旭山(286.4m)地獄山(274.4m)
遊歩道QPO 小田観蛍の碑

 ポイント
 市道松山線と第2松山線を中心に、旭展望台周辺遊歩道が網の目状に18あり、総距離は14.461kmに及ぶ。
 主なピークは4つあり、旭山が最高峰で次に地獄山、徳助沢山、旭展望台(古称三角山)となる。三角点は稲穂町(旭山)と徳助沢(徳助沢ノ山)の2つがある。
 遊歩道沿いには小田観蛍の碑、小林多喜二文学碑、樺太記念碑などがある。
 遊歩道マップのが新しくなり、遊歩道の端と端に同じコース番号の現在地を表示した看板がある。
遊歩道マップ
地獄坂口→Q→市道→送電線下→旭山→O→P→Q→地獄坂口

 アクセス
 小樽商科大学に延びる地獄坂(市道高商線)のどん尻に入口がある。どん尻には、駐車スペースもある。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2021.11.18」へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 11月18日 <2021(R3)年 総歩行距離3.624km 登り46 下り27>
 商大グラウンドの横に駐車スペースがあるので、駐車させて頂く。愛棒を残して、市道高商線(地獄坂の延長線)を登って行く。道端の立ち木には、保健保安林の看板が釘で打ち付けられていた(太い木には釘打ちでも良いみたい)。小樽市有林教会ラインに入るとQ下の看板が立っている。現在地も確り表示されている。
駐車場所 入口へ 看板 下のQ
 分岐に差し掛かると、P下の看板が現れるが、分岐の道標は無いのでPコースに足を踏み入れる。間違いに気が付いて、左側の沢への道を下って行く。沢には、橋が落ちてはいたが、難なく越える。沢から登って行くと、大きな岩があり、その前に祠があった。中を覗くと、龍の彫り物の様だ。
下のP 小沢
 登るに連れて、タヌキの溜め糞が目に付きだす。踏まないように避けながら登って行く。道は、木段も設置されていた。カラマツなのか真っ直ぐ延びた林が続く。林床にはササが無いので府県の山の様に感じた。何処でも歩けそうな道は、緩やかにジグを切って登って行く。カーブの所からは小樽港や色内埠頭が見えて来る。
タヌキの溜め糞 遊歩道 小樽港 色内埠頭
 冬木立越しに商大キャンバスが見えて来る。地獄山の東尾根に上がると小樽港が見えていた。ここの木立を整理すれば、展望台になると思う。平らな東尾根を辿って地獄山に向かう。
商大キャンバス 尾根の端 小樽港 平らな尾根
 道端には、不法投棄のブラウン管テレビが放置されていた。モラルの無さに悲しくなるが、回収するわけにもいかず、そのまま通過する。五葉松の様な木も現れる。何時の間にか、市道松山第2線に出て、Qの看板が立っていた。市道を辿って行くと、地獄坂の延長線になるP上の看板の立つ入口になる。商大第三グラウンドはこの反対側に見える。
不法投棄 五葉松? 上のQ 商大グラウンド
 奇麗なシラカバ林を見ながら市道を辿って行き、カーブの所から送電線下の作業道に入る。作業道には、小樽市の山火事注意の看板が幹に飲み込まれていた。舗装道路に出て、旭山を目指す。
シラカバ林 送電線下へ 山火事注意 舗装道路へ
 旭山は広い駐車場になっていて、小田観蛍の碑や東屋がある。まず、広場の入口にある三角点のササ刈りをする。それからベンチの所に行って、小樽港を見ようと思ったが、以前よりも木立が大きくなっていて、僅かに海が見える程度だった。長居は無用と、O上の看板から東屋を振り返り下りだす。
旭山 三角点 上のO 東屋を
 杉林の中を下って行くと、O下に出る。ここから、P上まで登って見る。再び、杉林の中を、O下、P下、Q下と下って終わる。
杉林 下のO 上のP 杉林

 =山名=
 旭展望台周辺遊歩道の中に、顕著なピークがあるが、表示が無いので便宜上名前を付けた。最高峰の小田観蛍碑広場は旭山とした。次のピークは、商大前の地獄坂の延長線上の山なので、地獄山とした。因みに、この山は中央墓地の裏山にあたる。

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 二人の山行記録
 2021(R3)年11月18日(木) 曇り 総歩行距離3.524km 登り46 下り27
 8:34駐車場所→8:39Q下→8:41P下→8:43沢→8:44祠→8:58稜線へ→9:07市道松山2号線(地獄山、Q上)→9:11商大グラウンド入口(P上)→9:16送電線下→9:19舗装道路へ→9:23旭山(O上)9:28→9:39(O下)→9:43P上→9:50P下→9:51Q下→9:53駐車場所