青山(530.2m)
=札幌白川市民の森=
コ ー ス 白     川 東  白  川 東白川・南沢

 ポイント
 白川の登山口には札幌市民の森ガイドブック(品切れの場合も)があり、案内標識も親切に完備している。ルートは遠回りか近道か、林道か山道かを選べ、要所要所に屋根付きの休憩舎がある(枝道は不鮮明な所もある)。夏休み前には、夏草を刈るようだ。秋には、近くに果樹園があることから熊騒動が起きるので、花の咲く春先がお奨めだ。雪が降ってからでも道がしっかりしているので初冬でも楽しめる。
 以前発刊された「札幌・小樽ゆったりハイキング」の地図とはかなり違うので、看板やパンフレットを良くみる(案内標識にあるルートでも廃道になっている所もある)
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2021.5.26」へ 周辺地図
東白川・南沢コース

 アクセス
 南白川コース
 南沢から白川へ通じている硬石山線の峠を過ぎると右側にゲートが閉まっている林道がある(硬石山線は冬期間閉鎖)。以前、「白川市民の森」の標柱があった。
 南沢コース
 ジモティのコースで、林道と作業道で繋がっている。道は整備されていないが、そんなに荒れてはいなかった。
 5月26日 <2021(R3)年 往復9.789km 登り2:53 下り1:00>
 P-31-28-南沢往復-28-29-30-C-D-21-S-頂上-S-21-D-C-B-29-28-31-P
 東白川の林道ゲート前から中に入ると、雪捨て場越しに、頭の白い空沼岳と藤野三山が良く見えていた。ジメジメした林道を辿って行くと、真っ赤な土の上を歩く。いつの間にか大きく方向が変わって、元来た方向になる。目の前に看板が見えるようになるが、この看板は反対側を向いている。土手に上がって見ると、以前からある「白川市民の森入口←」と「消防ヘリ”さっぽろ”」の看板だった。看板は、錆びが浮いた所を上塗りしているので、まだ、整備されていると安心する。藪の中に31番を見付ける。
東白川入口 空沼と藤野三山 入口看板 31番
 道なりに辿って行くと、28番になる。看板の地図には27番へ行けるが、←が無く柵がしてあった。29番と30番は矢印があり、30番に行こうと、ロープを潜る。良い道が続いてはいるが、30番には着かない。代わりに送電線の保守道路と思われる道になる。木立の隙間から東海大学も見えて来る。下って行くと、送電線下から何時の間にか林道に出る。沢沿いのジメジメした所を2か所越えると、目の前が開けて来る。地図では左側に道路があるはずだが無いので、カマボコ倉庫の横を通らせて頂く。再び、送電線下になり、ゲートから出ると地図の道になる。一般道に出た所は、「サンウエーブ」の壊れた看板があった。ここから、引き返すが、個人住宅に入って行くようで心苦しい。
28番 送電線下 東海大学 一般道へ
 林道ゲートの看板を見ると、何処かの会社の持ち物のようだ。地図の道から外れてコの字に辿って行く。送電線下に延びる道は簡易舗装されているようだ。広場から来た方向を見上げて、奥へと進んで行く。再び、地図の道を探すが見付けられなかった。どうしても社有地を通らせて頂かなかったら一般道には出ないようだ。
林道ゲート 簡易舗装の道 来た方向を 奥へ
 地図の道路が無いので、カマボコ倉庫を振り返り、元来た道を帰って行く。林道は、突然藪に消えてしまう。藪の中にまだ続いているようだが、送電線下の作業道を登って行く。再び、28番に戻り、ダニチエックをすると1匹いた。帰りのことを考えて、27番の様子を見ると柵がしてあった。地図にも27番への矢印も無かった。
 気を取り直して28番から、29番を目指す。29番から30番に行けるので右に曲がる。30番からは28番への矢印もあるが、道は藪に隠れているようだ。30番から4番を目指すと、直ぐに送電線越しに札幌ドームが見えた。
振り返る 29番 30番 札幌ドーム
 遊歩道は段々藪が濃くなって来る。植木ハサミを持ってくれば良かったと思いながら藪を漕いで行くと、ズボンからダニが大挙して登って来る。知らない間にポシェットまで登って来ていた。慌てて、ダニを払いのけ、殺虫スプレーを噴霧する。ダニ退治を数回行って、4番を目指していると、熊の生態調査をしていると思われる所があった。バラ線に体毛は付いてはいなかったので、少し安心する。
 ようやく、4番に出て、ダニチエックをする。4番からは整備された遊歩道なので、安心して辿って行く。東屋が見えて来ると5番になり、登山道に入り21番を目指す。
熊の生態調査 4番 東屋が 5番
 道端の古い熊の糞を横目で見ながら登って行くと、境界石のあるコブに上がる。次に、見出し標のあるコブを越えると、21番に出る。ここからまた遊歩道を辿って行く。
古い熊の糞 山の境界石 見出し標 21番
 20番から登山道を登って行くと、ニリンソウが咲いていた。
登山道が 20番 登山道 ニリンソウ
 山頂が間近になると目の前が明るくなり、山頂に躍り出る。山頂標識や三角点を見て、ベンチに座る。
山頂直下 山頂 山頂標識 三角点
 山頂からは少し煙っているが、藻岩山、市街地が一望できた。
           ←大
石狩湾       藻岩山  市街地  硬石山
 藤野方向には、藤野富士、豊見山、豊栄山(フッズスキー場)、豊栄山(焼山)、盤ノ沢山が間近に、その後ろに、樽前山、恵庭岳、空沼岳、札幌岳が連なって見える。
                     ←大
藤野富士 豊見 豊栄 豊平 盤ノ沢山
樽前山  恵庭岳  空沼岳       札幌岳
 山頂から下りだすと、風が強くなって来ていた。登山道で、不織布のマスクをした男性に出会う。男性が下で待ってくれていたので、先に下らせていただく。私はバンタナで口を覆い、出来るだけ早くすれ違い、真っ直ぐ向いて小さな声でお礼を言う。コロナ対策では、下り優先の方がすれ違う時間が少なくて済むので良いかなと思う。4番からは引き続き遊歩道を下り3番、29番、28番と下る。28番から27番方向を見ると、やはり柵で閉鎖されていた。最後に、藤野富士を真正面に見てゲートに到着する。
4番 3番 28番から27番を 藤野富士
 =山のマナー考=
 山のマナーとしては登り優先だが、コロナの感染リスクを考えると、下り優先で、接触時間を出来る限り短くした方が良いのではと思う。これを押し付ける気は無いが、下で待ってくれていたら、ありがたく下っている。登って来る人がいたら、登山道から外れて、横を向いて通過するのを待っている。
 マスクは、突然出っくわした時には間に合わないので首に巻いているバンタナを口まで上げて覆い、間に合う時にはマスクをするようにしている。誰もいないときには、息苦しいのでマスクはしていない。
コ ー ス 白     川 東  白  川 東白川・南沢

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2021(R3)年5月26日(水) 晴れ 往復9.789km 登り2:53 下り1::00
 7:19ゲート→7:25入口看板→7:30(31)→7:31(28)→7:45保守道路から林道へ→7:54広場→7:59ゲート→8:02一般道路(南沢入口)→8:05ゲート→8:29林道から保守道路へ→8:43(28)→8:50(29)→9:11C→9:22D→登山道→9:44(21)→9:55S→登山道→10:12頂上R10:20→登山道→10:27(20)→10:30(21)→登山道→10:47D→10:54C→10:56B→11:03(29)→11:07(28)→11:09(31)→11:13入口看板→11:20ゲート