赤井川丸山(450.7m)
=赤井川カルデラの外輪山=

 ポイント
 丸山は名前の付いた山では、赤井川カルデラの南端に位置する。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
池田ルート

 アクセス
 余市赤井川線(道道36号)を赤井川市街に向かって北上し、池田川の手前で左折する。池田川を渡って直ぐの十字路の手前に路駐する(突き当たりの一つ手前)。
  国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2013.4.13」へ 周辺地図
 4月13日<2013(H25) 往復スノーシュー5.791km 登り1:56 下り1:48>
 道路傍からは丸山が間近に見えるが、直登するには障害物が多過ぎるので、丸山と415mのピークのコルを目指す。離農が進み、通常なら十字路となっている町道を天柱伝に山へと向かう。途中、池田川に架かる橋を渡るが、川は橋が無ければ渡れない位の川幅と水量だった。雪面には、セッケイムシが活発に這いずりまわっていた。
道路傍から 418m峰に真っ直ぐ 池田川 セッケイムシ
 川から一段高い所には、観光農園と思われる門がたっていた。蜘蛛が木から雪面に落ちてしまったのか、緩慢な動きで戸惑っているようにも見えた。道は無くなり、沢を渡った方が登りやすく感じられたので、スノーブリッジを探しながら辿って行く。沢の雪解けが進んでいて、川が姿を大きく現している所もある。沢には、ミズバショウの芽が頭を上げて来ていた。
蜘蛛 沢の雪解け ミズバショウの芽
 沢を渡ると雪原になり、次に、沢を渡るかまよったが、そのまま林に入って行く。辿っている所は沢と沢の間のようだった。振り返ると大黒山が見えていた。沢は意外と深く、渡るのには適当な所がないので、そのまま登って行く。時折、強い風が吹き、吹雪模様になってしまう。再び、振り返ると大黒山とふるとるが見えていた。
丸山 林に 大黒山 大黒と恵比寿
 大きく口の開けた沢が自然に無くなったので、コルへは行かず尾根を登ることにする。主稜線に登ると、遠くから見た感じよりも疎林でスキーの方が良かったかなと思う。山頂に到着すると、元服山と小登山が目の前に見えていた。
尾根を登る 主稜線を 山頂 元服山と小登山
 角度を変えると、銀山が見え、その後ろに真っ白なニセコ連峰の一部が見えていた。羊蹄山を探すが、この天気では無理だった。山頂で、風に背を向けて座りながら、昼食には早いので麦芽風味の炭酸飲料とココアを飲む。
 天気が優れないので、早々に山頂を後にする。帰りは、硬い雪面なので、足への衝撃が多く疲れるが、一気に平野まで下りてしまう。ユスリカが飛んでは、風に翻弄され雪面にしがみついていた。頭の上には、ピュルル・・ピュルル・・と鳴きながらトビが円を描いていた。
銀山 山頂 ユスリカ トビ(大×)
 雪原に出ると、外輪山の山々が一列にならんでいた。平らな、三角点:池田沢(549.6m)、三角の587m峰、612m峰、大黒山、恵比寿山(大黒山東峰)を見回す。
           ←大
池田沢    587m峰     612m峰           大黒山     恵比寿山
 雪原の出口からは、角度が変わって、恵比寿山、元服山、小登山、三角点:小登、大登山、三角点:北上沢が見えて来る。
                     ←大
恵比寿山                元服山 小登山  大登山   北上沢
 丸山の隣の402mのコブに岩塔を発見する。最後に、大黒山と恵比寿山を真正面に見ながら町道を下って行く。池田川を渡ると、赤煉瓦造りの家とサイロがあるが、サイロはヒビ割れしてきていた。
岩塔 大黒と恵比寿 サイロと山 レンガのサイロ
 

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 二人の山行記録
 2013(H25)年4月13日(土)
 曇り時々雪 往復スノーシュー5.791km 登り1:40 下り53
 8:30駐車場所→8:34橋→8:45門→8:53SB→9:55主稜線へ→10:10頂上10:31→11:07SB→11:14門→10:20橋→
11:24駐車場所