アンヌプリ(1308.0m)南峰(1290m)   OK  
コース 五色温泉 鏡沼 アンヌプリゴンドラ ゴンドラ→見返坂 ヒラフ温泉

 ポイント
 紅葉シーズンは最高で、特に鏡沼コースがお勧め。
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鏡沼コース  

 アクセス
 倶知安町から倶知安ニセコ線(道道58号線)を走り、花園温泉、ワイススキー場を通り越して上って行くと、左に登山ポストのある「鏡沼」の入口がある。残念ながら、駐車場は2つあるが2〜3台がやっと停めることができるスペースしかない。近くに、ゲートの付いた舗装道路の入口に駐車したくなりそうなスペースがあるが、ゲート前は作業車両が出入りするので駐車は厳禁だ
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 9月23日 <2006(H18)年 登り3:23、下り2:56>  
 駐車場が満杯にならないうちにと、朝早く出かける。その甲斐あって、一番乗りだった。後続の邪魔にならないように、法面ぎりぎりに停める。鏡沼の入口には登山届ポストがあり、記入して中へ進む。散策路は手入れが行き届いていて申し分がない。最初登りだった道が下りになる。鏡沼まで1.6km程度と思われるが、後600mの標識が出てくる。ジャコ川に架かる橋は新しくなっていた。ジャコ川は小川だが、苔生した岩の間を流る様は綺麗なものだった。
鏡沼の入口 距離標識 ジャコ川に架かる橋 ジャコ川の清流
 後300mの標識も現れ、沼が近いことを教えてくれる。鏡沼の入口には大きな看板がある。看板の反対側には草生した中に、「ニセコ山頂・ヒラフ方面」の道標を見付ける。どうやら、山に行くには藪漕ぎをしなければならなそうだったので、愛棒は憂鬱な表情だった。その表情も鏡沼に近づくに連れて明るくなった。
距離標識 鏡沼入口の看板 鏡沼が
 本当に鏡の様な沼で、白い雲が映えていた。
                     ←大
鏡沼
 前回来た時は紅葉真っ盛りだったが、今回は少し早かったようだ。沼を回り込んで行くと、アンヌプリが映る場所があり、綺麗な光景に感激する。沼から離れて木道が東に延びているので、行ってみたが何処へ通じているかは確認しなかった。イワオヌプリの頭と沼の全景を見ながら引き返す。
アンヌプリ 映えるアヌヌプリ 奥へ イワオと沼
 いよいよ、看板のところから藪漕ぎを始めるが、朝露にたっぷりと濡れた笹で全身ずぶ濡れてしまう。アンヌプリを見ながら登って行くと、ようやく舗装道路の登山口に着いた。振り返ると、藪漕ぎした道の右側に道があり、何処からくるのだろうかと考えてしまう。たぶん、木道の奥から繋がっているような気もする。
 鉄の階段を上がって行くと、倒木で道が塞がれていて、右へ行くか左へ行くか迷う。とりあえず、右に行くことにして奥へと進むと、道が無くなり少し藪漕ぎをして登山道に戻った。正解は左だったのかと思う。
沼入口 登山道 アンヌプリを 舗装道路の登山口へ
 間もなく、アーチ形をした木が現れ、懐かしさを感じる。登山道は花園第3クワットの下に出て、保守道路と思われる道を登って行く。傾斜が急になり、リフトの下のジグザグの道が間近になるころ、左に登山道は分岐してい行く。「リフト山頂1.3km・鏡沼1km」の道標がヒラフの分岐にあった。リフト山頂とは何処のことを示すのか分からず、先を急ぐと、今度は「1.9kmニセコ山頂」の道標が出てくる。
アーチ状の木 花園第3クワット下 ヒラフ分岐 ニセコ山頂の道標
 前に出て来た道標と同じ作りで、今度は「ニセコ山頂・鏡沼」倶知安ニセコ森林○○整備推進協議会とあった。花園第3クワットを潜ると、ピンク色をしたエゾアジサイが咲いていた。ここからは、苔生した岩が多くなりペースが落ちる。
道標 第3クワットを潜る エゾアジサイ 岩の上を歩く
 急な斜面で一息入れると、独特な形をしたシリパ岬(山)と真っ白な余市市街の一部、その右には赤井川村の大黒山が望まれた。山頂が近づくと背丈の低い笹藪とはい松になり、急に展望が開けてくる。見え隠れしていた鏡沼も遮るものが無いので、まるで阿寒のオンネトーの様に真っ青に見えてくる。羊蹄山は間近に見えるが頭は雲の中にあった。
シリパ岬(↑大) 山頂直下 山頂直下から鏡沼(↑大) 羊蹄山(↑大)
 岩場に変わると山頂は近いが、南峰の方が山頂に見えてしまう。クロマメの木は紅葉してその中に黒い実を付けていた。山頂に飛び出すと、山頂にいた人達が一様にびっくりして、何処から来たのかと尋ねる。鏡沼から3時間位と言うと納得したのか、うなづいている人が多かった。
 登山者が多かったので、山頂では記念写真を写さずに、回りの景色を先に写す。イワオヌプリとワイスホルンの後には白い岩内市街と青い湾が覗いていた。
山頂へ クロマメの実 山頂 岩内湾
 紅葉した北斜面越しに雷電山方向を見ると、手前からイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、目国内岳、岩内岳、雷電山と一列に続いている様は圧巻だった。団体さんが南峰に行ったので、円いコンクリートの上に陣取り、オニギリとノンアルコールのビールを飲みながら、団体さんの帰りを待っていた。
 南峰は植生保護で、以前は閉鎖されていたが、今日は登れるようだった。南峰の奥には洞爺湖が見え、団体さんが狭い山頂を埋め尽くしていた。団体さんが引き返しだしたので、今度はわれわれが行く。南峰の山頂は真ん中に石が積まれていて、狭いがその分展望が良かった。
雷電山方向 避難小屋 洞爺湖と南峰 南峰
  展望は相変わらず最高で、360°見え、昆布岳の奥に噴火湾が広がり、その遠くに駒ヶ岳が見え隠れしていた。洞爺湖も本峰よりも間近に見える。本峰の右側には余市岳、無意根山、恵庭岳などが見えた。今まで、定山渓天狗岳だと思っていた山は恵庭岳だった。定山渓天狗岳は標高が低いので、見えるはずもないのだが、形が独特なのでついつい幻を見る。イワオヌプリも違った角度から見える。
昆布岳 洞爺湖 無意根山方向 イワオヌプリ
 本峰からは見えなかった白い山肌の五色温泉も南峰からは丸見えだった。本峰に戻り、測候所跡の裏側に陣取り直し、残していたカップヌードルを食べ、ココアを飲む。昼食を終え、羊蹄山に向って下りだすと、山頂にいた人達が何処へ下るのかと問い掛けてくる。相棒は鏡沼へ下ると言うと、一様に興味深そうに聞いていた。われわれが下り出すと、一斉に山頂から見ていた。山頂から見えなくなると、背中に刺さっていた視線から開放され、やれやれと思う。
 また、苔生した岩場を慎重に下るが、愛棒は足を捻ったようで膝が痛いと言う。エアーサロンパスを吹きかけ、バンテリンを塗り、サポーターをすると少し良くなったようだった。ヒラフの分岐からダウンヒルコースの道に出て見る。登山道はゲレンデの岩に赤いペンキで矢印があり、それを辿って見る。
五色温泉 下りだす 岩場を下る ダンウヒルAコース
 ゲレンデからまた登山道風になり、少し荒れた道を下ると、ヒラフ側の登山口に着いた。標識の下に「ニセコアンヌプリヒラフコース→」の標識があるところを見ると、ヒラフから登ってくる人もいるようだ。舗装道路の延長線の道を鏡沼方向に進むと、ヒラフ側に下る作業道が現れる。この下で盛んに工事をしていたので終わったら良い道になるに違いないと思う。
 花園第3クワットの山麓駅に近づくと、ご夫人がスキーコースの地図を見ていた。山頂で見かけたので、愛棒は鏡沼から藪漕ぎで来られたか聞いていた。話し終えると先にご婦人が舗装道路を下っていった。われわれもその後に続くが、GPSを見るとカーブの所で、登山道に大接近している所があり、登山道に出てみようかと藪を分けるが、藪が深くて止めた。
 下って行くと、ご婦人が戻って来た。不意を突かれた形で、愛棒が登り返すのかと聞いていたが、何で、登山口近くになり登り返すのか不思議だった。地図とGPSを見せて現在地を確認していただいたら良かったかと反省する。
ヒラフ側の登山口 ヒラフ分岐 ヒラフへ下る道
 鏡沼の登山口に着いて、鏡沼方向の道をもう一度見るが、右に行く道の方が道らしく見えるので、間違わないかと心配になる。この舗装道路は紅葉シーズンは綺麗だが、まだ早かったと残念がりながら、ワイスホルンを真正面に見ながら下って行く。途中で鏡沼も覗けるポイントもある。ゲートを交して駐車場に戻る。
沼へ下る道 ワイスホルンに向って 途中で鏡沼が 駐車場
 10月10日 <1996(H8)年 登り2:15 下り2:10>
 舗装道路から30分程度辿ると鏡沼に辿り着いた。沼の回りには木道が延びているので、音を立てながら木道を辿ると、フレップやイソツツジなどの高山植物が目に付いた。
 綺麗な沼を後にすると、10分くらいで舗装道路出てしまう。登山口は舗装道路沿いに鉄の階段があり、アンウプリへはここを登ることから始まる。登ってすぐアーチ状の太い木があり、良くこんな形で育ったものだと感心する。しばらく行くとスキーリフトの下に出て、20分程度行くと分岐になる。左は比羅夫スキー場から来るものと思われる。真っ直ぐ進むとリフトの上の方にでる。ここから岩場の多い道を進むと、背丈の低い笹藪とハイ松になり、展望が開けてくる。とくに頂上に雪を抱いた羊蹄山が間近に見えるようになる。比羅夫スキー場のリフトがかなり上まであり、それを越える高度になると頂上が近い。南峰へ登っている人も見えるようになる。比羅夫方向からの登山道も見えるが南峰の陰に消えてしまう。頂上が近くなると頂上の人が良く見えるようになる。キバナシャクナゲも顔を出してくる。
 頂上に上がると、人でごった返していた。 早速、鏡沼と記念写真を撮し、山頂標識の空く順番を待って記念写真を撮す。
鏡沼 アーチ状の木(↑大) 鏡沼と 山頂
 展望は最高で、羊蹄山から右に噴火湾、駒ヶ岳、昆布岳、狩場山、目国内岳、チセヌプリ、イワオヌプリ、日本海、ワイスホルン、雪を被った余市岳、無意根山、恵庭岳などが360度見えた。
 羊蹄山と記念写真を撮し、下山を開始する。舗装道路に出ると、紅葉が綺麗に見え、感動しながら駐車場に向かう。
羊蹄山と 舗装道路の紅葉 舗装道路の紅葉 舗装道路の紅葉(↑大)
コース 五色温泉 鏡沼 アンヌプリゴンドラ ゴンドラ→見返坂 ヒラフ温泉

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2006(H18)年9月23日
(土) 晴れ 登り3:13 下り2:56 南峰単独往復16
 7:20駐車場→7:42後600m→7:45橋→7:49後300m→7:54鏡沼8:06→藪漕ぎ→8:25鏡沼側登山口→8:59ヒラフ分岐→10:43頂上11:07→11:17南峰11:25→11:31山頂11:58→13:36ヒラフ分岐→13:50ヒラフ側登山口→13:51ヒラフ下山口→14:20鏡沼側登山口→14:54駐車場
 1996(H8)年10月10日(木) 晴れ、曇り 登り2:15  下り2:10)