アンヌプリ(1308.0m)南峰(1290m)    OK     
コース 五色温泉 鏡沼 アンヌプリゴンドラ ゴンドラ→見返坂 ヒラフ温泉

 ポイント
 リフトの保守道路とゲレンデを繋いでつくられていて、開削されてから新しいので、荒削りな道もある。登山道は展望が良く、終始羊蹄山を見ながら登って行ける。南峰への道は入口だけ藪に隠れている(H21.9.18現在)。
ヒラフサマーゴンドラコース

 アクセス(カーナビ入力:ホテルニセコアルペン0136-22-1105)
 倶知安町市街から蘭越ニセコ倶知安(道道343号)線に入り、ヒラフ温泉のグラン・ヒラフサマーゴンドラを目指す(サマーゴンドラはスキー場で言うゴンドラではないので、紛らわしいが良いネーミングだと思う)。
 ホテルニセコアルペンの前にある公設駐車場に車を停める。道を渡って、足湯や湧水の前を通り、ゴンドラ乗り場へ行く。ゴンドラの夏季運行は平成21年は6/20〜10/12、9:00〜16:00、往復大人1,000円とのことだった。乗る時に、うちわがもらえる。このうちわは次回、提示すると100円引きになる。
 国土地理院地図   GPSトラックは山の地図帳「2009.9.18」へ  周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 9月18日 <2009(H21)年 登り1:21 南峰経由下り1:34>
 足湯が湧水の前を通って、サマーゴンドラ(エース第2センターフォー)のゲートをくぐる。チケットを買うと、うちわをくれる。9時になり動き出し、早速乗り込む。ゴンドラからは羊蹄山が真正面に見える。下を覗くと、丸太で土留めをした登山道が延々と延びている。まるで神威尻山の様だと思い、往復1000円の有り難味が分かる。およそ15分で山頂駅に着くが乗り応えがある。山頂駅の前には、登山コースのリーフレットがあり1枚もらう。後続のご婦人も地図をもらっていたようだ。
湧水 Grand Hirafuのゲート 羊蹄山を見ながら 山頂駅を後に
 エース第3ペアリフトに向かって歩き出し、作業道を横切って、ゲレンデ(センターコース)沿いの道を登って行く。振り向けば羊蹄山が見えていた。ゲレンデの道も何時の間にか登山道の雰囲気が出て来る。
エース第3ペア 作業道を横切って 振り向けば羊蹄山 センターコースを
 センターコースの中にも登山道の標識が立っているが、この標識はシーズンオフには、当たり前ながら取り除かれる。最後にヒュッテ1000mが見えて来る。登り切ると、風見鶏を冠した「小助川翁の鐘」がある。ヒュッテの前では、冬の準備をしているのか数台のトラックが停まって、作業をしていた。作業の邪魔になるかなと思いながら一回だけ鐘を鳴らす。案の定、作業をしていた人たちが気付き、こんにちはとあいさつをしてくれた。次に、エース第4ペアリフトの下に延びる作業道を辿る。山頂方向は雲がかかって真っ白だった。
登山道の標識 ヒュッテ1000m 小助川翁の鐘 エース第4の下
 頭の上は青空が覗いているのだがと思いながら、太い笹が刈られた新しい登山道を辿って行く。大きな岩やダケカンバの幹を越えも出て来る。相変わらず、羊蹄山が見えている。
頭の上 登山道 ダケカンバを越えて 羊蹄山を
 キング第3トリプルの山頂駅が見えて来る。前回は道標がないのでここで諦めたのだが、この山頂駅を越えて、キング第4リフトへ行く道が延びていた。下り気味にキング第4への道を辿ると、羊蹄山が見えていた。キング第4リフトに着き、今度は方向を変えてキング第4リフトの下延びる登山道を登って行く。
キング第3トリプル キング第4へ 羊蹄山を キング第4の下
 キング第4リフトは真っ直ぐ南峰を目指しているので、見上げると南峰が晴れて来ていた。羊蹄山も見えている。キング第4リフトから、再び、エース第4ベアリフトへと、荒削りの登山道を辿る。裸地のところは足穴になっている。
南峰が晴れて 羊蹄山を エース第4ペアへ 足穴
 エース第4ベアリフトの下に着くと羊蹄山が見えていた。前回は、エース第4ベアリフトの下から取り付いたが急なのと笹が刈りっぱなしで滑るので、途中で止めてしまった。今回は、ようやくエース第4ベアリフトの山頂駅まで辿り着けた。再び、羊蹄山を見ながら辿ると、T字路になりアンヌプリゴンドラのコースに合流する。看板には「グラン・ヒラフ サマーゴンドラ方面 運行期間6/20〜10/12 ニセコアンヌプリゴンドラ6/20・21・27・28、7/4・5・11〜8/31、9/5・6・12〜10/12・17・18」と書かれていた。
羊蹄山を エース第4の山頂駅 羊蹄山を T字路
 分岐から下を見ると樺山と沼が見え、上を見ると紅葉が始まっていた。歩き難い岩場を歩き始めると、ナナカマドの実も真っ赤に色付いていた。
樺山と沼 紅葉の始まり 岩場を ナナカマドの実
 「山頂500m・アンヌプリゴンドラ800m」の標識も現れるが、相変わらずの岩場で歩き難い。それでも紅葉の中を登って行くので気分が良い。足元にはハイオトギリやヤマハハコの花も見られる。
山頂500m 紅葉の中を ハイオトギリ ヤマハハコ
 今度は「山頂300m・アンヌプリゴンドラ1000m」の標識が現れる。少し登って振り返ると南峰が見え、羊蹄山に雲がかかってきていた。山頂方向は青空の中に羊雲の様な雲が浮いていた。
山頂300m 南峰を振り返る 羊蹄山に雲が 山頂を見上げる
 道端の紅葉を見ながら登って行くと、五色温泉が見えて来る。青空と紅葉の下で山頂直下の道を辿って行くと、山頂に踊り出る。
紅葉を見ながら 五色温泉を 山頂直下 山頂へ
 昭和二年北大恵迪寮歌 蒼空高く翔らむと 蒼空高く翔(かけ)らむと 暫しやすらふ楡の蔭 力は胸に溢れつつ 翼つくろふ思かな 一九八八・九・二三」と「惜別の唄 君がさやけき目の色も ・・一九九八・一・二十三」の碑文が目に止まる。遭難者を偲んで置かれたのだろうか。振り返ると南峰の奥に昆布岳が、円い台座の奥には雲のかかった羊蹄山の裾野に南瘤が見えていた。
空高く翔らむと 惜別の唄 南峰と昆布岳 台座と南瘤
 山頂に着いて山頂標識の所で記念写真を撮そうとしたら、標識に、犬のリードが縛り付けられ、近づくと犬が吠えるので、隣りの三角点を撮して、避難小屋裏にある測候所跡の碑の所に行く。愛棒がヘビだと言うので、飛び上がったが、ヘビは動こうとしない。良く見るとハエがたかっていた。景色を見ていると、タバコの臭いがするので、何度か場所を変えるが、堪らず円い台座の方へ移動する。
山頂 三角点 測候所跡の碑 死んでいたヘビ
 五色温泉からの登山道が稜線に見えその奥にシャクナゲ岳、チセヌプリ、ニトヌプリ、イワオヌプリとニセコの代表的な山が連なっている。その奥には目国内岳、雷電山、岩内岳が見えていた。ワイスホルンは少し離れ青い海をバックにしている。
                     ←大
          五色温泉からの登山道  シャク・チセ・ニト イワオヌプリ   岩内湾   ワイスホルン
 北側には積丹の山々が連なり、海岸線に、独特の形をした余市の尻場山、双頭の大黒山、余市岳と見えていた。
                     ←大
       積丹の山々                       尻場山   大黒山              余市岳
 余市岳と無意根山の間にはギザギザの山頂を持つ定山渓天狗岳の頭が見えて、羊蹄山には雲がかかって来た。
 円い台座に座って、Alc0.00%の麦芽風味の炭酸飲料を飲んでいると、真狩小学校の登山遠足らしく、元気な女の子が一番乗りで登って来た。愛棒は女の子と話をしていたが、死んだヘビがいると見せに連れて行く。帰ってきてからも、円い台座に腰をかけて、暫く話をしていたが、友達が次から次へと到着して来るので、友達の所へ行ってしまう。
                     ←大
       余市岳 定天    無意根山                羊蹄山
 われわれも場所を明渡そうと立ち上がるが、山頂は大賑わいなので、羊蹄山をバックに記念写真を撮し下山の準備をしていると、われわれの直ぐ後から登ってこられたご婦人が、昨日登った羊蹄山より厳しかったと言い残し先に下山していった。登りでは着かず離れずでわれわれの後から登ってこられたので、登り慣れていると思った。
 帰りに南峰に寄ろうと思いながら下って行くと、男性が南峰に行けなかったと帰って来た。成る程、入口は以前の様に明瞭でなくなっていた。藪漕ぎが嫌いな愛棒を残し、笹とハイマツを掻き分けて道床を頼りに入って行くと、中はそんなに藪にはなっていなかった。ハイマツを掻き分け、キバナシャクナゲを踏まないように登って行くと、ピークはケルンを中心に丸く裸地になっていた。
羊蹄山 羊蹄山と 南峰へ 南峰のピーク
 南峰のピークは遮る物がないので、アンヌプリが少し邪魔だが360°丸見えになる。尻場山、大黒山、余市岳、無意根山と一望される。
                     ←大
              山頂     尻場山   大黒山                 余市岳         無意根
 羊蹄山からは少し雲が取れかかっていた。羊蹄山の南瘤の上にはホロホロ山と徳瞬瞥山と思われる山影を見る。
                     ←大
                   羊蹄山         ホロホロ・徳瞬瞥
 南側は鉤鼻のような昆布岳と蘭越の平野が広がっていた。
                     ←大
   昆布岳                  蘭越 
 西側は雷電山、シャクナゲ岳、チセヌプリ、ニトヌプリ、イワオヌプリと連なって見える。アンヌプリの山肌も紅葉の兆しがうかがえた。登るのを諦めた男性は、何度も振り返ってこちらを見ていた。山頂方向からはチビッコ達の歓声がが聞こえて来ていた。
                     ←大
雷電山 シャク・チセ・ニト・イワオヌプリ                                山頂  
 コルに下ると、チビッコ達の声が間近に迫って来ていた。南峰に登るのかなと思いながら下って行く。この登山道は開削されてから新しいので、木の根や岩が多く歩き難い。下山途中に洞爺湖も見えて来る。当然、羊蹄山も良く見える。振り返ると鏡沼も見えていた。
木の根が邪魔 洞爺湖が 羊蹄山を 鏡沼を
 再び、分岐からエース第4ペアリフトの山頂駅に向かって、荒削りな登山道を下って行く。ペンキを塗っている最中の駅舎を通過したりしながら下りて行き、ヒュッテ1000mに辿り着くと、丁度、昼時になっていた。早速、エース第3ペアリフトの上で、目の前に羊蹄山を見ながらオニギリを食べる。食べ終えて、山頂を振り返り、羊蹄山に向かって作業道を下る。
登山道を下る ヒュッテ1000m 山頂を振り返る 羊蹄山に向かって
 作業道は白樺コースなので、遮る物がなく羊蹄山に向かって下りて行ける。作業道を下り切るとエースヒルが見えて来る。エースヒルは夏の営業はしていないようだ。ゴンドラの山頂駅を見ると羊蹄山が真正面に見える。ゴンドラに乗っても羊蹄山が真正面に見えている。
羊蹄山に向かって エースヒル ゴンドラ山頂駅 羊蹄山に向かって
 下を見ると延々と丸太の土留めをした登山道が続いていた。引っ切り無しにゴンドラが行き交うが、101番のゴンドラだけスケルトンだった。このゴンドラはキタキツネに虫下し入りの食べ物をばら撒き、エキノコックスを退治するために無蓋になっているという。ゴンドラ山麓駅を振り返って登山は終る。
下の登山道 普通のゴンドラ 作業用ゴンドラ ゴンドラ山麓駅
 山麓駅の前にある、足湯に足を入れると、足から疲れが取れる。欲を言えば、もう少し温かければ申し分ないのですが。
コース 五色温泉 鏡沼 アンヌプリゴンドラ ゴンドラ→見返坂 ヒラフ温泉

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 二人の山行記録(ヒラフゴンドラコース) (遊びの時間含む)
 2009年9月18日(金) 晴れ 登り1:21 下り1:34(南峰経由)
 9:00ゴンドラ山麓駅→9:18ゴンドラ山頂駅→センターコース→9:37ヒュッテ1000m→9:38エース第4下→9:42登山道→9:52キング第3山頂駅→9:54キング第4下→10:03登山道→10:11エース第4下→10:15エース第4山頂駅→登山道→10:18分岐→10:39山頂11:0211:07南峰入口→11:11南峰山頂→11:15南峰入口→11:27分岐→11:30エース第4山頂駅→エース第4下→11:33登山道へ→11:40キング第4下→11:48登山道→11:50キング第3山頂駅→12:01エース第4下→12:06エース第3山頂駅昼食12:20→白樺コース→12:38ゴンドラ山頂駅→12:50ゴンドラ山麓駅