨドリ ネジバナ ヒメジョオン
 林道のゲートに着くとストックが何本もあり、「ご自由にの文字」が添えられていた。
 美唄ダムコース
 美唄ダムまでは道路工事のため、平成17年6月現在通行止めとなっている。特別に、美唄市では日曜日毎に登山会を模様しているようだ。
 =滝見物=
林道入口までに「三段の滝」「マンローの滝」「百歳の滝」「夢想滝」があり一番奥に「不老の滝」がある。
夢想滝 不老の滝

二人の山行記録もくじ6へ   次芦別岳・半面山・雲峰山へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2005(H17).6.11 曇り 奈井江川コース 登り3:17 下り2:21 (道草の時間が多く含まれている)
 8:04林道入り口→8:32;3.5km→9:07奈井江槍登山口→9:17奈井江槍→10:08芦奈江岳→10:37登山口(芦奈江岳分岐)→11:12;200m→11:21頂上11:51→12:16美唄山1km→12:40登山口(芦奈江岳分岐)→林道経由→14:12林道入り口
 2001.(H13)8.26 曇り 奈井江川コース 登り1:52 下り1:20
 9:01林道入り口4.6km→9:29;3.5km→10:00奈井江槍登山口→10:17登山口(芦奈江岳分岐)→11:41;500m→11:46;200m→11:50;100m→10:53頂上11:31→11:34;100m→11:37;200m→11:38;300m→11:41;500m→12:02登山口(芦奈江岳分岐)→12:19奈井江槍登山口→12:39;3.5km→12:51林道入り口4.6km